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2012/09/04

三斗小屋宿跡から大峠(撤退)

朝起きると夜半の雨に引き続きあいにくのお天気。宿泊のお客さんも窓から空を恨めし気に見上げています。我々もテンションダウン。6時半朝食、7時出発の予定が・・・・・朝寝朝湯の小原庄助さん状態です。朝酒がなかったのはそこがまだ会津でなかったからでしょうか。つぶす身上がない私につぶせるものは時間だけ。ということで朝ご飯後も朝湯に。揃って、けっきょく9時に出発しました。

そうそう、私的に特筆すべきは温泉はもちろん、お米のうまさ。山小屋のようなイメージを持っていただけになおさらです。ぜひまた季節をかえ、雨も風情はありますができたらお天気もよいときに宿泊しようと誓ったのでした。

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三斗小屋宿跡へ降りてからその先を決めようということで下降

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三斗小屋宿跡について書かれているwebは多くあるので由来等は書きませんが(というか、つっこめばつっこむほど歴史を感じてしまい、簡潔に説明しがたい)要は会津中街道の宿場だったところでいまは廃村となっています。

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ここから旧道を経て大峠に行きたい!となったのですが、協議の結果、幹事Tさんは撤退。残りの3名で出発したのでした。

大峠への入り口はちょっと三斗小屋温泉に戻ったところ。看板には2009年に下草払いをしたが未整備区間も多いので注意するように、とあります。

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事前学習によれば3つの沢を越えることになっていたようですが、最初の沢は枯れていました。

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道はおおよそわかりすいですが、テープや小さな標識が手掛かりとなる個所もありました。また、崖のようになっているところもあるので、自転車連れだと単独はキツイです。

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2つめの沢は登山靴を脱いで自転車の受け渡しをしながら通過(橋は流失したようです)。流れはさほどでもなく見えますが、注意は必要ですね

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この先、本降りに。しっかり降ってきたのでこの先の渡渉が(自転車連れだと)可能かどうか懸念があるのと、そこでダメだとなったときに戻ってさきほどの沢が増水する可能性があるということで、進入口から約1kmほどで撤退決定!残念ですが、安全策をとることにしました。戻るとさきほどの沢は流れがやや早く太くなっていました。

宿跡からは快適な緑の回廊ダート道が深山ダムまで続き、その後は黒磯駅までひたすら下り。この間も本降りになったり、太陽が出たり、雨具の脱着が忙しかったのでした。

今回、大峠には行けなかったけれど、また来いということでしょう。楽しい2日間でした。

雨に濡れた自転車はバーとシートピラーを抜いて玄関前に放置して乾かし、チェーンがだいぶ錆び錆びになっていたので、仕事や家事の合間に拭き拭きしているところです(なかなか取れない)。今週末もこんな天気の予感がするので、最近、防寒着も兼ねて酷使しているせいかヘタってきた雨具に防水スプレーもしておきました。登山靴なども洗ってベランダで日向ぼっこしているところです。

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コメント

としさん
お世話になりました。雨の後の後始末は大変ですね。私も昨日は自転車と靴を洗いました。今日雨具を見てたら、膝の辺りを摺ったらしく小さな穴が開いてました。膝は別布らしいのでリペアキットが使えるのか聞いてこようかと思っています。後はザックも背中の弓形のフレームとチャック部分が壊れてしまいました。人間も用具もくたびれてきてそろそろ引退せよ・・・ということかな。

としさん、こんばんは。

念願だった三斗小屋温泉ですが、とてもお手軽に楽しめた半面、
これほど雨にやられた記憶もないほどでしたね。
今回、展望の大峠に行けなかったのは残念ですが、また近いうちに
リベンジということで。
その際は、栗原さんもご一緒に!

栗さん、こちらこそお世話になりました。
コンパクトかつ必要な装備をされているのに感服しました。
大きなザックは結構、心理的圧迫になるので
私ももっと工夫しようと思った次第です
引退だなんてまだまだこれからですよ~

atsさん、こんにちは
今回は両日とも雨にたたられましたね。
しかし軽いMTBいいなあ。ほしいかも。

沼っ原から麦飯坂、三斗小屋跡、三斗小屋温泉、へ行って来ましたが、大峠へ行って来たかったのですが、道が荒れていると聞いていたので断念しました。現在ルートはどうなっているのでしょうか。

いわなさん、初めまして。
三斗小屋温泉から大峠は普通に行けるはずです。最新の昭文社地図、25000図、ヤマップなどで確認してみてください。
2012年に行ってみたのは三斗小屋宿跡から旧会津中街道を経て大峠となります。が、文中の通り残念ながら途中撤退で、結局行かずのままとなりました。行った3年ほど前に地元の有志の方々が刈り払いをされたことで、当時は通る登山者もあったのですが、現況は分かりません。
一緒に行ったメンバーいずれも亡くなり、古い記事にコメントいただいたことで懐かしく思い出しました。ありがとうございました。

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