山形ツーリング 長井、飯豊 2011/09/18

宿のネコです。おはよう♪

５時くらいに登山客があわただしく出発。私も５時前には目覚めていたので、朝食までそのへんを散歩しました。２時間ほどで登山客が３０人くらい通り過ぎて行ったかな。

さっさと帰るのが惜しい気もしますが、７時半ごろ出発。

今日は暑そう～

ぶな峠を越えて朝日川渓谷へ。

気持ちよく流して、最上川に。しばらく、そのゆったりした流れに身を任せるように走りました。31,2度くらいでちょっと暑いですね。時たま停まると地元の人たちの「暑い」という声が耳に入ります。

渓谷から大きな川、そして田園。景色の変化を愉しみながら長井へ（といっても市街地には行きませんでしたが）。大学入学当時、朝のテレビドラマでおしんを放映していたのですが、この町出身のクラスメートが「おしんのふるさとよ～」などと、恥ずかしげに故郷を紹介してくれたのを思い出しました。 でも銀山温泉も酒田もちょっと遠いじゃん・・強引（笑）　私も朝見れれば見ていたし、見れないときは学校かアルバイト先で誰かが「今日のおしん」を話してくれたのであらすじは覚えていますし、ちょうど新しい生活を築く過程と軌を一にしていたこともあって、印象深いドラマでした。雪が降る季節にロケ地を訪れれば、奉公に出されるシーンとかおしんの母が川で流産させる場面とか思い出すことでしょう。

お昼はスーパーで「つけあげ」「さけから揚げ」購入。「つけあげ」はこんにゃくを揚げたものだそうで。長井周辺の伝統食とのこと。

平野（盆地かな？）から離れて飯豊町方面へ。

桜峠への峠道はもう住んでいない家や耕していない田畑が目立ちました。人が住んでいた時のだんらんや子供の遊ぶ声がありありと聞こえる気がしました。

極楽峠を越えるとその先は災害による通行止め。２重にゲートがあって手ごわい感じでしたので、時間もあったし、少々遠回りですが小国駅経由で。駅員さんに（明日の帰りのために）乗り換えなど教えてもらったのですが、「ランドナーですね」などと話しかけられ、横根山の林道もいいですよと勧めてくれました（今日のところは・・いくつかの小さな峠を越えてきたし樽口峠をひかえていたので行きませんでしたが、また機会があったら行こうと思います）

いくつかの集落をすぎて峠道へ。

樽口峠を過ぎると目の前がパッと開けました 。飯豊山も石転び沢もはっきりと見えて感慨もひとしおです。

飯豊連峰のパノラマに見とれて、夕陽が山に隠れるまでそこに座っていました

降りたところにある泡の湯温泉。今宵は炭酸泉の温泉旅館でのんびり過ごします。

100km以上走ったのはひさしぶりです（笑）