北海道(稚内-宗谷-浜頓別)2010/05/04
フェリーは8時。宿からフェリーターミナルまで3kmくらいです。だからそんなに早く起きなくてもいいのですが、天気がとってもいいので寝ちゃあいられません。
宿よかったです。宿のwebから申し込んだつもりがじゃらん経由になっていて8,400円ほどでした。女将さんによると今の季節は7,500円で良いそうです。900円はじゃらんへの手数料となるらしい。電話して予約すればよかったですね。あと、お風呂の時間が男女で決まっているのが不便といえば不便でした。でも朝風呂(男子は5-6時)はOK。
利尻富士くっきり見えます。4日目(前泊入れると5日目)にして初めて会心の空模様です。
学校と利尻富士。最高の眺めで授業が受けられて幸せな子供たちですね。
サイクリングロード、こういう陽気なら気持ちいいです。でもあの橋は後味悪いけど(しつこい私)。宿は早めに出立しているのでのんびり港に向かいます。
(逆光で撮影)海の穏かな輝きはまるで今日生まれ変わったかのようです
風もなく暖かいと船待ちも楽しいものです。カモメもそうじゃないかな?そういえば船を待っている間にカラスにサドルバッグにしまってあった粉末のアクエリアスを取られてしまいました。頭いいですね・・・自転車は切符売り場の中に一時いれさせてもらいました・・
やってきました、ハートランドフェリー。自転車は中に入るのも外に出るのも一番乗り。
出航するとカモメたちも追尾してきました。客がじゃがりこをあげたりしているのですが、放り上げるようにするとたくみにくわえていきます。
実は・・・・・私も(顰蹙かも・・)しばらくじゃがりこをあげてました(子供があまりにもえさやりがへたくそだったのでつい・・)
近くで見るとなかなか凛々しいですね。
凛々しいカモメの水兵さんの護衛で稚内へ。客も今度は寝ている人は少なくて、甲板に出てきて楽しそうでした。太陽と碧い海はこんなにも生き物を幸せにします。
稚内に到着。郵便局でお金を下ろそうと思いましたがないので、ショッピングセンターで卸しました(手数料210円取られます)。ちゃんと調べておけばよかったかもー。気を取り直して?宗谷岬へ行きます。
このあたりは家並みがずっと途絶えません。海草のにおいが漂っていますが、天気のおかげでしょうが、明るい雰囲気です。やがて宗谷丘陵が近づいてきました。
右折してちょいとなだらかになだらかに登っていくと、やがてどこまでもなだらかななだらかな丘陵が現れました。
弁当でも買ってくればよかったかなー暖かくて気持ちいいです。やがて宗谷岬へ直滑降。
岬に到着するとお決まりの写真(26年前は持ち上げて撮ったと思います。写真はいつの間にか捨ててしまったので振り返ることもできませんが)を撮りました。
ダカーポの「宗谷岬」のメロディーはなんと相変わらずでしたが音量は低くなったような気がします。
最北端ラーメン、ではありませんが、ほたてみそラーメンを食べました。
今日は浜頓別に向かうだけで追い風で比較的余裕でした。
道端には一面のフキ。
朽ち果てた友好記念の建物。樺太にある村と姉妹都市らしい。
猿払というと何とはなしに暗いイメージ(猿払事件とか「飛行場前」とかKE撃墜の時には多量の漂着物が流れ着いたとか近現代史を背景にしたイメージということですが)を持っていましたが、今日は陽光と春の薫りで迎えられました。道の駅でコケモモソフトを食べたり、キタキツネと並行して走ったり(キツネは逃げているつもりだったようですが、申し訳ないけど道路を逃げるだけでは私が追いかけることになったしまうのでした)、「人間の条件」のロケ舞台「猿払村営牧場」を観たりしながら、いつの間にかエヌサカ線へ
国道238号を中に入るとどこまでもまっつぐな道。いくつかの畜産農家のために作った道らしい。時々車やバイクがすさまじいスピードで通り過ぎていくところを見ると、すでに知る人
にはかなり知られているのでしょう。
ベニヤ原生花園にも寄りましたが時期的にさびしい風景でした。宿泊のトシカの宿に一旦立ち寄ってから、クローバーの丘でも行こうかなと思ったのですが・・
リヤのワイヤーが切れてしまいました。後ろは一番重い段に入ったまま。はあ・・予備も無いし、あっても中でワイヤーがグジャグジャでしょうから私の手には負えないでしょう。とりあえず調整するためにはたぶんプラスのドライバーでリヤディレーラーのねじを右だか左だかにまわせば。。。ということだったように思ったのですが、うっかりドライバー忘れてました。スパナはあるんですが(^-^;
ということで傷心の私とヘロン号はクッチャロ湖の夕暮れで黄昏つつ宿に戻ったのでした
トシカの宿のジンギスカンはウワサにたがわずすごいボリュームで美味でした。濃い目の常連さんが多かったようです。プラスのドライバーを借りようと思ったのですが、ペアレント&ヘルパーさん(最初親娘かと思ったらそうではなかった)が食事でてんてこまいなので後にしようと思っているうちにうっかり意識の外にぶっとんでしまい、9時(9時からが語らう時間ということのようでしたが)前にお先に失礼して眠りについたのでした。走った距離は90km程度でした。
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