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2009/10/13

センチュリーラン紋別 (2009/10/11)

11日、センチュリーラン紋別(ハーフ)に出てきました。辛かった・・・・・
前日。夕方から雨が降り続き、当日朝も本降り・・・・&寒い。滝上の朝で2度ほどでした。
宿(末広旅館)のかたが紋別まで送ってくださるとのこと、ありがたくありがたく車に乗せていただきました。
集合場所の大山スキー場で車を降りると。。。風が・・滝上の町中では感じませんでしたが、強烈な、後から聞いた話ですと平均風速12m/sの向かい風がスタート後の参加者を待っていました。
ハーフ(88km)とクオータ(40km)があり、エントリーは後から参加者名簿を見ると70名ほどでしたが、実際に出走したのはおそらく20名を越えたくらいでした。当初は写真でも撮りながら3時間40分程度で走れれば。。。と思ってたのですが、この天候を前にして思うことは出ようかどうしようか、ということでした。
でもまあ、せっかく来たのだから足切りにあうまで走ろうと思い、向かい風と寒さのなかスタート。
足がすぐ寒くなってきたのでスタート後数キロ地点にある最初で最後の補給所(コンビニ)で買い物ビニール袋を調達して靴下に巻き、レインウエアやバンダナ等で顔や頭を補強してから再度出発。早くも最後尾に。失敗だったのは雨具の下がなくて冷え冷えしてしまったことですが、ツーリングを兼ねていて、荷物は最小限だったのでやむなし(でも持って来ればよかったー)。
R238(紋別バイパス)から道道で滝上方面へ。ヘルメットにバチバチバチっと石?と思ったらみぞれです。上渚滑町上東で左折して道道上藻別・上渚滑線のアップダウンに入ります。天気が良ければすばらしいパノラマの広がる道でしょうが、今日は辛いだけ。寒くてあごが動きませんし、シフトチェンジもままならない感じです。時たま雨が小降りになるときがあってやすらぎを感じるくらいです。
やがて道道紋別・丸瀬布線を右へ。上藻別です。上藻別駅逓所をちょっと観たかったのですが、後ろにサポートカーの圧力を感じて諦めます。どうやら最後尾についているようで、回収をかねているようです。足きりしたいならどうぞどうぞ命令ですから喜んで従いますよ、と思ってましたが、サポートカーはつかず離れずついてくるだけでした^^
やがて鴻之舞金山跡へ。戦前の最盛期には1万数千人が暮らしていたというこのあたりには今は人家はなく、煙突、発電所跡、学校の側壁跡などレンガ構造物が藪や林の中に残っているのみです。2次林なのかどうか私にはわかりませんが比較的若い木の黄葉が一面ひたすら鮮やかでした。住んでいた人の一定数は紋別に移住したらしく、かつて町のだったことを示す看板が移住者によって残され、広い町だったことがわかります。
しかし私の胸に去来したものはスタート地点から一番遠いところに来てしまったのであとは走って戻るしかないのだという諦観だけでした。
上鴻之舞駐車帯を折り返し、帰りは黄葉だけを見ながら元紋別へ。そこで右折の誘導が。忘れてました。ハーフは紋別の空港あたりまで遠回りするのでした。
ちょっとがっかりしたのか、腹が減ったのか、それまでより一段と足が回らなくなりました。市道はアップダウンになっていて、天気の良いツーリングなら癒しのコースだったはず・・・酪農農家をいくつか過ぎると紋別空港です。紋別空港あたりの強烈な向かい風ではおそらく5km/hくらいしか出てなかったでしょう。腹が減ったのですが、補給食をフロントバックから取り出すのも面倒でもう惰性だけで走っています。気の遠くなるような長い時間走ったような気がしましたが、実際はたった数キロでした。
そして国道に出て、どうにもこうにも速度が上がらない中、何とかゴールへ。
ビリッケツでスタッフ&札幌のKさんの皆さんの万雷の(笑)拍手で迎えられました。
結局4時間30分近くかかったようです。疲れました・・・寒いし・・晴れて調子がよければ興部、西興部、サクルー峠を走って滝上に戻ろうという甘い計画はもちろん雲散霧消。とにかく滝上までの40km近く、まっすぐ帰ろうと思っただけでした。
聞いた話だと低体温症で保護されたかたもいたとか。私も軽度のそれだったかもしれませんが、スタッフのかたにお菓子やバナナをいただき1時間ほど休憩すると回復して中に着ていたインナーも乾いてきた(実際は乾いていませんでしたが)のでやや小降りになった道を滝上まで戻りました。道の駅でサクルー原野のチーズを買って家に送りました。
翌日はやはり向かい風の上紋峠、岩尾内、愛別経由で旭川まで走って帰るのですがレポートはまた別途にします。
余談ですが滝上の宿(末広旅館)はアットホームでかつ食事も質量とも満足、部屋の手入れも行き届いていて、このあたりでツーリングをする方におすすめです。
参考URL(宿のURLではありません)
http://www.shokokai.or.jp/01/0156010124/index.htm

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コメント

あの寒い雨の中素晴らしい走りでした。よくがんばりましたね。私も紋別のハーフで寒い雨に打たれながら走ったことがありました。手の感覚は完全に麻痺し、ペダルから足が離れず交差点で何回も転びそうになった記憶が今でも鮮明に残っています。あまりの寒さに食料ものどを通らずとにかくゴールを目指したことがありました。
サポートカーにプレッシャーを感じていたことを深くお詫びをいたします。しかしそんな私の経験も有り、いつハンドルを切り損ねて参加者が倒れてしまうかとても心配でついついしっかり後を付いてしまいました。申し訳ありませんでした。
もし良ければ来年の参加をお待ちしております。

大変おつかれさまでした。初めてのセンチュリーラン紋別を死ぬおもいでゴールした一人です。

天気がよければ、集合場所まで自走していったのですが、あの天気では・・・。よく滝上まで自走する元気がありましたね(笑 すごいです。

また紋別参加がありましたら、帰りの興部までお付き合いしたいものです。

最後尾運転者さん。大会運営おつかれさまでした&ありがとうございました。
プレッシャー云々は軽口なのでお気になさらずにどうぞ^^クリートからの脱着はできていたので大きな事故はないと思ってはおりましたでも、近くの大会だったら私もDNSだったと思います。私より高年齢の方も多かったので頑張ってみようと思いました。寒さと雨風を走る経験も必要?なので、よい蓄積になると思います。また、(周辺サイクリングもするので)3連休などに大会があれば参加したいと思います。貴協会や紋別サイクリング熱の今後の発展をお祈りします

カラさん、コメントありがとうございます
道内のかたにも辛い気候だったようですね。よかった(笑)完走おめでとうございます&大変大変おつかれさまでした・・・
9月にツーリングで来た時は穏かでしたので、たった2週間程度でこんな・・・と改めて北海道の気候の厳しさを感じました。興部、西興部あたり、走りたかったので今回は残念でしたがまた次回は行きたいと思います。ツーリングでもこれからはちょくちょく行くつもりですので、どこかでご一緒できればうれしいです^^

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