阿武隈初ツーリング1(FCYCLEのオフ)
初日のアプローチは当初、常陸太田から山田川沿いに袋田の滝でも見て適当に・・と考えていましたが、特急列車の車窓から雨の影響はなさそうだと思いまして気が変わりいわき駅からにしました。風は強そうですが窓が開かないのでおろかにも実感できませんでした。駅に降りると風はあったものの15度くらいはあるようでかなり暖かいです。今回はヘロン号での初輪行です。泥除け等でロードより時間はかかりましたがこれは慣れるしかありません。
組み立て後、市内好間いわき市好間にある、作家吉野せいさんの居宅だった場所へ行きました
吉野せいさんの「洟をたらした神」は確か共通1次試験に出題されていたのを新聞で見て県立図書館で借りて読んだことがあります。はるか昔のことですが、70歳代で初めて文章を書いたとは信じられない、書いた散文がそのまま文学になっている、その完成度に吃驚したことを覚えています。
作品で書かれていた家の畑はいまは耕している様子はありませんし今は住宅地のようになっているのですが、もともとは開墾地。作品に書かれていた開墾の様子や家族の生活、愛憎模様が浮かんでくるようです。
近くの寺にお墓があるはずですがお墓は見つけられませんでした。まあそれはいいでしょう。
見学後、地形図で探した近道を・・・と思いましたが地形図が風で飛んでいってしまい、高速道路沿いの小道を走っているうちに橋のない川にぶつかるなどして迷子に。しかたないので幹線道路に戻っりまして、国道沿いを湯本へ・・風も強くてちょっとトホホな気分です。湯本からは、他の人の紀行を拝見したときの、田人、旅人なる地名が気になっていたこともあって、県道14号(御斎所街道)に入りました。県道を途中で左折して県道134号線へ。遠野、黒田、旅人など予想にたがわない阿武隈らしいいい感じの集落でした。旅人まで登り勾配の道を走り、国道289号へ。国道らしくない細道の峠(但し下のほうでトンネル工事をしていたので旧道となる運命のようです)を登りつめると、峠付近でようやく道路わきに雪が残っていました。峠付近の標高は750mくらいです
水呑場、朝日などを経て349号へ。
349号は阿武隈を縦断する国道ですがこの日の交通量はとても少なかったのです。
風が強く時間もややおしていたのでこの日はほとんど写真は撮っていません。
写真は時間的に日暮れには間に合いそう。。。ということで途中の集落で立ち止まって撮ったものです。
4時過ぎるとさすがに冷えてきました。
5時ちょっとすぎに湯岐温泉に到着しました。
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