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2009/09/29

道東ツーリング2009/09/20(厚岸-霧多布-納沙布岬-根室花咲)

Imgp4087 2日目は厚岸-霧多布-納沙布岬-根室花咲です。

厚岸愛冠ユースホステルでは朝食は5時半には食べられるとのことだったので、5時前には起床、相部屋の皆さんが寝ているところをゴソゴソしつつ5時半には出発準備完了(←10名ほど寝れそうな大部屋でそれほど気遣うこともありませんでしたが)。朝食をいただきました。自転車は機具などを置く軒下が駐輪場になっているようで置かせてもらいましたが、強風付きの雨でもなければ濡れることはありません。6時出発。

Imgp4050 きのうも大ぶりのカキをいただきましたが、ウチの近くに地元の魚や野菜のほか、北海道の海の幸も空輸して調理するお店があって、最近は予約をしてもなかなか入れないほど人気なのですが、先日行ったときにご主人から「こんぶもり」に寄るといいよ、と言われていました。(ご主人はもともと北海道で長いこと料理人&切り盛りをなさっていて、札幌五輪でも選ばれて料理人をしていたほどのプロです)私は場所を勘違いして根室寄りの「昆布盛」のことかと思っていたのですが、「昆布森」で釧路寄りなのでした。今回は昆布森には寄れず。次回の宿題です。できたら土曜市なんぞ行ってみたいけれど。

Imgp4052 さてさて、厚岸の町並みを抜けてカキ直売所(まだやっていませんでした)を通過すると人家が途絶えて海沿いではありますがアップダウンになります。霧多布を過ぎるまでは道道123号線となります。こういった木々のなかでは感じませんが、太平洋上の台風の影響で今日は風が強そうです。

Imgp4055 波は。。この写真では距離感のせいで大したことはなさそうに見えますが、2-3mほどあるようです。吹きさらしの地点に出ると横風やら向かい風やらに苦しむことになります。いつもは森は見通しがなくて退屈に思うこともあるのですが、今日は森の中のアップダウンになるとほっとする有様です

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涙岩も風が強くてなんだか停まる気にならず通過、漁港(火散布)に降りて、右に港、左に火散布沼を眺めつつ、またアップダウン。朝から天気は良いのですが、一部怪しげな雲が出ています。ちょっと降られるかもしれません。

Imgp4064 琵琶瀬の展望台で一休み。ラムサール条約登録湿地である霧多布湿原南の高台にあり、360度の視界が楽しめます。広大な霧多布湿原を琵琶瀬川が蛇行、振り返ると馬が放牧された草原、その向こうに荒涼な太平洋が広がる、心洗われるパラノマです。このときは知らなかったのですが、霧多布湿原の面積は3,168haで、釧路湿原、サロベツ原野に次いで国内3番目の広さだそうです。花の湿原とも呼ばれて釧路湿原より花の種類が多いようですが、ワタスゲ、エゾカンゾウなど、花の盛りはやはり6月から7月になるそうです

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琵琶瀬展望台からのすばらしい風景は実は事前にはノーチェックだったので、とてもうれしい発見となりました。発見といってもこの道沿いに走れば誰でも発見できますが(笑)さて、霧多布の町まで降りて、ちょっと迷いましたが町から7kmほどの霧多布岬まで行ってみることにしました。

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特に突端まで行ってもたぶん灯台があるだけで、それ以上深入りするわけでもない、通りかかっただけの旅の者にはどうということがなかったりするのですが、とりあえず行ってみないと気がすまないので進むことに。やがて灯台到着。

Imgp4067 行き帰りに放牧の馬や馬越しの太平洋を眺めながらもとの道に復帰、霧多布湿原を北上します。と・・・雨が降ってきました。それほど強くはありませんが雨具を着ようかどうか迷いくらいは降っています。霧多布湿原が途切れるあたりで道道123号は海沿いから離れて浜中駅、国道44号線に向かい、海沿いの道は道道142号線(北太平洋シーサイドライン)になるのですが、その分岐のあたりに小さい商店があったので、薄暗い店内に入ると誰もいません。その昔北海道ツーリングでこういった店内で賞味期限をはるかに過ぎた(当時未確認)と見られるキャラメルを食べて夜中、嘔吐したことがありました。もちろん今はそんな時代でなく、奥からのっそり現れたおばさん(といっても私と同じ年回りかもしれない)が、賞味期限をチェックしている私を見て、「上のほうに書いてありますよ」と言ってくれましたが・・・

Imgp4075 町中で補給をすますのが大原則。霧多布でコンビニに寄るのを忘れていましたが、小さいお店があってよかったです。どこでもコンビニで補給では味気ないですが、小さい自営のお店自体が少なくなっている現状では、いたしかたありません。幸い、さきほどのお店でおはぎを購入したので根室までは持ちそうです。

Imgp4077 昼食と言えばきのうは標茶のスーパーでザンギ(鳥のから揚げ)を買って済ませましたし、今日はおはぎ、とやや味気ないですが、お店に入って食べるのもなんだか時間がもったいない気がして、こんな感じです。ザンギは北海道独自の呼び方だそうで、語源については引揚者が持ち込んだ味である等、諸説あるようです。もし中国語起源なら炸zha鶏jiかな?

Imgp4078 そんなこんなで北太平洋シーサイドラインに入ると雨はやんで晴れてきました(というかもともと晴れていたので一時雨でした)。幌戸沼のような湿地と集落、森の中のアップダウンを繰り返します。単調でないので飽きません。

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Imgp4081 この小学校は廃校?と一瞬思いましたがこんな新しい立派な校舎で廃校なわけはないですね。雄大な太平洋を見ながら勉強できるのですね。風はさきほどより強くなって波も増してきているようです。

Imgp4082 馬が寝転んでいる風景もよく見ます。何を考えているのだろう?2人(2匹)で何を話しているのだろう??晴れているので海や空の青と、草原の緑の対照がとっても美しいです。しばらく海沿いを走ってから初田牛に向かって北上していくのですがその前に恵茶人あたりの原野ぽいところで一休みしました。

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Imgp4085 なんだか一休みばかりですが(笑)いまのところ時間通りなので大丈夫でしょう。これも6時に出発できたからですね。でも日没が早いので気をつけないと・・

Imgp4086 海から離れて5kmほど北上するといきなり初田牛駅が現れます。最近、秘境駅としてひそかに人気なのだとか。車が1台停まっていました。若い人が戻ってきて、なんだかうれしそうです。標津線跡も見てきたそうです。(聞きませんでしたが)上武佐駅跡でも行ったのでしょうか?昔の映画なんて観てないかもしれませんね。

Imgp4088 確かに何もない駅、やや離れた場所に牧場が1軒みられるくらいです。ですが、もともと何もないところに駅ができるわけもありません。農家はもっと多かったことでしょう。そこに立って周囲を見渡せば、人がいなくなったために荒れたのだということが、なんとなくわかるはずです。

Imgp4089 駅は写真のように無人駅でさびしい感じであることは否めませんが、道路はこんな感じで立派です。別当賀までは花咲線沿いに走るのでときたま列車の音が聞こえました。花輪線より本数が多いようですね。やがて別当賀から落石へ向かいますが、風が強くなってきました。

Imgp4093 やがて落石の駅のあたりに到着。岬方面に行くかどうか迷いましたがせっかくなのでやっぱり突端に行ってみよう。民宿「カジカの宿」を通り過ぎて岬ふもとの集落へ。砂利道を上がると、ああ、なんだか確かに駆け落ちにぴったりの場所かも・・・と某ドラマを連想しました。

Imgp4092 でも診療所っていっても患者いるのかねー、商圏を納沙布岬まで広げれば何とかなるのかな?と客数と診療報酬、薬価差益などはどうか、人件費は駆け落ちだから計上するだけで実際は要らないとして、とくだらぬことを考えつつ、岬への道は・・残念ながら通行止め。いけないことはなさそうですが、そこまでしなくても。。。ということで写真だけ撮って戻ります。

Imgp4091 しかし落石からは完全に向かい風となりました。海岸線ですがきついこときついこと。昆布盛、西和田まで風景は美しいのですが写真を撮る余裕は消え、10km程度だと思いますが1時間近くかかってしまいました。ぐるり納沙布岬、くじけそうです。このまま花咲へ・・・と誘惑が襲いましたがとりあえず西和田で2時15分。あまりにも半端です。行っちゃいましょう。意を決して根室市内へ。当初の計画では時計回り(北側から)のつもりでしたが、北からの風が強そうなので妥協、反時計回り(南側から)にしました。根室半島全体が平坦ではないはず、往路は風の影響を受けにくく、復路の後半は追い風になるかも。。と思ったからです。南側は集落が多く、岬への交通量も連休とあってか多めでした。次々と集落を通過して4時前に岬到着

Imgp4095 強風や大勢の観光客でなんだかゆっくり北方領土を眺めたり本土最東端に来たなどと感慨をひとしおにする気分にもなれず、お手洗いとコーヒーで早々に岬をあとにしようかとまたがろうとしましたが、女性が話しかけたそうだったので、一言二言・・・と思ってたらやや長くなり、20分ごろ出発しました。オホーツク沿いは一転して集落がなく、牧草地と低木の森が交互に現れる、夕方ということもあってちょっとさびしい道です。天気が良いお昼なら雰囲気のいい道ということになるのでしょうが・・・

Imgp4096 牧草地の遠くに見えるのはもしかしてクマ?と思いましたが、牛でしょうね・・風は予想通りあまり強くは感じず、1時間程度で根室市内に入りました。花咲では某さんに推薦いただいた民宿一福で宿泊です。花咲港に入ると暗くなったので、歩いている人に民宿のありかを尋ねて到着。おかみさんは自分のことをかあさんと呼ぶ、元気で楽しい人です。自転車は納屋に入れてくれました。

Imgp4098 夕食、話に聞いていたとおり豪華です。かに一匹、秋鮭、いくら、などなど。ご飯2杯とビール1本。大満足です。今日はお客さんも家族連れ2グループ、カップル1組、長期滞在1名&私といったところで、にぎやかでした。といっても「かあさん」の口が賑やかなのですが。裏の家もこのかあさんの土地だそうで、そこにはサーファーが数人泊まっていました。娘さんが札幌にいるそうで、これもまた北海道の家族の一典型なのでしょう。そして、またまた早くも眠くなってきたのでした。天地人を観ましたが睡魔にかなわず途中で寝たのでございました。

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