南アルプスポタリング

29日はFCYCLEのオフで南アルプス　ポタリング（自転車でぶらつくという意味）に出かけました。
南アルプスの麓を山すそに沿って走る、という趣旨です。

計画では甲府→南アルプス市→武川→白州→小淵沢→大泉→韮崎→甲府となっていてちょっときついかな？？という感じでした。

スーパーあずさで8：28甲府到着
５名参加。初参加のかたが１名。事前のやりとりから50代の男性と言う印象でしたが大間違いでした(*^-^)皆さん、今回はツーリング車やミニベロばかりでロードの参加者はいませんでした。癒し系まっしぐらという感じですネ

甲府市内も車の往来の多い道路をできるだけ避けて裏道ばかりでやがて釜無川をわたり、南アルプス市、甲府盆地扇状地域の桃の果樹園をうねうねと通り抜けて、用水路沿いの道がまるでサイクリングロードのよう、車も少なくて気候もよくて快適です。

国道サイクリングではないので若干の迷走はあり、引き返そうと前走者がブレーキをかけたのに私がつっこんでしまい転倒、という一幕もありました。幸い、畑に突っ込んだため？大きなケガはありません。左腕の痛みも翌日には引きましたが、肋骨が痛い感じです。くしゃみをすると痛いのですが通常は痛くありません。最悪ひびでも入っているのかもしれませんがどうしようもないのでこのままです。まあせいぜい岩手に行くまで安静にしています。

南アルプスが見えてきました。私は南アルプスに登ったことはありません。高校のワンダーフォーゲル部での合宿は２回とも北アルプス。軟弱者ども、と先輩たちに言われ、南アルプスの急峻ぶりを散々聴かされた記憶があります。そのなかでも特に、丹沢のテント内で未成年は飲めないはずの飲料を手に熱く語ってくれた先輩は、残念ながら大学時に飯豊連峰で落石でなくなってしまったのですが、そんなことも思い出しながら、遥かなる南アルプスを左に見ながら走りました。

橋の上でちょっと小休止。きょうは正調サイクリングですね。

果樹園、田んぼ、用水路など集落の風景から、やがて山岳高原の新緑の道へ。

とにかく緑のなかを走る、気持ち良いサイクリングなのです。多少のアップダウンはありますが汗が滲む程度で本当にちょうどいい気候でした。

武川（むかわと読むらしいですね。ゴダイゴの影響でどうしてもタケカワと読んでしまいますが）の蕎麦屋へ。
桜並木なのですがもちろん散っています。でも新緑の桜並木もさわやかで好きです。

私は食していないのですが、そばの芽そば、だそうです。
（私は野菜かき揚げそばを食べました）
店の横を１台のロードが比較的そんびりと通り過ぎていきました。自転車、流行っていますが、みながこういった風景を楽しめるともっと裾野が広がる、というか、競い合ったり見栄を張りあったりばかり（競争や見栄はもちろん大事です）ではない、平和な普及？ができると思いますね。

南アルプスと八ヶ岳が同時に見れるポイントもあり、絶景でした。私の写真では上手に表現できないのですが、とにかく、きれいな景色が好きな人なら是非お連れしたい場所でした。もちろん１年中見れるわけではなくて新緑の早いうちの空気が澄んでいる時期が良いのでしょうが。。。

武川から白州を経て小淵沢へ向かい、ここで終点となりました。
私は左腕とあばらが痛かったので本音ではほっとしましたし、感動を味わうにはここで終わりにするのが良いとも思いました。
帰りは鈍行でしゃばりながら帰りました。楽しい１日をありがとうございました。