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2010/10/25

上州紅葉オフ 水上~猿ヶ京~四万温泉

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3週連続オフのトリは上州紅葉オフでした(写真は監督Tさんにお借りしました。以下すべて)

幹事Dさんによる計画概要を引用しつつ・・・

テーマ:
    ★上州奥地の紅葉の未舗装林道
    ★情緒豊かな四万温泉
    ★歴史・文化の残る暮坂峠
    ★締めは温泉~宴会列車へ

日程:
  2010/10/23(土)~24(日) 1泊2日 (小雨決行)
   (5:58日出, 16:58日没)

集合:
  場所: JR上越線水上駅前
    時刻: 9:00集合 準備完了後出発

アプローチ:
  (1)八高線
    八王子(4:45発)-拝島(5:01発)-高麗川(5:25着)
    高麗川(5:29発)-高崎(6:46着)
      以後[4-1]へ
  (2)高崎線
    上野(5:43発)-大宮(6:09発)-高崎(7:27着)
      以後[4-2]へ
  (3)新幹線(たにがわ401号)
    東京(6:32発)-上野(6:37発)-大宮(6:58発)-高崎(7:33着)
      以後[4-2]へ
  (4)上越線
    [4-1]高崎(7:10発)-水上(8:13着)
    [4-2]高崎(7:44発)-水上(8:49着)

たまたま早く起きたので幹事Dさん計画より1本早い始発の4:57発の横須賀線に乗って、その前にいつものとおり朝日の土曜日版を買って、電車でいつものとおりレトロな歌の痕跡を追う記事を読んで、ウーウエンさんの中華料理を切り取ってしまいこみ、成功した人たちの自慢話コラムをふんとななめ読みして、あとの新聞紙は洗濯で滴り落ちる水滴受けになるばかり。東京で1本早い新幹線に乗ると・・あれ?これは「たにがわ」ではなく「とき」です。ということは1本前の上越線に乗れるかな。

とここで私は重大な過ちを犯していたことに気づきました。なんときっぷを越後湯沢経由で買っていたのです。

実はYフーの乗り換え案内では

鎌倉 ..05:15~06:0912駅JRエアポート成田・成田空港行 東京.06:32~08:047駅JR新幹線たにがわ401号 越後湯沢 ..08:10~08:48 6駅JR上越線4,940円. 水上

と出ていて、「あー48分到着、案内と同じだ」などと納得してしまって(実際はそれも1分違う)越後湯沢経由のきっぷを自動券売機のクレジットカードで購入していたのです。精密な幹事Dさん計画をそのまま実践すればよかったのでした・・・・。

ああ、でも損切は早めに!と高崎で下車、上越線に乗り換えて水上へ。電車には幹事Dさんも(Dさんは予告通り1つ前の駅で偵察がてら下車)

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参加者は10名。予定通り全員集合したところで幹事Dさんによるブリーフィングです。参加者の皆さんは体操でもしているのか疑っているのかなぜか半身で聞いています。

コース:
    (1日目)水上-赤谷越-猿ヶ京-赤沢林道-霧峠-四万温泉(泊)
        距離50km, 総標高差1500m

地形図:
    高田 : [四万・岩菅山] (水上・猿ヶ京・四万・野反湖)
    長野 : [中之条]    (中之条・小雨)
    ※ 20万図 : [5万図] (2.5万図)の順の表記

    ルート記入済み2.5万図(A3横長で印刷すると良い感じ)
    水上:  http://www.dekiya.org/touring/2010/553817_minakami.pdf
    猿ヶ京: http://www.dekiya.org/touring/2010/553807_sarugakyo.pdf
    四万:  http://www.dekiya.org/touring/2010/553806_shima.pdf

以上が幹事Dさんによる精密な上州紅葉計画の第1日目です。ありがとうございます。

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朝方は曇ってましたが、だんだん雲も取れてきて、途中では谷川岳も見えたり。紅葉はまだちょっと早かったけれど初秋の上州を楽しめる予感です(とここまではいつもと同じような書き方ですが)。

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赤谷越から猿ヶ京に下って、ローソンで補給。個人的には猿ヶ京には大学時代の合気道の合宿で来たことがあって旅館の場所もおおよそ覚えていますが、そのあたりの直前で脇道に入ったのでいまも旅館や体育館があるのかは確認できませんでした(当時の武道系サークルの性質上色気もへったくれもなく、特別なつかしいわけではないので、確認しなくていいのですが)。猿ヶ京全体、意外にさびれていない感じです。

ついでに、どうでもいいことですが、四万温泉には学生のサークル団体連合の会議とやらに派遣されて泊まったことがあります。当時、母校のサークル団体は中○派がお財布を握っていて、彼らの主導で、当時(もう80年代ですよー)すでに前時代的になっていたシュプレヒコールをさせられ、なんだかむなしさを覚えながらほうほうのていで帰京したのでした。

ということで総合的に見て群馬には無聊な思い出ばかり・・・でもレポートを書いていて思い出しただけで、走っているときは忘れていましたからシュールな思いを胸に走っていたわけではありません^^

さて、赤沢スキー場で左折して、万沢(赤沢)林道へ。

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登りは舗装されていますが路面は荒れ気味。群馬というと四万温泉の思い出とともに、何となくあさま山荘事件を思い出すのですが、日本赤軍もこんなところに潜伏していたのだろうかとくだらないことを考えつつ・・・

五分の二くらい登ったあたりでしょうか。大規模な法面崩落にぶつかりました。メンバーはここで進軍派(別名 子供隊 または武闘派)と撤退派(別名 大人隊 または修正主義者 日和見主義者?)に意見が分かれました。私個人としてはここで行けても先にまた崩落があっていけない可能性があれば撤退・・・が基本的な考え方なので修正主義者組に回らせていただきました。

持ってきたツーリングマップのコピーによると赤越林道で霧峠で合流とのこと。そこで武闘派と遭遇できれば結果オーライ。うまいぐあいに6名4名のほぼ半分に分かれて、フットワークが軽くなったのも幸いな方向に働くかも。とまあ、ええいままよと進軍計画が決定したのでした^^

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撤退組は登ってきた赤沢林道を(排水溝や大きな石に)注意しつつ下り、猿ヶ京を下り、やがて国道から右折、監督Tさんの先導のもと、じゃっかんの緊張感も漂わせながら、県道53号、遊神館、奥平温泉を経て、秋鹿大影林道ののぼりに入っていったのでした。

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ツーリングマップルによるとダート合計13kmとか。奥平までゆるやかに200mほどアップしましたが、ここから400mほどダートの登りです。きついながらもいい感じの道をエッチラオッチラ登って、やっとピークの霧峠(1050mくらいかな?)に到着。

するとだだーと物音が。いこきんさんです。そして次々と武闘派のみなさんがやってきました。なんとここで合流です。感動の再会でした。熱い抱擁とはいかなかったものの、内ゲバにならずに記念写真です。

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さて下山。革命軍に課された任務は温泉で歴戦の疲れを癒すことでしたが、ここで同時多発パンク発生。3名の負傷者(うち1名は2回負傷)で兵糧も尽き、とっぷり日が暮れて凍死寸前になりながらも四万温泉に向ったのでした。

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アジトで武装解除。温泉と酒で疲れを癒しつつ、ある人は世の理想を語ったり、ある人は兵器を覗き込んで仕様を確認したり。今日の作戦の総括などはせずに夜は更けていったのでした。細かいことは忘れたので嘘交じりの滅裂なレポートですみません。

個人的なまじめな反省点としては霧峠からの下りでNさんのパンクに遭遇した時点で予備チューブ1本渡しておくべきでした(サイズ同じだし私は予備2本あり)。そうすれば遅れがもっと少なかったと思われたので。

また、昼到着予定であっても、やっぱり夜への備えは必要でした。今回はヘッドランプで誤魔化しましたが、本当に真っ暗な山道だと厳しかったかも。

いずれにしてもハプニングを楽しめるのもオフのいいところですね。

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