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2009/07/27

青森ツーリング3日目(八甲田ー奥入瀬-十和田-二戸)

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(←奥入瀬です)

昨夜の霧が流れて風が窓を打つちょっとさびしい晩が明けると、さわやかな青空が広がっていました。

山の上の辺りは雲に隠れていますが緑も空に輝きを与えられていました。

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起きるとまたまた露天風呂へ。本来、お湯は透明なのですがエメラルドグリーンに輝いています

朝の風呂は5時からなのですが、5時前でも入れました(でも本当は5時からです(^-^;)

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外をちょっと散歩してから、出発の準備・・・今日は朝ごはんはおにぎり弁当をお願いしました。

正式には7時からですが天気がよければ早く出発したいからです。

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宿の紹介をしておくと・・・

八甲田温泉 遊仙青森市大字駒込字深沢766-2(田代平)TEL:0177-38-8288

八甲田山東側の田代平湿原にある一軒宿。山荘のようで一見みすぼらしい外観(失礼!)なのですがロビーも部屋ももちろん露天もいい雰囲気です。手入れも行き届いていますし内装もキレイです

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結局なんだかんだと出発は6時半くらいになりました。

今日はまた八甲田を一周する道路に戻って十和田湖に向かうのですが逆方向だと乙供と野辺地の中間あたりに出るようです。

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八甲田もアプローチがいろいろあって、十和田市(十和田市と十和田湖は離れています)から少なくとも2ルート、七戸から、青森から少なくとも3ルート、弘前、黒石からのルートなどなど。

幹線だけでもさまざまあるようです。

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田代平高原は八甲田の山々を右に見ながら気持ちよく走れます。 早朝で交通量もほとんどありませんでした。

この双子?の山。こころなしか優しい表情です

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雪中行軍の碑があちらこちらにありますね。おりしも北海道でも悲惨な遭難がありましたが、雪中行軍は真冬で道もない時代ですからその困難さは想像を絶します

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湿原では時折、道路わきに車が停まって登山や花の写真を撮る人たちが散見されました。天気が良いときは山も穏かな表情を見せてくれます。 やがて国道394号にぶつかり樹林帯に入ってアップダウンを経て谷地温泉分岐へここで花と温泉の八甲田にしばしの別れを告げます

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ここから国道103号に入り、蔦川沿いに奥入瀬へ。途中には蔦温泉なるなんだか雰囲気よさげな温泉もありますが、国道沿いだしルート沿いだし・・・・どうかな?

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蔦川にかかる蔦橋・・・だそうで・・さて、焼山地区の十和田湖温泉で右に曲がるべきところでしたが分岐を見落として3kmほどミスコース。戻りました。ハハ

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奥入瀬に到着。なんだかんだいってきれいなところですねー奥入瀬渓流は、焼山から十和田湖畔子ノ口(ねのくち)までの14km。渓流沿いにはいくつもの滝が点在し、「瀑布街道」とも。渓流沿いには車道とともに遊歩道が整備されています。ブナ、ミズナラ、カズラ・・・・遊歩道をてくてく歩いてみたいです

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じっくり散策したいところですが時間が押しているので、せいぜいゆっくり、緑の只中にいることを全身で感じながら走ることとします。。

狭い道(一応国道)ですが時折観光バスとすれ違います。中高年のツアーのようです。

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なんだか屋久島を連想するような植生・・・・・と思ったりもしますがここは北東北。

十和田湖まで200mほどの標高差があるようですがあまり感じません。

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十和田湖 子の口に到着。こちらはあまり観光客がいなくて遊覧船の船員?やタクシーの運転手がおしゃべりしていました。天気予報は芳しくなかったし、パックツアーは予定通りのところしか行かないし、しかたないですね。

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奥入瀬も十和田湖ではこんな大きな流れになっているのですね。 子ノ口を出発して4kmほど湖岸を走って宇樽部集落へ。

国道454号で新郷村、五戸方面へ。

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ウネウネと250mほど登ります。名のない峠に到着すると一瞬秋田県に入りますが数キロ下るとまたまた青森県に戻ります。

近くの十和利山は美しい三角錐の山容から、太古のピラミッドといわれているらしい。

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しかも・・・・・このあたり一帯を迷が平(マユガタイ)というのですがキリストの墓があるのだと。あるおばあさんが「エデンの園だ」と叫んだそうです。くそまじめに?研究している人もいるようです

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私は小休止して補給の研究にいそしむことにしました。

みそ餅です。ドライブインのおじさんにお茶もいただきました。

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研究拠点にふさわしい簡素なドライブインが3軒ほどあって、補給地点に乏しい北東北サイクリングでの貴重な立ち寄り場所です。お店にはちゃんとお客さんとを接待する店員もいます(当たり前というなかれ)

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研究活動にいつまでもいそしみたいところですが、そろそろ戻らないと・・・・ということで県道を田子方面に向かいます。こんな感じの狭い道ですが立派な県道です。地図で見てなんとなく感じがよさそうーと思ってルートに選んだのです

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しばらく背の低い草木、樹林地帯を流すと、牧場地帯に入ります。 牛たちは興味深げに?こちらをじっと見ているものもいればそ知らぬ顔をしているものもいます。皆さん、広い草原で思い思いに過ごしていますね。

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基本的に下り勾配で楽チンです。 いつも思うのですが、牛は自分の運命ってわかっているのだろうか・・・

今日の午後もたぶん地場の牛肉を食べる私です。

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農業や林業に携わる車に混じって、ドライブの車も結構ありました(といっても気になるほどではない)

気持ちはわかります。なにしろ気持ちいい道ですから。

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小国牧場、八森高原牧場などを過ぎ、 田子を眺められる展望ポイントを過ぎると山の側面に沿って下っていきます。きのうおとといの天気で枝や葉が多く落ちているので気をつけて下ります

やがて、家がぽつりぽつり。久しぶりに集落です。田子はにんにく日本一とのことです

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でも、美しい田んぼや、たばこ?の畑が目だちますね。青空に映えて美しい農村風景に何度も立ち止まって脚をついて眺めいりました。

田子の集落に入ると道も広々としています。

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恥ずかしいことににんにくやにんにくの芽はわかるものの、にんにくの木?草?がどういうものかわかりません。にらのようなものかと想像していたのですが・・・この時期の稲でさえ私にはにらに見えたりします。困ったものです

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で、なんだかよくわからないままにきれいだなあと写しています。

この道を選んだのはやはり正解でした。

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田子の集落の中心部に入るとやがて国道104(秋田街道 しらはぎライン)にぶつかります。 あとは道ナリに三戸に向かうだけです。三戸の中心部が意外に広いのと三戸の駅が三戸町ではなくて南部町にあるのに戸惑ったりしましたが、ようやく到着です。山から下りてくるととても暑いことに気づきました

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青い森鉄道13:30発で好摩に向かいました。 好摩の駅は工事中で仮駅舎が遠いところにあって輪行自転車を運ぶのがやや難儀でしたがいつものように駅で預かってもらい家に行きました。華(柴犬 6歳になったばかり)を預けています。 こうして今回の旅は終わろうとしています。

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