朝比奈切通し、横浜南部の市民の森を走る
雨予報だったのでツーリングの計画はなし。来週は連休ずっと不在、その翌週もどこか行くつもりなので、母親の命日にはちょっと早いですがですが墓参へ行くことに。いつもの鎌倉街道では暑いしつまらないので、ハイキングコースを使ってみようかと。まずは瑞泉寺へ。境内に入って参拝したりノウゼンカヅラを眺めたり。瑞泉寺から天園ハイキングコースに入る道がありましたが「自転車の通行は禁止」とあったので今日のところは遠慮しておきました(まあ、冬でも行ってみよう・・)
では、朝比奈切通し経由で行ってみよう。切通しの取り付きは小川が流れていて親子が遊んでいました。町は観光客が多く来ていると思いますが、朝比奈切通しで会ったのはこの親子だけでした。
途中、十二所果樹園への分岐があったので寄ってみました。十二所果樹園は(財)鎌倉風致保存会の私有地で梅・栗・柚子などがあります(いまは殺風景ではありますがまた2月でも来てみようと思います)
朝比奈切通は鎌倉七切通しの一つ。鎌倉市十二所(じゅうにそ)と横浜市金沢区六浦を結んでいます。岩盤を削って造られた切通を歩いていると、中世の鎌倉に迷い込んだ感じです。今日は岩畳がちょっと滑りますね。
連日の雨のためかいつもそうなのかはじめて来たので理由はわかりませんが、小さな流れがいくつか道を横切っていきます。開削した岩にはコケやシダが生えて年月を感じさせます。まもなく切通しの頂上に到着。崖がくり抜かれていて壁には仏像が一体彫られている場所がピークとなります。そこから六浦へ下り。滑りやすいのと落石に注意です。
六浦では環状4号線に出ます。ちょっと交通量の多さと狭さをちょっとがまんして上郷まで走り、ハイキングコースへ。今日は逗子と港南台の1万分の1地図を持っていたので入り口も(迷いつつですが)何とかわかりました。
横浜市域のハイキングコースは自転車はゆっくり走ればよろしい、ということで乗車OKです。鎌倉のそれより広くておおよそ走れました。
横浜市南部は円海山や市内最高峰(といっても150Mくらい^^あんな坂ばかりの町なのに)大丸山を取り巻くようにして緑の丘陵地帯が広がっていて、瀬上市民の森、上郷市民の森、釜利谷市民の森、氷取沢市民の森、峯市民の森が連なっています。
円海山ちかくのいっしんどう広場でちょっと昼寝しました。森の風が心地よく、どうも30分ほど寝入ってしまったようです。時々ハイカーが通りますが、口々に「気持ちいい!」を連発していました。
円海山付近からは横浜市南部がよく見えます。冬などは港のほうまで見えるはず。高校のワンダーフォーゲルの練習ではよく円海山まで走ってきました。そのころは畑を駆け上っていたのですが、今、畑には立ち入り禁止看板が立っています。でも畑が残っているだけでほっとしました。港南台に出て、日野公園墓地へ。帰りは峯(洋光台)から円海山に登り、ハイキングコースを鎌倉天園経由で走りました。
横浜市域は道も広めでよく整備されていて看板や標識もわかりいやすいですが、鎌倉市域に入ると道が狭く、木の枝などもあって自転車はほとんどひいて天園(茶屋がありました)を通過。天園の竹林は見事(もう夕暮れだったので写真は撮っていません)で竹が風で鳴る音が神秘的でした。降りるコースは瑞泉寺、鎌倉宮、建長寺とありますが、建長寺や確か建長寺の拝観料を払わないといけないので(せこくてすみません)鎌倉宮へ降りることにしました。鎌倉宮へ降りる道は急傾斜でほぼ担ぎでしたが難儀しました^^まあそれも楽しかったです。あれ?横浜から来れば自転車OK?まあ鎌倉側は歩いている人が少ないので(横浜側のほうがハイカーが多い)、静かに曳いたり担いだりして歩行者が来たら停まって先に行ってもらうなど脅威の存在にならなければお目こぼししてもらえるかと・・
6時前に帰宅すると自転車は泥んこだったので靴とともに水洗いしてタオルで拭いてから部屋に入れたのでもう真っ暗。地元の祭りで夜遅くまでにぎやかでした。ぱっとしない天気予報で近場を見直すのも悪くないですね。冬場でもまた行こうと思います。
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