追分ソーランライン(北檜山 乙部 江差 上の国)2012/05/05
今日も降ってます。宿の前にて。
移動販売のトラックが集落にやってきました。ここでの生活には必須!ですね。
いったん8時に出発したものの、すぐに雨脚が強くなって、直売店の軒下へ。これも何かの縁。家族にお土産を買って、送ろう。でも財布をのぞくと・・手持ちの現金がさびしくて・・と申しましたら、売り子のお嬢さんが「請求書払いで大丈夫です!」とのこと。宗八かれい、いかの沖漬、糠ほっけ、かわはぎみりん干しなどをありがたく購入させていただきました。(追記:帰ってから払いました)お土産も買って、ほっと一安心。
まだ本降りですが、せたなの町へ。 絶品の岩シュー食べたり、それに飽きたらずセイコーマートでシュークリームを食べたり。これじゃ、やせないね。積丹の神威岬で写真撮ってもらったら、まるで白鵬みたいにお腹が出てて、見るのがやんなっちゃいましたよ、まったく。
北檜山を過ぎると海を離れてゆるやかに160mほどの緩いのぼり。峠を越えると長い下り。大成に降ると道の駅にて、松前あたりまで走ろうにももこの雨では・・・と2日続落下方修正にて、上の国の民宿に電話して宿をとりました。
ここからは海岸線で雨は小降りに。マンモス岩、タヌキ岩など奇岩が続いて楽しい道です。 雨もやっとやんできました。
親子熊岩でパチリ。看板に書かれていたその由来とは・・・
親子の熊が棲んでいたが、飢えをうったえる子熊を連れ海岸に辿りついた。親熊は海岸に群れる子蟹を見つけ食べさせていた。子熊も親のしぐさを真似て子蟹を追ったが、一瞬のうちに岩をすべり海中へ・・・ 親熊は夢中で溺れる子熊を助けるため手を伸ばすが、ぬれた岩に足をとられ、無残にも海中へ・・・ 一部始終を見ていた海の神様は、子を思う親の愛の深さに心をうたれ、溺れる親子熊を救いあげ、愛の姿をそのままに岩に変身させたのだった。
遭遇したら怖い熊ですが、なんだかいじらしく思えるから不思議です。
熊石、乙部を過ぎ、いよいよ江差にやってきました(旧中村家前で)
鰊と檜と廻船が栄華を織りなした町ですね。ちょっと駆け足見物になってしまいましたが、また機会があれば、ゆっくりじっくり散策したい!と思いました。
江差の町の様子を書き出すときりがないので、ここはひとつ「岩崎自転車」を紹介します。といってもお店の方が不在で勝手に写しちゃったんです。ゴメンナサイ
こういう自転車に乗っていた記憶が・・・
いやー、楽しい散策でした。かもめ島最中(今日は甘いものばかり食べていたような・・・)を食べてから上の国へ!
おっとその前に。 江戸時代、オランダから横浜に来た開陽丸です。
江差沖で沈没したのですが、復元が進められています。オランダ側の薦める鉄製ではなく木造だったのは早く入手したい幕府側の意向だったとか・・・・オーダー車ではなく手早く完成車を入手した私の運命はいかに?・・・・・・関係ないか。
それにしても!携帯のニュースでは事故や遭難、欧州危機など・・・(地元のトップニュースは泊原発の停止)。重たい世界をよそにのんびりツーリングしてていいのか?という感じですが、連休明ければ私も現実に戻るし、マアいいか。でも株式市場なんとかならんかなーおこづかい寂しいと旅に出る意欲が・・・(^_^;)・・・・極私的な方向に話がそれました。
上ノ国は江差から6km程度です。海沿いの道は向かい風で今日一番のきつさでした。なんで南からの風が冷たいのかなあ?♪風は北向き 心の中じゃ 朝も夜中もいつだって吹雪 だけど死ぬまで 春の服を着るよ そうさ 寒いとみんな逃げてしまうものね みんなそうさ♪
宿は上ノ国から3kmほどの小さな漁村にありました。5時半到着。
おかみさんがひとりで切り盛りしていて、今日の客は私だけでした。たこしゃぶしゃぶや、行者にんにくと卵の炒めもの、特に絶品でした。雨にたたられているものの、幸せなツーリングです。
今日のルートも単純です。今日はアップダウンは1か所しかないと思ってましたが、案外、いわゆる獲得標高があるものですね。
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