その前にブルベにも参加しました(8/29)
金曜日の夜、どうしても6時にならないと抜けられずに横須賀線に1本乗り遅れて、乗り換え案内で京急の横浜での接続が2分あることに賭けて「待ってろ京急」と念じてダッシュ。幸い、あろうことか京急が1分遅れてやってきたのでセーフでした。京急が遅れるなんてありえないことです(笑)きっと小さいときに何度も出来心(自殺したいんじゃないですよ、子供ですから)で線路に立ち入って京急を停めていたので、さすがの京急も私の念に恐れをなしたに違いありません(?)そうして無事机上の人になったのでした。
翌朝、集合場所は真駒内公園。トラベルバッグで送っておいた自転車のバーテープがほつれていたので、テープで適当に補修してから向かいました。大都会札幌ですが、朝方はさすがに交通量が少なめです。外出する前に仕事で気がかりなことが突発して、寝るときに考えてもしかたないのについつい対策などを考えているうちにあまり眠れず(結局、月曜日に杞憂と判明)、寝ぼけ眼で走ります。
ブルベの掲示板に、アクセスとして琴平川のサイクリングロード自走が推薦されていたので適当に川沿いを走ります。サイクリングロードを走ると行き過ぎそうな気がしたので真駒内の看板を頼りに一般道を行きました。到着するとすでにブリーフィングが始まっていまして、すぐにスタート準備です。
スタートから支笏湖までは登り勾配の国道です。どうも脚が重いです。もともと肥脚(不要な肉がついている脚)なのに最近の走りこみ不足がたたっているようで、ゆるやかな勾配なのに脚が回りません。例えばヤビツ峠あたりだと最後の水場のあたりで足着いちゃいそうなそんな調子です。初夏、赤城山にいったときのような眠気も襲ってきました。何とか遅れながらも湖まで。しかし制限時間をやや過ぎていたようでかなりのブレーキでした。
当初は19時前には帰れるかなと目算していたのですが、どうも今日の調子では厳しそうです。どうも集中力も欠いています。だめなときはだめなので、「ゴールが19時45分以降になる可能性が生じた場合は途中で撤退」と方針を決めました。確か帯広行きが8時50分が最終で、トラベルバッグなどをホテルに預けてあるからです。白老か伊達紋別なら列車も本数があり何とかなるはず。とりあえず行けるところまで行こう。
支笏湖沿いを流してから「モラップ」で左折。森の中を走る林道のような道道141号を樽前山入り口へ。ここまでの道は私の好みです。樽前山入り口から苫小牧までは写真のように道幅が広くなりましてだーっと下ります。海に出るとまたまた眠気を催す一本道です。トラックの乱気流がやや怖いですが、自転車の走るスペースはあるのでちょっとだけうつらうつらしていました。危ないですね。
白老の「ななかまど」という店で白老バーガーを食べました。420円でちょいと高いのですが、これも記念ですから頂きました。肉もうまかったですがトマトがジューシーでおいしかったです!店員が今日は暑くて大変でしょう?と話しかけてきました。そういわれれば白老の街中は照りつけているようでした。鎌倉から来た私にはさほどではありませんが、調子を合わせておきました。ただ、日焼けすると疲れるので、日焼け止めはつけておきました。でもその後の大滝村に向かう登りは寒かったけど・・・・
12時出発。白老を抜けて森野へ向かう途中で鳩山由紀夫氏の選挙カーが走っていました。時折聞こえる声を聞く限り本人のようです。本人なら助手席にいたと思いますが、よく見えませんでした(^-^;後から聞いた話だと夜に池袋に行ったとのこと。飛行機使えば時間は十分ですね。あ、ちなみに私は不在者投票ですませていますので。
さて白滝峠へ淡々と登ります。道は快適で、勾配も緩やかです。ペースは相変わらず上がりませんが。遠くの山々の頂、標高は低いのに低木が多いようでやはり植生が本州とは異なりますね。時たま、細い筋の滝が見えてひんやりとします。標高1000mにも達しないのですが、麓の暑さとうあって変わって冷え込んできます。昼下がりの暑さがないのでしょう。
山々を眺めながらひとりブルペットです。時たま抜かれるのでまだ遅れている人がいるようですが、私自身のタイムリミットは迫っていました。第3ポイントのコンビニで2時半ならその時点で撤退です。登っているうちにいつの間にか1時半近くなっていたので厳しいようです。いくつかの覆道をくぐり、いつの間にか峠ピークを越えていました
峠での眺望を楽しみにしていましたがいつの間にか下りになってました。残念。そのまま快適な道道86号を下って。国道453号にぶつかり左折。4kmほど先のコンビニで補給をすると(コンビニのレシートで時間チェックを代替)2時半過ぎていましたので、少し休んでから主宰者に電話して離脱しました。完走しにきたのにできないのは残念ですが、完走はまた今度。
てれんこてれんこしてたら15時になる。いけない。伊達紋別へ行かなければ。こちらも35kmほどあるようですがほぼ平坦だし海に出るのだから下り基調のはず。事前の調査不足で支笏湖までの高低が読めなかったのでリスクは避けて伊達紋別へ一路走りました。途中、北湯沢とかばんけいとか温泉地があるのをチェックして(ばんけいの奥になんだかよさげな温泉旅館がありそうな・・)、今度はオロフレ峠に行きたいな。。などと考えつつ
壮瞥町は「北の湖」の出身地で、立派な北の湖記念館がありました。今度は見学したいです。そういえば目と鼻の先に洞爺湖があるはずですが、今回は眺めることはできません。昭和新山も位置関係がわからないままに通り過ぎ・・・・・とあれやこれや宿題だらけのまま、国道37号へ。最初長和駅に迷い込みましたが特急が止まらないのでやはり伊達紋別へ。4時20分前に到着。走った充足感とけだるさに包まれつつ、17:19の北斗で札幌へ向かいました。
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としさん、こんばんわ。
十勝センチュリーの前に山岳ブルベを走っていたのですね。私が出た羊蹄山麓センチュリーにも同じ山岳ブルベを走っている人に会いました。山岳ブルベはかなりきつかったと言っていました。掛け持ちでやるとは敬服します。
投稿: カワガラス | 2009/09/01 21:48
カワガラスさん、こんにちは。
いえーブルベのほうはリタイアですので。
せっかく遠いところからなので目一杯走ろうと思いました。
9月下旬にも道東に行きますが、こちらは道草ツーリングです
投稿: とし@鎌倉 | 2009/09/02 15:41