車坂峠-湯の丸林道-地蔵峠-鳥居峠-菅平(07AUG2010)
軽井沢到着は7:36。自転車を組み立て、小諸方面へ少し走ったところのセブンイレブンで水などを補給。山地図で1000m林道(名前は標高を意味しているらしい)と書かれている林道を走ります。浅間サンラインから軽井沢への抜け道にもなっているようで車は結構走っています。途中大浅間ゴルフのあたりで私有地入るべからずの看板もあったので、一旦おとなしく浅間サンラインへ。
走っていると右から左へ見事に傾斜していて、広大な浅間山の裾野を走っているのが実感できます。暑いのですが浅間山の頂あたりは雲がかかっていて残念。また1000m林道に復帰して青年の家などを経て車坂峠へのチャリじゃなかったチェリーパークラインへ。ここから930mアップになります。
11KMあまりなので平均斜度8%といったところでしょうか。峠までほぼ一定の斜度(おそらく以前は有料道路だったのでしょう)ではてしな感はあります。前半は森林のなかヘアピンカーブが続き、峠近くになるとから視界が開けた山岳道路となっていきます。
暑いし1時間半近くかけて峠に到着。小諸までちょろちょろ回り道したこともあってもう11時半近くなっていました。峠では高峰高原ホテルもあり食事(ちょっと高め)やパンの補給なども可能です。
登ってきた小諸方面を望みましたが、今日はさすがに八ヶ岳までは見えません。登山客も多いようですが浅間山までは行けず(火山活動のため)手前の山までだそうです。
高峰高原(車坂峠のあたり)からは高峰温泉を経て湯の丸林道を池の平、湯の丸へ。池の平まで4kmはフラットなダート(標高は100m程度上がります)。マイカー規制されていて自家用車は入れません。時々シャトルバスとすれ違います。
尾瀬と同じように高層湿原。腕や脚を露出しているので(虻や蜂が多く)遊歩道は歩きませんでしたが、ヤナギランやアヤメ、コマクサ、クルマユリなどが手前でも少し咲いていましたし、ハクサンシャクナゲ(花の名前はその場ではわからず後から確認しました^^)もけなげに残っていました。奥まで行ってみればよかったかもしれません。この時点では雲が厚くなっていたので下ることにしました。
保護員のかたに聞いてみるとカラマツの黄葉の盛りはこのあたりは2日くらいなんだそうです。あっという間なんですね。この池の平湿原へは高山植物の種類の多い初夏か黄葉の晩秋に是非再訪してみたいと思いました。
池の平から湯の丸までは舗装されていてだだっと下って地蔵峠へ。
池の平から地蔵峠(湯の丸高原)に下りるとドライブインが数軒あって一気に俗化した印象ですが、湯の丸高原はきれいなところでした。さて、群馬側へ山深い道を下ります。
鹿沢温泉にて。2階の様子を見ると営業しているのか??と思いましたがちゃんと営業しています。雪山讃歌の発祥地だとか!?
新鹿沢温泉の手前で左に入り、キャベツ畑沿いを走ります。鳥居峠へのショートカットのつもりでしたが、四阿山の優美な姿となだらかな畑の対比が見事ないい道で、自分としては大当たりでした。
振り返るともと高峰方面もすっきり晴れていました。やっぱり池の平歩けばよかった・・・・と後悔しましたがすでに遅し。鹿沢ゆり園前を通過して、地形図を頼りにキャベツ畑をウロウロして鳥居峠へ。
鳥居峠はいくつかあるドライブインが廃業しているさびしい峠でした。そのまま上田に降りるつもりでしたが時間が余ったので県道菅平高原線で菅平に寄ってみることにしました。まずあずまや高原ホテルに向かい(急登でしたが^^)温泉へ。テニスコートもいくつかあっていかにも旧世代の高原ホテルではありましたが^^
温泉ですっきりして、あとは10kmくらいの平坦な白樺林のなかを菅平高原へ。学生時代に合宿で宿泊した旅館や練習で使ったゲレンデを見たり(合気道の合宿だし、特に懐かしいとは思いませんでしたが^^)。往時よりは人が少なめですが、相変わらず合宿のメッカにはなっているようで、学生が走っている姿や練習風景がそこここに見られました。
中高年ががんばっている姿をいつも励みにしていますが、あまりにもサンプルが多すぎて食傷気味でもあります^^やっぱり、若い人たちのひたむきさは理屈抜きに見ていて気持ちがいいものです。
菅平からだだっと下り、旧真田村の裏街道、ちょこっとお邪魔しつつ、
上田市内に入ると午後5時くらいのはずなのに陽光燦燦。
せっかく温泉に入ったので気が進まなかったのですが日差しが強いのでまた日焼け止めを塗り直しました。とにかくまあ、暑い中、よく走りました
軽井沢-小諸-車坂峠-地蔵峠-鳥居峠-菅平高原線-上田(90KMくらい)
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としさん、こんにちは。
実はとしさんの5日前に、似たようなコースを走っていました。
(と言っても、車だったのですが...)
初めてのコースでしたが、とても登り応えのある峠。
自転車だったら、コーナー毎の文学碑(車坂峠)や石仏(地蔵峠)を
辿りながら高度を上げて行くのが、楽しそうですね。
池の平湿原の奥の方にも足を伸ばしてみましたが、
まさに高山植物の宝庫。
地蔵峠への下りでは、狐にも出会ったんですよ。
投稿: でき | 2010/08/10 23:24
できさん、こんにちは。
ブログも拝見しました(湯の丸編はこれからですね)
常盤館は昔仕事で泊まったことがあります。
車坂峠の途中の歌碑はもちろん眺めながら走りましたが、
暑くて鑑賞する余裕がなく、かろうじて実朝の句を藤村が書いてるなあ、(藤村が)小諸に住んでいたころには思いもよらなかったとことだろうなあ、と思ったくらいでした・・
池の平湿原の奥に行ったとは、
うらやましいです!
投稿: とし@かまくら | 2010/08/11 08:42