青森 能代ー鯵ヶ沢ー津軽半島(1日目の後編)
しじみラーメンを食べたあとはまたまた海沿いの道を竜飛岬に向かいます。
地図で見ると七つ滝の向こうの道路が多少くねくねとなっているのが気にはなっておりましたが、
まあたいしたことはないべとたかをくくっておりました。
竜飛岬は例の「津軽海峡冬景色」で有名な場所です。
今までカラオケ等(私はカラオケが好きではないので滅多に行きません。若いころに付き合いで行ったくらいです)で聞いたり自分で歌ったり(レパートリーが少ないもので)した津軽海峡冬景色。
歌っていた人たちの顔がいくつか蘇ってきて、
そのときの出来事なども歌とともに一緒に思い出して顔がほころびます。
それなりに試練もあった半生ですが、
まあ考えてみると上々の人生だったんじゃないか、などと感慨にふけりながら漕いでおりますと
目の前に九十九折の坂が見えてきます。
海沿いの道だからこれくらいはしかたない、と一気に上ろうとしますが10%ほどの坂が数キロ続きますので一気に。。。。というのは諦めて軽いギアでゆっくり登っていきますが、斜度15%なんてのも一瞬あらわれて消耗。
先ほどまでほころんでいた顔は今は引きつっているはずです。
さらに思い出してみますと、この道は以前(大学生のときに下調べしたことがあった)は地図にはなかった、つまり繋がっていなかったのだ・・・と思い至りました。(帰って調べてみると小泊~竜飛間は1984年に開通)
やっとこすっとこ見晴台に到着。
たぶんここがピークなんでしょう。
竜飛岬、まだ結構遠くにありますが、ここからはくだりです。
寒い・・・・
やっとお約束の竜飛岬に到着。
やっぱり大音響であの曲が(笑)
一緒に口ずさんでいる観光客もいます。
うるさいことはうるさいですが、有名な歌なので「宗谷岬」よりは許せます。
「階段国道」
時間があれば下りてみるところですが
先ほどのアップダウンで結構時間を食っていて4時近くになっています。
急がないと暗くなりますので階段国道を下るのは諦めました。
国道339号をまた海岸沿いに走って、今別で県道14号へ。
蟹田への近道です。
小国峠を越えて、蟹田に入ったころは6時になっていました。
暗くなったし、正直なところ200km以上走ってクタクタだったので
ここでご飯を食べて輪行で青森へ行こうかなと考えました.
駅で確認すると次の電車は7時半。
ちょっと遅いな・・・と思ってやはり青森まで走ることにしました。
とっぷり日が暮れた海岸線沿いの道は国道なのに真っ暗。
こりゃ、怖いからやっぱり輪行にしようと思いましたが
最初の2kmほどだけであとはほぼ集落で電灯もあったので
弱気の虫は引っ込み、一路青森へ。
青森の宿(東横イン)に到着したのは8時でした。
この日は255km走りました。
たぶん私の最高記録です。
« 青森 能代ー鯵ヶ沢ー津軽半島(1日目の前編) | トップページ | 青森2日目 青森ー大間(下北半島) »
「北東北(青森秋田)」カテゴリの記事
- 夏泊半島 12/4(2020.12.08)
- 津軽ツアー最終日 十和田 発荷峠 2019/10/22(2019.10.29)
- 津軽ツアー 岩木山の麓 2019/10/21(2019.10.28)
- 津軽ツアー 津軽峠 赤石渓流線 2019/10/20(2019.10.25)
- 津軽ツアー(サドルバッグ) 2019/10/19(2019.10.24)
コメント