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2009/07/22

青森ツーリング1日目(下北半島)

Imgp3752 3連休は青森へ出かけました

3連休初日は野辺地手前の乙供(おつとも)を出発点にしようと鎌倉から乙供まで乗車券を買って八戸で前泊しました。八戸ではやてを降りると寒い・・・17度ほどのようです。11時過ぎだったので予約していた東横インに投宿してさっさと寝ました。

Imgp3743 翌日は予報どおりあいにくの空模様。八戸では降ってなかったので予定通り東北本線の乙供で降りようと思いましたが、乙供駅だけがなぜか雨粒がはっきりわかる雨。2つ先の野辺地で降りました。大湊線の連絡がよければ大湊まで行ってしまおうかとちらと思いましたが、野辺地では降ってなかったのと大湊線が1時間先だというのでここから出発することにしました。

Imgp3744 しばらく海沿いの国道279を。海沿いは風が強く、交通量も(神奈川や国道4号ほどではないにせよ)やや多めでトラック走行の轍も段差があってやや注意が必要です。有戸駅を過ぎてから地方道をむつ小川原石油備蓄基地方面へ。石油備蓄基地といっても途中の集落は普通の集落です。

Imgp3745 その普通の集落を「整理」して、こうした石油備蓄基地や関連する企業を誘致していったわけです。いま当時の集落の面影を探すのは難しく、ただただ、このだだっ広い基地やら企業用地やらに変貌したこの土地で、かつて開拓して農地を作って生活していた人々がいたことを想像するばかりです。

Imgp3746 基地のあたりは霧に覆われていて全景はよくわかりません。パラパラと雨も降ってきました。あきらめて石油基地横の地方道を二又で左に進路をとってまた陸奥湾へ向かいます。牧場やら農地やらの風景を過ぎるとやがて海が見えてきました。

Imgp3747 吹越(ふっこし)で右に曲がり国道に沿った農道を行きます。もちろん国道を避けるためですね。途中、むつ横浜の道の駅で休憩して菜の花コロッケではなくほたてコロッケを食べました。菜の花にちなんだ食べ物やらお土産がたくさんありました。

Imgp3748 しばらく国道279をがまんして走り(トラックが結構いました。でもちゃんとよけてくれます)、近川で右に曲がり冷水峠(標高250mくらい)を越えて太平洋に向かいます。峠で東通村に入ると霧が濃くなってきてサングラスが水滴で見づらくなってしまいます。

Imgp3749 国道338を尻屋崎方面へ。今度の国道は交通量があまりありません。写真の地点は霧が晴れてましたがあとは濃霧だったので途中では写真は撮りませんでした。国道から尻屋崎への分岐を右へ。右側に沼がいくつかあるはずですがやっぱり霧で見えません。

Imgp3750 野牛浜でt字路にぶつかり右へ。 尻屋崎途中の岩屋という集落で食事できる店が3軒ほどありそのうちの「まつだい」という店でウニ入り海鮮ラーメンを食べました。量も適量で美味しかった!ほかに海峡食堂という店がお客さんが多かったようでした。岩屋には旅館もありました。

Imgp3751 尻屋崎までもう少し。岩屋では霧雨はそれほどなかったのですが、尻屋崎に向かうにつれて霧雨が濃くなり、風が強くなってきました。どうも年中霧の多いところみたいです。霧が吹いてくる、という表現がぴったりのお天気です。

Imgp3753 尻屋崎は本州最北東端の地。
灯台は明治9年に英国人により起工された東北で最も古い洋式灯台だそうです。灯台周辺は広々とした草原台地となっていて、牛や馬が放牧され厳冬の寒さの中に立つ「寒立馬」が知られています。

Imgp3754 寒立馬は野生馬ではなく、放牧馬なので人に馴れてはいます。でもタイヤに口を近づけたりされるのはちょっといやですね。かみかみされてパンクでもしたら困りますから。でも、仔馬がはねている様子などとってもかわいいです

Imgp3759
しばらく馬を眺めたり、なでたりしていましたが、もう2時近いので先を急ぐことにしました。予報では夕方は雨脚が強くなるということでしたし。でも灯台はいかないと。

灯台、Imgp3756_2 あまり見えませんでしたが(*´v゚*)ゞ

来た道を引き返してむつ市へ向かいます。だんだん本降りになってきたような・・・・むつ市に入ると本降りになってきました。道路標示の温度は14度ほどです。朝より寒いです。

Imgp3758 むつの町に入るとバス輪行しようかな・・・という気持ちが芽生えてきました。4時45分発の脇野沢行きがあるのは調査済みです。あと1時間あります。宿泊予定の脇野沢YHに電話してみるとペアレントさんが「こちらでも降ってきましたね・・・でもそこ(むつ)からここ(脇野沢)まではフラットだし風も収まっているし」とのことで、がまんして40km淡々と走ることに。雨は本降りのままでしたが風はなくアップダウンも少ないので確かに走れないことはありませんね。海沿いの国道338号もむつ市街を抜けると交通量は少ないですし。まあ、朝から雨なら走らないと思いますが・・・・途中、川内で弁当を買って食べて、脇野沢には6時半に到着。宿泊のみなさんは夕食を食べているところでした。連休ですが宿泊は私を入れて7名(夫婦2組 単独男性3人)といったところでこじんまりとしていました。YHに泊まったのはたぶん大学以来です(とほ宿には20代の時分にも泊まっていますが)。いまはすっかりエルダーホステルなんだそうです。青春18切符のようなものですね。酒も飲めるとのことでしたが疲れていたので缶ビール1本だけにしておきました。ペアレントさんは最近自転車熱が高まっているのでサイクリストも楽しく宿泊できますよ。宿泊者が少ないので部屋は独占(YHは原則相部屋)。テレビもないので歓談したりくつろいだり思い思いにゆったりとした時間を楽しめます。ロッジのようなつくりで、屋根を打つ雨音を聞きながら眠りました。

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コメント

こんにちは
馬かわいいですね^^
結構気温が低めですが、お気をつけて〜

はい、急いてなければゆっくり馬の相手でもしたかったです。しかし平地でもかなり寒かったです。防寒雨具は大事ですね

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