子の権現 豆口峠 竹寺
前から行こうと考えていた奥武蔵。峠がたくさんあるものの、ソロだとどうもコース的にまとまりがつかず二の足を踏んでましたが、他の方のブログなど参考にさせてもらって行ってみました。
前から・・・といっても小学生(いきなりタイムマシンに乗っちゃいました!)くらいのときは知っている峠は正丸峠くらいでしたが。まあ、相模の峠と言えばヤビツ峠しか知らない人も少なからずとも思うのでまあいいじゃないかと(^_^;)
と相州人ぶっていますが、思い起こせば小学校の校歌には「相模と武蔵のくにざかい、遠い歴史を今につたえて・・・」という歌詞がありました。小学校が相模国と武蔵国の国境にあったのです。そして、私が育った家は相模国に在りました。もっとも私の家を含めて多くの親が武蔵国に越境して禄を食んでいたわけで、武蔵国さまさまではあるのですが、そんなことはともかく、埼玉県西部が実はサイクリングの宝島であったとは少年期はつゆほどにも思わず、時には陸の孤島のように感じていたのでした。
つまらぬ回想はここまで。人生は短いのです。ことに冬の陽射しときたら。
と時間の浪費を戒めつつ、この日は始発でなく3番列車だったのでした。ちょっとのんびりです。
8時過ぎに飯能に到着してまず吉野家へ!日頃出歩かず、平日は内食、最近は夕食当番の比率が限りなく80%の私としては若年時にさんざん通った定食屋が結構いい気分転換になったりします。
そして、まずは子の権現へ。
まだ標高が低いはずなのに所々凍結してました。
でも振り返ると山と家のたたずまいに和みます。
足腰神社とのことなのでしっかり祈りました!
上記写真の豆口峠に到着。三角屋根は神送りの場だそうです。なかで休んでカップラーメンでも食べようかなと思いましたが、お迎えが来ても困るのでやめました。
西側の名栗中方面へ降りようと考えていたのですが、地形図や山地図の林道らしい表記の道は見当たらずジグザグ山道になってました。しばらく降りましたが、倒木が多く、最近歩いている気配も感じなかったので今回はやめておきました・・・・豆口峠まで登り返すのが難儀でしたが、その先の竹寺まで延びている平坦そうな道が魅力的だったし。
片隅でカップラーメンタイム。予想通りではあったものの、途中で燃料が切れてしまい、ぬるいラーメン&コーヒーとなりました・・・・・・
でも!途中で買ってきた四里餅があります。しりもちつかずにすむように、というごろ合わせかどうか知りませんが、しりもちくらいですめば幸いではありませんか!ということで、転んでもしりもちですみますように、と祈ってから食しました。
ぐぐっても人生の混迷は深まるばかり。何も考えずに、くぐって心身を清めましょう。
急坂を下りると右手に原市場名栗林道という林道があったので進入。特にどうということのない林道ですが、日曜日のせいか車もなく、時々風景もひらけて手ごろないい道でした
県道に降りて、さっきの名栗中のあたりで豆口峠への道を見つけてそのへんで枝を刈っていたおじさんに聞きましたが、どうも最近は人が入っていない様子でした。「手を入れても金にならんから」とのこと。真意はお聞きしませんでしたが。
さて、今日は早めに帰ろうと決めていたので天目指峠を越えて吾野側の駅へ行こう。
子の権現から伊豆が岳への途中にあるこの峠は展望はありませんが、アマメザスという名前がイイです。名前の由来は豆柿+焼き畑からとのことですが、昔はこのあたりまで家々があったのでしょうか?奥武蔵奥深し。
集落まで降りると3時前。陽が長い時期ならもう1か所というところですが、今日はここまでにしておきました。最近、日曜日はキリが良ければ早めに帰ることにしています(なるべくね)。
当初は飯能から横浜直通でと考えてましたが接続がうまくないので各駅と飯能から特急+池袋から新宿ライン逗子行に乗って帰りました。飯能から横浜までの直通でなくても、池袋から直通で鎌倉まで帰れるだけでもかなり便利です。また行こうと思います。いい1日でした!
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豆口峠はこのコースから入るのもいいですが、子の権現の手前から本来の峠道を歩くのも静かでいいですよ。
名栗側は僕も入ったことはありません。道が不明瞭な場合は下から登るのがいいでしょうね。下って道を誤ると登り返さないといけませんから。
竹寺の萱葺き屋根は絵になる場所です。山間の集落に降り立つときは、どんな場所かいつも期待に胸が膨らみます。
投稿: INTER8 | 2013/12/04 00:04
INTER8さん、おはようございます。
INTER8さんのブログを大いに参考にいたしました。おかげさまでいい1日でした。ありがとうございます。本文では寺社と道のことばかり書いていますが、静かだけど味のある集落に心惹かれました。
そういえば、子の権現から竹寺はハイカーも結構いました。子の権現手前に峠への小さな看板があり、林道が入り込んでいるように見えましたが、山道になるのですね。また行くこともあると思うのでそのときは入ってみます。
投稿: とし | 2013/12/04 07:32