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2014/06/04

徳本峠 2日目 上高地へ

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今日は上高地に降ります。

小屋の朝は5時前には各自全開です。

急いで身支度をして、そそくさ出発する一団。夕暮れとはまた違う表情の連峰に感嘆する登山客。朝食の準備や片付けに大忙しのスタッフのみなさん。小屋の内外、賑やかです。

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きのうはかすんで浮かんでいるように見えた笠が岳。今朝は空気も澄んでくっきり見えました。

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きのう行かなかったてんぼう台にも行ってみたり、朝食と身支度を整えたところで、我々も出発。

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下がっていくとまもなく雪渓です。

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慎重に、かかとで蹴りこむようにしながら下っていきます。

雪は緩んでいるのでゆっくり行けばまず大丈夫。といいつつ、私も滑りましたが。

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しばらく下ると雪渓横の夏道に入り、一安心?

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明神近くなると道が拡がり、あっという間に登山者の回廊に降りてきました。

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徳本峠を越えてここまでやってきたという充実感が全身に漲るようでした。濃密な緑の谷の道と峠への急な登りを経てこそ体感できる北アルプスの輝きです。

自転車を押しながらゆっくり歩きましょう。

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明神池。神秘的な自然の造形美に立ちすくみました。

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快晴で川の流れも輝いています。

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徳本峠も見えます(雪渓の上 ↑)。あそこから滑り落ちてきたんだねえ。

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景観に立ち止まってばかりで先に進めません(^_^;)

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小梨平ではおおぜいのキャンパーが思い思いに楽しんでいました。ここからの穂高も見事でした。

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キジバト?も枝で一休み

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河童橋まで来ると観光客も大勢いました

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さらに歩いて上高地温泉ホテルで温泉へ。はやめのあずさで帰るTさんはカラスの行水でバス輪(バス輪、OKとのことでした)、私は2時くらいまで温泉やウエストン碑あたりでのんびりしていました。

そうそう、自転車で上高地、について。

昨日、徳本峠にのぼる途中で休んでいると、環境省(と名乗られました)の女性から丁寧に話しかけられ、(沢の音で正確には聞き取れなかったのですが)自転車での通行についてご注意くださいますよう、という趣旨の提醒をいただきました(前述のとおり、沢の音で正確には聞き取れていません)。「上高地に降りますが歩いて行きます」と返したところ、「はい、お願いします」と友好的な笑顔でのお返事をいただきました。ほかの登山者の安全や整備している山道に配慮して静かに押していけば、積極的に歓迎はできないけどまあOKですというように理解しました。

まあ、いずれにしても乗れるのは島々から林道終点の二俣までで、山道は押し担ぎなわけですが。上高地では県道以外は押し歩きました。あと、大人数はやはり好ましくない、と個人的には思います。かといって単独もまた推奨できず、2名、多くても3名まででしょう。

でも・・・・・・開き直るわけではありませんが、県道の排ガスもなかなか香ばしいものがありました。許可車の排ガス規制しっかりやってほしいです!

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帰りに大正池に立ち寄りました。穂高を写す鏡のような湖です。立ち枯れの木は以前の印象(高校生のとき)より少なくなったようです。

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釜トンネルはいつの間にか(2002年だそうで)新しくなっていました。

時間もあるので帰りは松本まで走りましたが、ここからはトンネルだらけで自転車で走る道ではなかったですね。じゃあ徳本峠は自転車で行く道かい?と聞かれても困るのですが(^_^;)

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今回は懸案の徳本峠に行けて、しかも文句のつけようのない快晴に恵まれて素晴らしいサイクリングでした。計画、手配、先導のTさん、ありがとうございました。

それにしても、久々の担ぎで数日たっても五十肩のようです(^_^;) 書きながらまだ旅の余韻に浸っています。

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コメント

上高地・穂高には、若い頃ずいぶん通って、懐かしく思い出しました。
釜トンがリニューアルしたとは知りませんでした。記事を拝見して徳本峠にも行ってみたくなりました!

やっぱり素晴らしいコースですね。
元気なうちに行ってみようと思いました。

ぱぱろうさん、おはようございます
ぱぱろうさんは山やさんだったのですね。
徳本峠、やはり島々からがよいです。印象ががらっと変わって感動しました。

すどうさん、おはようございます
はい、クラシックルートだけあって素晴らしいコースでした
長丁場ですが、悪天、増水時を避ければ、すどうさんなら問題ないです。明神側の雪渓は今回軽登山靴で基本大丈夫でした(やや滑りましたが)。

ウインストンが帰国前徳本峠で振り返り涙したと、
憧れて上高地から歩いたのですが、二股からの林道が長く辛かった思い出が有ります。
写真を見てバイクで何度か訪れたことを思い出しました。

hideさん、こんにちは
お知り合いの方でしょうか?はじめましてでしょうか?
バイクで、ということはかなり前に訪問されているのですね。
コメントありがとうございました。

いいですねぇ、徳本峠。
何時か行くコースに決定しました。
山サイは充足感が深いです。
清水峠にも行ってみたいです~。

雪をかぶった北アルプス。いいなぁ…
こういう景色があるから信州はサイクリストに人気があるんですよね。
徳本峠は高校生の頃に上高地側を往復しましたが、その頃はまだ自転車に乗れる雰囲気がありました。今はNGなのですね。

河っちさん、おはようございます
徳本峠、自転車はあまり乗れませんが
おっしゃるとおり、ふつうに山登りするより充足感が深いです
なんでなんでしょうね(^_^;)
清水峠もまだ行ったことがないので、今年か来年か
行こうと思っています

INTER8さん、おはようございます
そうですね。今は上高地のバスターミナルから奥は乗り入れ不可となっています(自転車禁止の標識があって、そのイラストには自転車に乗る絵に×が描かれています)自転車から降りっ放しでも十分楽しいところだし、ここに関してはこれでよいと思っています。
今度は信州を走り回ってみたいです(^_^;)

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