土須峠 霧越峠 2012/11/24
6時に食事をおねがいしていましたが、考えてみると私の地元より日の出が遅い(6:42日の出 16:54日の入り)。しかも山あいでもある。朝ご飯は6時半にしてもらいました。おかみさんにはゆず味噌とお茶のペットボトルをいただきました。ありがたい。(帰宅後追記:ゆず味噌は酒のつまみにもごはんにちょっとかけても美味い)
7時半出発。R193、国道とはいっても林道だか農道のようでした。
中尾集落を振り返る↑
まだどんよりしていて峠道ではぽつりぽつり降られました。
大中尾川から解き放たれると、ひたすら林のなかをゆき、岳人の森あたりから景色が開けてきました。といっても今度は霧が立ち込めてきて、ピークあたりでは周囲は見えませんでしたが。
土須峠到着
トンネルを過ぎたあたりに剣山スーパー林道への西行きの道がありました。
四国にもクマがいるのですね。
下っていくと今度は東行きのスーパー林道への道がありました。
通行止めの看板。透けて見えるのは猫?
剣山スーパー林道、必ずしも全走破にはこだわっていませんが、いつか辿ってみたいですね。
宿のおかみさんにも勧められた大釜の滝
周囲の紅葉もきれいですが、階段やトンネルが気に入りました
道はトンネルのあたりから広くなってきました。谷底へのカーブがえぐいですが
大轟の滝↓
見上げれば紅葉も美しい
木頭川の流れは広くなり、ダムとなって?出合橋で那須川に合流。私は右折してダム沿いを平谷へ。ここから霧越峠を越えて海に向かいます。平谷集落の旅館前で補給食と缶コーヒータイム。旅館には人は住んでいる様子ですがいまは営業していないようです↓
(下記追記あり)
旧道の十二弟子峠
海川にて
最後の集落を過ぎると、海川谷川沿いを蛇行しながら少しずつ標高が上がっていく感じ。車はほとんど通らない
川から離陸すると急坂が続きますがやがて風景が開けてきました
陽射しも出てきて、何となく海に近づいてきた開放感を覚えました
木々の間から遠くの山が見えるこのあたり↓に霧越林道の開通碑がありました。地形図で見ると霧越峠はもう少し先のようでしたが・・・ 結果的にこのあたりがピークだったようで。
あれ?どんどん下がっていく。地形図的には、日和佐や桜谷へ通じる林道分岐のこのあたりが霧越峠のはず・・・・振り向いて標識を見ると霧越峠はもっと上。つまりさっきのピークのあたり?うーん、よくわからない。
腑に落ちないけどまあいいや。長い下りを経るとやがて清流:海部川にでました。
ヤレヤレ峠・・・・・・どんな峠なんだろう?
流れはいよいよ広くなり、きのうきょうとそこはかとなく漂っていたゆずの香りが潮の香りにとって代わるのもあとわずか。
海にでました(嬉)。宿までは数キロ。宍喰温泉の近くです。やどには16:10ごろ到着。
きのうもきょうも家庭的な宿ですが、違いは今日の宿の方が経営者ぽいことかな?きのうの旅館は昼間の定食屋さんが主のようでしたし、おかみさんの生きがいでやっている面が感じられたけど、今日は若い夫婦がやっていて嫁さんから必死感が伝わってきました。考えてみると釣りやサーフィン、ビジネスなど需要があって客足もそこそこあるのでしょう。食事は美味しいし、宿も清潔でもちろん満足です。山奥から海辺へ、今日も充実したサイクリングでした。
追記)文中に写っている旅館について「人が住んでいるが営業していないようです」と記述していますが、少なくともこの時点では営業していたようです。ネット上で宿泊した記録を見つけました(2012年)大変失礼いたしました。
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