会津の峠（赤土峠 中山峠 市野峠 赤留峠）と西山温泉

連休の前半は会津へ！

本隊は新白河起点の２泊のツアーですが、私は２日目の宿から参加です。

区間快速で会津田島へ。私の場合は新橋乗り換えで銀座線で浅草・・がスムーズです。浅草駅で切符買うひま惜しさにスイカで入って車内精算するのが習い性になっています。 それはいいとして・・

パンを買って会津田島10:20過ぎ出発。陽が出たり翳ったり。風も出ていてちょっと寒い。

駅から国道400号に一瞬入ってすぐ右に入り、戸赤への峠道へ

赤土峠（11:00)

降りると戸赤のヤマザクラ！のはずがまだでした。ザンネン。地元の方の話だと昨日は吹雪いたそうで・・ 川沿いには地球を釣っているオジサンがそこここにいました（現実はイワナ釣りのようで）。

ヤマザクラの前で地元の人たちが店を出していたので「つゆもち」いただきました。お雑煮のような味です

戸赤の集落。

変なことを言うようですが、喪服と集落の組み合わせって結構絵になるなあと思います。

中山峠への登りから

中山峠（12:00)

昨年、大内宿から中山峠を経て下郷に降りましたが今回は逆です

去年も歩いた大内宿は今回はさらっと。車も人もいたけれど、去年は紅葉の季節だったためかもっと多かったような。

去年は行かなかった市野峠。イザベラバードが馬で越えた路と同じ径かどうかは知りませんが、それにしても馬でも大変なんじゃないの！？と思う斜度で、押しちゃいました(^_^;)

でもすぐ（500mくらい）峠です(13：25）

先行（本隊）のわだちを見つけました。１時半です。何時ごろ通ったのだろう？あまり遅れないようにしないと・・

宮本常一がイザベラバードの旅を解説した本を去年図書館で借りて読んでいて、山に挟まれた小さな渓流沿いの道を下がり、馬宿を経て高田の町に出たというような記述が頭に残っていました。まさに小さな渓流も、そこはかとなく宿場町の雰囲気を残す集落も通り過ぎたのですが、文学の余韻もどこへやら、ちょっと急ぎモードに。

空がパッと広くなるとほっとします。でも風も強いね。迷走しながら赤留峠への取り付きへ。

念のため地元の方に「仏沢いきますね？」と確認して進みます。（峠の名前で道を聞いてもわからないことが結構あります。地元の人に道を聞くときは集落名のほうがわかりやすいようで）

赤留峠への登り。

ピークは特に目印もなくいつの間にか過ぎていました。

見上げると右上にガードレールが見えたときにまだまだ登るのか・・・などと思ってたのですが、それは別の林道だったようで、後から思えば峠近くだったのです。ともかく、気づくと下っていました。

いくつかの上り下りと、家はあるけど住んでいない集落、陽が当たる明るい感じの集落をゆきゆきて、銀山への標識を見つけました

当初、銀山峠（ほんとの峠は山道のようなので大峯経由の車道）経由にしようかと考えていたのですが４時前だったので、宿着６時過ぎになってもいけないなーと思ってやめました。また次回。

地形図に出てない新しい農道（ルートラボにはあります）や県道を経て宿へ

老沢温泉旅館17:15着。あれ？まだ誰も来てません

じゃあ、温泉独り占めさせてもらおう。

風呂あがりに２階の窓べりでくつろいでいるとみなさん三々五々やってきました。高田の町でご飯を食べていたそうです。

ひととおり温泉気分がゆきわたると、乾杯と夕食タイムです。総勢１０名（かな？）。こんなにたくさんの人と一緒になるのは久しぶりです。

１日よく走ったので、９時前には眠くなりました。楽しい１日でした。

ルートはこんな感じでした