大河原峠から大石川林道を双子池、雨池、麦草峠へ
日曜日。茅野に6時ころ、Aさんが自家用車で来られ(朝早くお疲れ様です)、出発。
(写真撮っていませんが)デポ地のスズラン峠までの黄葉も見事でした。
7時半出発。スズラン峠からいったん女神湖付近まで降りて、まずは大河原峠へ。
ピーカンです。ホントに気持ちいいです。
大河原峠は逆から降りてきたことがあるのですが、14km延々登るのではなくて最初7kmはほぼ平坦で、峠近くで標高を稼ぐ感じでした。いずれにしても足が重い私です。
大河原峠到着!(9:24)
蓼科山も行ってみたいなあ。今年再開したという小屋で珈琲をいただきました。
少し降りて大石川林道(林道大河原線の看板やロープが目印です。直前の小径に入らないように)に入ります
ここから双子池まではほぼ乗って行けます
抜けるような青い空と目に鮮やかな紅葉。言うことなしです。
双子池への分岐を右折して間もなく双子池へ。
上は雌池 。夢見心地の景色です
こちらは雄池 。引き裂かれた恋に落胆した臼田の村のボンボンが人身御供で入水したのだそう。それを聞いた恋仲の娘があとを追って、悲しいかな誤って隣の池に飛び込んだんだそうです。それが雌池というのだとか。
双子池ヒュッテ、いいなあ。
もとの分岐に戻って(10:45)、先へ。今度は雨池へ。道なりに進んだつもりでした。
素晴らしい紅葉の中、ぐんぐん下っていくぞ。ん?
景色は相変わらず見とれるばかりで、道も走りやすい。写真撮りながら、ご機嫌で進んでいくけど、どんどん下がっていくような気がしないでもない。空気が暖かくなってきたし。
やがて沢の音が聞こえてきた。
おかしいな。
そうです。八千穂駅方面にぐんぐん降りていたのでした。
きっと双子池で分岐を間違えたようです。 11:30。
もとに戻ろう! 550mほど降りてしまったようです。降りるのは天国ですが、登るのはツライ。脚が重い私は、消耗を避けるため乗車しないでゆっくり押すことにしました。とにかく息があがらないようにしないと(^_^;)
この看板で気づけばよかった・・・・林道双子池線に進入していたというわけで、後の祭りです。でも、復帰までもう少し!
がんばれがんばれ
復帰しました!
この道、私、さっき視界には入っていました。いきどまり、とあったので何となく見過ごしてしまっていたのです。これは私にとっても痛恨のミスでした(^_^;) 大河原峠から双子池分岐まで、車でも通行できる広さに比べるとかなり狭いし・・・双子池分岐から別な林道みたい・・・・
私どもの「北八ケ彷徨」はこのへんで(^_^;)
大石川林道など道の整備をしていただいている関さんとおっしゃる方の(もしかしてもう一人の方の??)柴犬ちゃんです。
麦草峠まで行けるのかなあと、折れかけていた私ですが、関さんから、自転車なら道も大丈夫ですよ、麦草峠までの山道もそんなきつい道じゃない、というありがたい言葉をいただき、もともとやる気満々のAさんともども、再度出発! (13:25)
双子池からの大石川林道(林道 大河原線)。さきほど別な林道みたいという感想を書きましたが、登山道として考えれば整備されています。
石ゴロゴロで自転車は押すしかなかったり、落石の痕跡がこわーい個所もあります。(危険は感じませんが)
双子池から数十メートル登って、雨池まではほぼ水平歩道です
水平歩道区間からの景色は大きく見えます。
大石川林道から5分ほど降りて(自転車はお留守番)、雨池到着(14:22)。開放的ですが、静謐な池です。このあたりで火器を・・・はまた次回ですね
大石川林道とわかれて麦草峠への山道に入ります
木道あるいは岩ごろごろの道を1時間ほど歩きました
麦草峠到着。4時前でしたが、昨日ほどの寒さはありません。まだ快晴のままで、下っても、手足の冷たさはありません。快適です。 高見石ハイクはまた次の機会に。
デポ地のスズラン峠へ降ります。途中で抜群のエスケープルートがあり(管理されているとみられる方の口頭での許可をもらいましたが詳細は書きません。ただ素晴らしい道だったと記しておきます)ロープウエー入口へ。遅い私はそこで待たせてもらい(^_^;)茅野駅まで送っていただきました(電車のほうが早く帰れるので)
輪行袋を持って階段を上がると、よほどヘトヘトに見えたのか、女子高生に「ファイティン!重そうですね!」などと話しかけられました。一瞬、北京の韓国人街の地下鉄駅?と錯覚しましたが、ここは日本のchinoです。そう、やはり身体の疲れは隠せません(^_^;)
七時のあずさで、自由席が満席なのをみて指定席のデッキに。自由席の切符を見せて、輪行袋がじゃまなので指定席のデッキに来た旨車掌さんに説明すると快諾してくれました。(このへんは車掌さんの裁量に任せられる面があって、自由席に行けと言われてもやむを得ないところです)
単独ならデッキもなかなか快適です。昔のように身体的な柔軟性があれば、新聞紙ひいて座っちゃうところですが、いまは腰が痛くなるもんで(^_^;)
ということで窓際に立って文庫本を読みながら帰途につきました。
文字通り雲1つない快晴とこれでもかこれでもかと言わんばかりの紅葉。
収穫の多い、最高の1日でした。
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お疲れさまでした。
嫌というほどの紅葉三昧な高原の一日でした~。
ミスコースは、紅葉の偵察に600m降りたと言うことでご容赦ください。
冗談はさておき、シビレルような風景は今年の一番でしたね。
今週末もよろしくお願いします。
投稿: ats | 2012/10/23 20:46
今回も大変お世話になりました。
林道双子池線(大岳線?)も八ヶ岳の広さを体感できてよかったです。
今回、風景も天候も完璧でしたね。あれ以上の光景には限られた週末ではなかなか出会えないですよね。
こちらこそ今週もよろしくお願いします。(日曜日がどうかな?と言う感じではありますが)
投稿: とし | 2012/10/24 06:19