田代山林道
朝、2回ほど露天に入り、朝ごはんをたっぷり食べて出発準備。空は予報通り?すっかり晴れています。日光沢温泉の柴犬チャングとちょっと遊んでから出発。人懐こいめんこい犬です。名前の由来は聞きませんでした。クレヨンしんちゃんの韓国語か中国語(唱歌)に違いないなどと考えていましたが、たぶんそれらも違うのでしょう。あとでこの旅館の昭和38年ごろの写真をネットで見つけました。やはり山小屋だったようです。今は右に左に増築しているのですが、ひなびた雰囲気を残していて、秘湯と呼ぶにふさわしい温泉旅館です。そうそう、夕食も朝食も美味しかったので補足しておきます。個人的に山小屋の食事と言うのは食うに堪えないというイメージを持っていましたが今は昔の話のようですね。
上でリンクで紹介したwebで「主はイワナ取りの名人」とあります。夜なかじゅう朝早くまでひとりでしゃべり続けているご隠居さんの声が聞こえていましたが、もしかしたらもと主なのかもしれません。長生きというのは時にむごいものではあります。
登山客でにぎわう日光沢温泉旅館を出発。残念ながらメカトラで離脱するメンバーに見送られつつダートのくだりを川俣方面に向かいます。天気は良いのですが、陽射しはそう強くなく、さわやかな風が心地よいです。やがて一旦舗装路になり、川俣湖手前で馬坂林道に入りました。ダートのアップダウンを進みます
ところどころの橋で小休止して、写真を撮ったり、補給しながら。釣りびとがそこここにいました
私は宿で作ってもらったおにぎりをさっさと2つ食べてしまいました。あとは補給食があるので何とか大丈夫。
写真は新緑の写真ばかりですが、雨上がりのこのさわやかな空気を伝えられたらどんなにか良いでしょう。
ダートではサドルが緩んだりフロントバックがずれ落ちそうになったり、他のメンバーを見てもリアのバックがずれ落ちたり、舗装路のツーリングと違うことがよくわかり、今後の参考になりました。ひとりで林道に来ることはなく一緒でないとこういった癒し系林道も来れませんから、つくづく貴重な1日(2日)だったと思います。
さて、ツーリングは終わりではなく、これからです。いよいよ田代山林道のダートの始まりです。路面は私から見ると若干荒れているように思いますが、林道の入り口と峠と高度差が少なくて、全区間緩やかに上り下りを繰り返しながら峠に向かう感じです。
それにしても入り口と峠にゲートがあるのにバイクと時々すれ違ったり、追い越して行ったりします。どうやって入るのかな??
もう安が森林道までは行かないかなーという感じですね。ということで私も腰痛が出ないように振動を極力避けて進ませていただくことにしました
また、どこから入るのか歩いてくるのか、ふきなどの山菜をを採ってる人も結構いました
勝手に小休止を重ねながらまったり進みます。
やがて峠に到着。10分ほど休みます。のんびりしたいところですが、適当なところで下りないといけません。
またダートを下がります。福島県がわの傾斜は栃木側よりきついですが路面は比較的フラットです。今日は田代山の山開きということで時々舘岩村のバス?が下りてきます。田代山湿原も見ごろを迎えるそうです。
ここで下り切ったところで「湯の花温泉」があるのでそこで温泉に入ってバス輪行しようということになりました。すばらしいアイディアですね!
ということで湯の花温泉で輪行の手はずを整え、そばを食べる人は蕎麦を、温泉に入る人は温泉に、ビールで乾杯したい人はビールを、と充実したツーリングを裏付ける幸せな表情でめいめい楽しんでツーリングを終了したのでした。
15:49のバスで会津高原駅に向かい、区間快速で北千住へ。地下鉄を乗り継いで東京へ。あとは横須賀線で帰途につき、駅で自転車を組み立てて、11時に自宅へ。
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