朱鷺 金山サイクリング(佐渡ロングライド前日)
土日は佐渡に行ってました。
ジェットフォイルで1時半に佐渡に到着して自転車を組み立てて
受付まで少し時間もあったので
トキの森公園に行きました。
トキの森公園での前に
佐渡能宗家である本間家所有の能舞台を見学しました。
佐渡には江戸から明治にかけて、200もの能舞台があったとのことです。
鼓童も佐渡が拠点ですね。
本間家所有の能舞台は、
床下に瓶を埋め込み音響効果を高めた本格的な造りなんだそうです。
解説してくれた若者は能の修行中で
翌日の佐渡ロングライドのなんと210kmにも出場するとのことでした。
参加者が多くて本番ではお会いできませんでしたが
完走したかな?
次にトキの森公園へ。
入場者はガラス越しの飼育ゲージで観察するので
肉眼で観察するにはちょっと遠いのですが、
双眼鏡で観察すると、
時たまオレンジがかったピンク色の羽を広げてくれました。
いまいるトキは中国から1999年に贈呈(こちらは貸し出しではないとのことです)された
「ヨウヨウ」「ヤンヤン」から繁殖、
いまでは約100羽まで増えて、
この秋には10羽ほど野生化の試みがされるそうです。
妙なことを考える人がいなければいいのですが・・・
気がつくと受付終了時間が迫ってきたので移動。
受付では
下記のようなデザインのTシャツをくれました。
トキの下の「しなしな」は佐渡のことばで、ゆっくり というような意味なんだそうです。
一瞬、え?と考えてしまいましたが意図はないでしょうね。
受付をしてから佐渡金山に向かいましたが
4時45分で入場はもう終わりとのことでした。
江戸幕府の重要な財源で
明治期に入るといち早く近代化が行われましたが
平成元年には採掘を終えたそうです。
世界遺産の登録を目指しています。
パンフレットでは明治の近代化に貢献した側面が紹介されています。
日本では金山や銀山の類の世界遺産申請がいくつか(たぶん2つ)ありますが
わが国の金・銀・銅山坑夫の苛烈な労働や短命を
見落としてはいけないと思います。
観光業を潤すだけではむなしいですね。
40kmほど走って旅館には6時過ぎにチェックイン。
ご飯食べて温泉入って同宿の人たちとひとしきり雑談をしたのち(相部屋なのです)
8時には眠くなったのでさっさと寝ました。
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