魚野川水平歩道
朝、氷点下まではいきませんが、1度くらいだったようです。
5時半、自然に目が覚めました。
バンガローも盛況とまではいきませんが、まずまず利用者もいた様子。我々のように山目当ての人々はもう出かける準備をしていました。天気もまずますのようで、予定通り出発です
白砂山登山口を6:50出発(1530mくらい)
まずは地蔵峠へ。 駐車場あるいは車道を回り込んで上記の写真の地点から上り。
ハンノキ沢へ下ります。1490m。野反湖より低い??って野反湖ってダムだからですね。
紅葉がきれいですが、まだ先も長いのでそこそこに・・先へ
ハンノキ沢(7:04)を渡り、地蔵峠へ押し担ぎ登り。
地蔵峠までは白砂山に行く登山者に抜かれたり。
↓ここは右に行きます。
地蔵峠です。(7:45) 1670mくらい?
ピークはおおざっぱに言えばあと2回あり、渋沢ダムに下りていくことになるのですが、まずは北沢へ降ります。
北沢(8:05)1560mくらい
渡渉します。今回、全体に道は明瞭で、地蔵峠へののぼりの1か所以外は迷うかもポイントはありませんでした。
また登らなきゃ。このあたり担ぎだらけ。
疲れるけど、木々の色付きがきれいなので、癒されます。
空も碧いし。(ウチのほうは雨模様だったようですが)
どのあたりだったかいまひとつ判然としませんが1810mほどのピーク(ピークと言うより大倉山を巻いている感じ)を9時前くらいに通過したと思います
振り向くと野反湖が見えます。おそらくここが見納めですね
沢へ(1690m 9:24通過)
また100mほど登り
1800m近くの地点を10:00前後に通過した模様
直後に山地図に表記のある西大倉山を通過。
急坂下り。葉の色が黄色から緑に変わっていく様子が面白いです
一気に1080mまで下がります。山地図に120曲がりと書かれていますがホント果てしない~。所々乗車はできますが・・ 急なので私は歩く割合が高かったです。
ようやく下降終了(10:57)
ボトルをボトルケージに戻しました。(帰るとボトルゲージにひびが入っていました。外せばよかったですね。あと、腰への負担を考えてモンベルのフロントバックを引っ張り出して荷物を分散したのですが、カメラを取り出すのは便利でしたが、後ろブレーキワイヤーへの干渉もありましたので、どうも得策とも言えなかった感じです。試行錯誤です)
ダムでパンを頬張って、衣類を日光で乾かします (11:00過ぎ)
また、橋を渡っていよいよ水平歩道へ(11:17出発)。
さきほどの急な上り下りをおもえばホントに天国のような道ですが、魚野川は百メートルほど崖下。気を付けて走りましょう。
第1トンネルです。真っ暗。真ん中から素掘りのトンネルになっています。頭ゴチンに注意。
峡谷の歩道を楽しみつつ、荒々しい岩肌に息を呑んだり。
馬の背トンネル(11:57)は通行できないので、担ぎ登り降りをしました。ちょこっとだけなのですが、体に効きました。
冒頭の写真は馬の背トンネルを巻いたあたりで撮りました。大岩山の丸岩だか兜岩のようです。
切明の橋も時々眼下に見えるようになり、長野側の景色が開けてきて、もう終盤かな~
などど、気を抜いていられません!ここはなんとかクリア。(12:19 参考にしてくれる人がいるかもしれないので、写真はあえて掲載しました。背中にしょったリュックと自転車は分けて運んだ方が安全でした)
今回の魚野川行は以前のエントリーで触れていた通り、幹事Tさんの企画が悪天候であえなく中止となったため、単独行も覚悟で、紅葉の盛りが期待できる10月の2週目か3週目に個人的リベンジを考えていたのですが、Sさんが食いついてきてくれて、前日にAさんがドタ参してくれて3人となったものです。
単独では、経験の少ない私は崩落を前に肝をつぶしていたところかもしれません。
私は小心者なので、「いま目の前が崩落で通れなくて逆戻りしたら真っ暗になるかなあ」とか考える方です。ですのでここも引き返したら地蔵峠で暗くなりそうだなあ、とぼんやり考えていました。また、歩く距離も長く、単独は危険だと改めて思いました。
このトンネル(12:33)の先も危マークがありましたが、そこはクリア(たぶん改修されたのかと・・)。
その先のトネクラ沢は崩れていました(12:39)。ハシゴでの自転車の持ち上げは結構ナンギです(ハシゴの横からも登れるように見えますが、滑りそうで危ない感じでした)。
ほかもプチ危ポイントはありましたが、おおざっぱな注意ポイントは紹介の2か所かな・・・(2012/10/14時点)
川面近くへの下降開始 。200mほど下ります。
この吊り橋を渡ると林道に出て(13:10)
切明温泉はすぐそこです。
きのこ汁でささやかな打ち上げです(13:25切明温泉着 入り口から6時間35分でした。私が登りでお二人の足を引っ張りましたが、まあちょうどくらいのペースだったのでは?と自らのふがいなさを棚上げにして自画自賛?)
ここからは津南まで登り返しを交えて走るのみ
国道を素直に津南駅に向かいました。交通量はそれほどない細道国道で楽しいサイクリングでした。
そばを食するというお二人に先行していただいて、私はおみやげを買ったり、魚野川行の言いだしっぺのくせに、わがままペースで16:00に津南着。
駅の温泉でさっぱりして、17:08の電車に乗りました。
楽しい楽しい魚野川でしたが、先週の白神、八幡平よりよっぽど全身疲労がありました。火曜日の今日も筋肉痛が・・・・・・歩き、担ぎが長いからかな?でも感動も大きかったです。野反湖自体もよかったし。
個人的には夏沢峠、魚野川リベンジシリーズを果たせてよかったです。双方とも、また季節とパターンを少しだけ変えて来年もいければいいなと思いました。ご一緒いただいたSさん、Aさん、ありがとうございました。
「新潟&接する信州 岐阜 北陸」カテゴリの記事
- 三遠南信サイクリング 5/12 番外編 岩村から恵那(2024.05.24)
- 三遠南信サイクリング 5/11 根羽村、大桑、明智大正村、岩村へ(2024.05.22)
- 三遠南信サイクリング 5/10 東栄から豊根村、売木村、茶臼山高原(2024.05.20)
- 飛騨木曽サイクリング 野麦峠 11/2 熊遭遇の峠道(+湯治行)(2023.11.09)
- 木曽飛騨サイクリング 開田高原から濁河温泉、鈴蘭高原11/1 御嶽や乗鞍を見ながら(2023.11.07)
楽しい企画と手配ありがとうございました。
お蔭様で思い出に残る山サイになりました。
しかし、それにしても足が痛いですね。
先週の比ではありません。早く直さないと、ですね。
まだまだ秋は続きます。走りましょう!
投稿: ats | 2012/10/16 20:36
今回はおつきあいいただき、ありがとうございました。
筋肉痛は消えましたが、
まだ感動の余韻が残っています。
おっしゃるとおり、まだまだ秋は続くので
走りましょう。
ガッツリ系はそろそろ終了かな(笑)
投稿: とし | 2012/10/17 07:19
先日はお疲れ様でした。
今までで一番きついヤマサイでした。というか、ろくに山歩きもしたことがないのに、自転車なんぞ持ち込んで、愚か者でした。でも日がたつにつれ、筋肉痛から解放されるにつれ、また行きたくなるのはブルベと同じような感じです。
また、行きましょう!
投稿: すどう | 2012/10/17 11:11
先日はおつきあいいただきありがとうございました。
いやあ、軽い足取りでしたよ。さすがすどうさんです。
でもホントまた行きたくなりますよね。
投稿: とし | 2012/10/17 13:43
東電小屋に宿泊できるかどうか
チェックするのをわすれました(笑)byとし
投稿: そういえば | 2012/10/17 14:53
としさん、私にはとっても重要な情報でしたのにぃ~。
なぁんて(笑)
遠くない未来に、計画するつもりです。
珍道中は間違いなしですが……
まずは基礎体力をつけなくては!!
ですね。がんばります!
投稿: なつ | 2012/10/17 22:48
ああ、失礼しました~(笑)
そうそう、歩きがロングなので
ブランクあれば足慣らしは必要かも。
でも、山は行ってるから大丈夫!
投稿: とし | 2012/10/18 07:30