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2009/11/30

高知ツーリング(四国カルストへ・・・自力じゃないけど)22NOV09

Imgp4757 2日目は中村から四国カルストへ!

でも天気予報は昼過ぎから雨・・・あまり本格的に降るなら四国カルストは諦めざる得ないと昨夜天狗高原にある天狗荘(国民宿舎)に電話しておきました。でもせっかくなので行きたいと思い雨につかまる前に早めに出発しようと5時に起きましたが、夜が明けないし1人だとなんだかうだうだしてしまい、なんだかんだと7時に出発しました。

Imgp4727 当初の計画では中村-439号で土佐大正-381号から再び439号に入り-中平から左に曲がり中平梼原線で梼原に出て時間があれば竜馬脱藩の道でも歩いてから地芳峠に向かい、四国カルストを堪能しつつ天狗高原へ、というつもりでした。

Imgp4729 天気予報でその計画はくじけつつあり、走りつつ、途中のパン屋さんで地元のお客さんに聞いたりして、影野地の折渡林道から高野に出て東津野城川林道(地元の人に道を聞いたときに「おおきぼりんどう」と表現していました)を使うショートカット路線に転じることになるのでした。

Imgp4730 中村から住次郎あたりまでは比較的道路幅もあり大型車は狭い区間があって通れないと標識もあるため大型車も通らず、小型車も日曜日の朝とあってかほとんど通らず、快適な農村サイクリングでした。左の写真はかなりピンボケしていますが住次郎を過ぎたあたりです。

Imgp4731_2 左の写真は・・・一瞬どちらに行こうか迷いましたが右が正式な国道です。小さく439→と手書きの標識がありました。まあ、左でもいけるのでしょうが・・・・たぶん右が「バイパス」なんでしょう(ホント?)。なかなか愉快な国道です。

Imgp4733 Imgp4734

標高465mの杓子峠に向かいます。人家はなくなり、山腹を巻くように登っていく感じです。斜度は緩やかでだらだら続きます。時折雨粒を感じますがこの時点ではまだ本格的ではありませんでした。やがて杓子峠に到着しました。鬱蒼とした森の中です。

Imgp4735 峠から一気に降りていくとやがてやっと集落が見えてきました。右の写真だと右上を走る道が国道439号です。脇の道(町道?私道?)は沈下橋のようになっていますね。沈下橋はこうした小さいものも含めれば、四万十川だけでなくいたるところに見られました。

Imgp4736 439号は大正で一旦381号で合流、その合流点に道の駅四万十大正があります。去年も立ち寄っていますが、今年も小休止してトイレ休憩、軽くいなりずしを食べました。山菜うどんもあるようですがまだ朝開店したばかりのようなのでやめておきました。

Imgp4740 ちょっと町に入ってみて土佐大正の駅の辺りで迷ったりしましたが、再び国道に復帰、右折して439号へ。さきほどは後川沿い、そして四万十川にぶつかったのですが、今度は梼原川沿いを梼原方面に向かいます。当初泊まる計画もあった大正温泉を過ぎるとやがてまた狭隘な道に。

Imgp4741 都賀ダム(お手洗いのみ)を過ぎて下津井温泉へ。昔の森林鉄道跡でしょうか。地元の看板にはめがね橋とありました。夏にはホタル船も出しているそうです。ここでも大正あたりの一の又渓谷の温泉でもいずれ泊まってみたいものです。

Imgp4743 下津井からは時折集落があって、のどかな農村(と訪問者が勝手に思っているだけで実際は交通が不便だったり、斜面にへばりつくように建っている家など厳しい条件が伺えます。南国らしい花や植物がその印象を和らげています)をいい感じで走れます。やや登り勾配気味です

Imgp4745 やがてパン屋さんがあったので、天気のせいで時間がおしているという自覚があったにも関わらず休むことにしました。地元のおじいさんも珈琲を飲んでいて地元に根付いているお店のようでした。おじいさんに道を聞いたところ目の前の439号を「県道だよこれは!」と言い張っていました。

Imgp4746 でもおじいさんは店を出た後、誰かに聞いたのか戻ってきて「国道なんだそうですみません」と謝りに来てくれました(笑)ただ、この時点では実はおじいさんの教えてくれた道がよくわからず、中平左折して仲洞林道で神在居のあたりに出ようかなと思ってました。

Imgp4747 ただその後中平で軽トラックの農家の方に聞いたところ「折渡橋から(左に)曲がって高野から「おおきぼりんどう」に行けばよい」と言われたのでそのとおりに行こうと決めたのでした。それはともあれパン屋さん(シェ・ムワも本格的で美味しかったです。この地で開店する心意気がイイですね。

Imgp4748紹介すると【店名】シェ・ムワ【住所】〒785-0773高知県高岡郡梼原町松原401番電話/FAX 0889-40-2727国道439号線沿い
営業時間 午前7時から午後7時まで
定休日毎週月曜日&第5日曜日12月~2月までは午後6時閉店です。地元の人も食パンを買いに来てました。

Imgp4749 さて、パン屋さんを出ると雨が降ってきました。雨合羽を着て出発です。でもまあ、楽しむしかないですね。左の写真は・・家を近くから撮るのはためらわれたのですが、こんな家に住んでみたいなと思ったので・・・衛星放送のアンテナもあり、居住しているようでした。

Imgp4750 中平トンネルを過ぎ、くだんの道を聞いた中平の分岐を過ぎてくねくねした川沿いの道を進むとやがて軽トラックのおじさんが話してくれた折渡橋があったのでその道を左折(地図は持っているので確認もしました)しました。

Imgp4751 折渡林道は高野川沿い(左の写真)を走りますがなかなかいい道でした。このあたりではいったん小降りになったのですが高野でこれから「おおきぼりんどう」行くぞと思ったところで本格的な雨に・・・・たまらず天狗荘に電話して様子を聞くと「こちらも雨が降ってきて霙混じりでかなり寒い」とのこと。萎えてきました・・・・高野は標高400m、天狗高原は1400mほどで標高差1000mを冷たい霙交じりの雨を登るのはやめようかなあ・・・すると「これから梼原に用事があるのでついでに迎えに行きますよ」とのこと!ありがとうございます!!天から神が降りてくるとはこのことですね

40分ほどして宿のかたのハイエースが到着。自転車もそのまま積み込みOKで助かりました!!ありがとうございました。そして「おおきぼりんどう」を天狗高原へ。

Imgp4754 本当はこの道を登ってくるはずだったのですが、今回はズルしてしまいました。一抹の後ろめたさを「これが大人の判断というもの。このコンディションでこの勾配を1時間半から2時間かけて登るのはつらいし」とむりやり正当化しつつ、やっぱり登りたかったかもとちょっと思いました。次回こそ!

Imgp4756 ということで漕ぎもせずに雲の上の天狗荘に着いたのでした。宿の方、お名前を聞くのを忘れましたが(もっと小規模な宿で車を自分で自由に運転できるお立場の人なら宿でいつでも会えるものと思っていたのですが、写真の通り大きくて、その方も厨房の従業員さんだったようでその後お会いしませんでした。ごめんなさい)ありがとうございました。

Imgp4759 食事は山里の膳を頼んでありました。豪華です。

【宝楽鍋】土佐赤牛の味噌ダレ仕立て 【焼き物】四万十源流産アマゴの塩焼き【刺身】四万十源流産ニジマスのお刺身と地鶏のたたき【てんぷら】こなす・山菜・エビ【煮物】ぜんまい・ふき等山菜の煮物【三種盛り】山里の幸盛り合わせ【香の物】お漬物【御飯】津野山郷の棚田米【すまし】ゆず風味仕立て
【フルーツ】フルーツ

登ってもないのに(くどい!)、ご飯のおわんをおかわりしてしまいました。美味しくて美味しくて幸せだから、まあいいか。

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コメント

四国も石の棚田なんですね~

はい、田んぼも家も石垣が多いですねー棚田は風情もあるし洪水や土砂災害防止の効果もあるそうですね

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