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2013/12/09

栂峠

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この週末は懸案となっていた西上州の峠へ。

今回はこのエリアによく通っているnさんが幹事役で、aさんと私がノコノコついていった次第。

新幹線佐久平経由で9:17小海着。当初私は、佐久平2分乗換の壁を突破して先の小海線で先着したうえで栂峠の取り付きまで自走するつもりでしたが、もしも小海からのタクシー輪行組に追いつかれると足を引っ張ってしまうことになるし、今夜の宿代も当初の予定より安くなりそうということもあって、けっきょくのところ、けちな考えを引っ込めて不肖私めもタク輪に便乗したのでした。

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栂峠林道の入り口に到着。地元のおじいちゃん、おばあちゃんから、先行して別の2人組自転車が林道を登って行ったと聞きました。タクシーの運転手も「駅で組み立てていた」「年配だった」と証言。

10:05栂峠林道入り口出発。

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私自身はあまり予備知識もなく、25000図を見て、入り口から山道なのかな?と思ってましたが、ダートの林道でした。もちろん登りなのですが乗って行けるので時間的にはだいぶ稼げます。陽射しも出てきて、防寒具代わりの雨具もカッターシャツも脱ぎました。

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峠に近くなった頃、山道が現れます(11:00)。

山道の上の方に2人組が見えました。どうやらnさんの知り合いというか、山サイの大先輩akさんとそのご友人だったようです。何事か言伝ののち、先に栂峠に行かれました。

その言伝の内容も吟味せずに、看板通り山道に入らず林道をすすむと、行き止まり(↓)に。

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道が見つからず。トラバースすればいけないこともない感じですが、自転車担いではちょっときつそう・・・ということで戻りました。

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元の(上記写真の場所)に戻って、担ぎ登りをすることに(11:30)

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そうそう、林道入り口で逢ったおじいちゃんが軽トラで登ってきて、サポートしてくれました(バナナをいただきました。ありがとうございます)。

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少し上るとまた標識がありますが、この看板がやや曲者でした。

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道はこの標識からやや下についています(↓の写真は上記の看板の場所から撮ったもの。木に隠れて丸太が進行方向に横たわっていますがその左側に道がついていました)。階段は標識から左上にも続いている(尾根上の鉄塔に出てしまう)ため、間違えやすいので注意。(さっきakさんが上から警告してくれたのはそのことでした。我々が内容を正しく理解しておらず、林道行き止まりまで行ってしまった次第)

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下を見るとおじいちゃんが山道をゆっくりゆっくり登ってくるのが小さく見えました。以前と変わってしまったと思われる栂峠への道を確かめたかったのかもしれません。無事に帰れたでしょうか。

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サイクリングの先達やらおじいちゃんやら、偶然と親切に導かれるように峠へ。

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笹をすすみます

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方角的には東北に進んでさらに真東に進めばそこが峠、というような認識で歩いていましたが、途中やや迷走気味だったかも。もといた場所に戻れるかどうか確認しつつ進みました。

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それでも、尾根上の祠(おじいちゃんは山の神様と表現していました)や倒れた標識(字が埋もれていたので拭いた)にも導かれ、

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標識と古い石仏のある峠に到着しました(12:05)。

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先着のお二人はお食事中でした。今夜は野栗沢温泉でアルプスサイクルフレンズの集まりだそうです。偶然とも必然ともいえる出会いでした。

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峠からはまるで自転車で走るためのような道をゆきます。

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分岐がたくさん。私たちは水の戸方面へ。

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天望山手前で、十石峠への林道が見えました。「冬場などエスケープにいい」とakさん。

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笹を下ると、

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作業道のような分岐へ。水の戸は作業道分岐のところから眼下に見えました。(どちらをすすんでも水の戸に出るのかもしれませんが)今回は左手を下りました。

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国道299にでました。

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水の戸を通過して、さらに下ると矢弓沢林道に入ります。

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十石峠旧道へ。

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落ち葉ざくざくの最高に気持ちいい道でした

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幸せな時間は短いもので、あっという間に白井集落に出てきちゃいました。

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しばし休憩、談笑ののち、宿までまだ距離もあるaさんたちは国道を走るとのことなのでここでお」別れ。

我々は旧国道を宿に向いました。

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4時には着いたのですぐお風呂に入らせてもらい、いつものように夕食の前にビールを飲み倒して今日の愉しかったサイクリングを振り返り、夕食後にはなぜか中瓶のウイスキーまで飲み干していたのでした。

お天気等、週半ばまでは実施が危ぶまれた今回のサイクリングですが、蓋を開けてみるとほぼ快晴。雪が降りつむ前の絶好のタイミングで冬のサイクリングが楽しめました。明日も晴れ予報。さて、どこへ行こう?

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コメント

峠道で仲間と出遭うのは嬉しいですよね。
僕も荒○さんとは雁道峠で偶然に2度も出遭って喜んだものです。
最近パスハン愛好者の出没が増えてきているように感じています (^^)

INTER8さん、こんにちは
あ、わかりましたか?ご本人も「INTER8さんと厳道峠で2回も偶然に会ったんだよ」とおっしゃっていました。
偶然と言えば偶然ですが出没地帯?を考えると必然かもしれない、と思ったりもしました^^フィールドでの出会いはやっぱりうれしいですよね。

西上州の峠道は、マウンテンよりパスハンターがお似合いですね。

宿も実に渋いですね。

すどうさん、こんにちは。
そうですね。此処ではやはりパスハンターが合うように思います。
宿は400年ほどの建造物とのことで、秩父事件の舞台ともなったそうです。

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