冬の阿武隈ツーリング(阿武隈川-安達太良温泉-安達)2011/01/30
6時半起床。サイクリング中にしては遅い朝でした。
一風呂浴びて朝食を摂り、のんびり出発準備。
幹事Tさんに謹んで高村光太郎「鉄を愛す」(もちろんコピーしただけですが・・)を謹呈、
時々は地図を観ながら迷走しなければと
単独行動とさせていただきました。
本隊は阿武隈川、斉藤の湯経由で郡山までとのことです。
私は地図を見ながら方向感覚がつかめないまま小道を迷走しているといつの間にやら五万図にはなかった広域農道へ
安達太良大橋という新しい橋からの阿武隈川。阿武隈川って本当に光っているのですね。でも広域農道だけではつまらないので下に降りてみたり。
杉田橋を渡り、杉田駅の踏切や、国道4号を横切り。奥の松酒造を横目にしつつ脇道をつないで岳温泉への幹線に出ると消雪がしっかりされていて(融雪剤)、物足りないかなと思ってちょっと登ったところを左折して安達太良温泉(標高600M)に行ってみることに。
できるだけ乗車してみましたが、10%程度になったり、上に行くと氷点下数度でカチカチになっていました。
↓ちなみに地方道380号は安達太良温泉から岳温泉まで冬季通行止めで除雪もしていないので自転車では無理でしょう(担いでラッセルしないと)
安達太良温泉到着(温泉前だけ除雪)。お出迎えありがとう!
昭和39年の成分表ですーアルカリ性単純泉
1人だったのでゆっくりしました。ほかにだれが来るもんか!と思ってたら風呂あがりに登山帰りの数名が来ていました。
安達太良温泉
ラーメン(700円)を食べて辞去。
外に出ると結構な雪が。まあ、年末年始からずっと雪だらけの日々でしたので、吹雪かなければ大丈夫でしょう。といいつつ手足の防護はしっかりしつつ下降(今回足首に巻くようなものがあればよかった。登山靴でしたが足首から冷気が入ったようで足先が冷たかった 反省点)。
にぎやかにお見送りありがとう。うるさいぞー犬鍋にして食べちゃうぞ、と中国語で(戯れに)脅したが、さっぱり通じず吠え続けられた。
温泉全景。宿泊も可能。
あとはダダーッと下るだけ。足投げ出しスタイルで来た道を下りました(さきほどの地方道が通れないため)。雪は途中でやんでいました。
もとの道まで降りてきました。岳温泉への道は消雪されています。同じ福島県でも浜通りと違ってしっかり融雪剤まいていますね。
岳温泉は崩壊や旧二本松藩による焼き払い、火事など苦難の歴史のある温泉地なんだそうです。
ここからは国道を下って二本松を過ぎて安達へ。
智恵子の生家(昔来たときは少なくとも観光資源としては存在しなかったはず。平成に入ってから、地元自治体が買い取ったものらしい。個人的には平成元年に来たように記憶しているが生家の公開はされてなかったと思う)、智恵子記念館を見学してから安達駅へ。つららを落としたり、軍手で自転車を拭いたりしていると16:45の電車に。事前には近くの親戚に(お見舞いに)行こうかと考えていたのですが、夕食の時間帯になるので途中下車はやめてそのまま郡山から新幹線に乗り換えて帰りました。
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