太良峠、乙女高原
日曜日も甲州を走りました
土曜日夜に予報をチェックしたところ、日曜日も1日もちそう。ということでもともと前泊用に予約していたビジネスホテルにそのまま投宿。洗濯などして10時半ごろ寝ましたが、外が明るいので5時前には起きてしまいました。
甲府盆地の南、黒坂峠、鳥坂峠あたり、少し離れますが八坂峠も途中断念していたのでリベンジしたいところですが、甲府盆地を再び南下するのもなんだかなあと思い、当初考えていた通り、素直に太良峠、水が森林道へ行くことにしました。私の目論見では半日コース、のつもりでした。
無料朝食をとり、補給をして7:30出発。すると足に疲労が残っている・・。そうか、四国の時は一見きつそうでも4時ごろには民宿に到着していたので翌日まで疲労を持ち越さなかったのだ。
昨日は宿着が8時半くらいだった。そして今日はいくらなんでも曇り気味の筈と思ったのに、早くも大洋じゃなかった太陽が絶好調(大洋も好調のようだが)。そのうえ、盆地を抜けるには直登気味のだらだら坂をいかなくてはいけません。「半日コース」の目論見が脳内妄想であると気づくのに15分もかからなかったのでした。
走っているうちに慣れてくるかなと思いつつ、足は重いまま。
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自販機休憩、いい眺めじゃないか休憩を重ねて、やがて細い急坂へ。
たまらず歩きが入りました。こんなにきつかったっけ?と記憶を手繰り寄せましたが記憶にありません。
そうか・・・6年ほど前の太良峠は東山梨からだったし、その前の豪快に甲府に下った記憶は観音峠からだった。未体験の道だったのでした。
未走となるとテンション上がります。がんばろう。でも暑い。歩いたり乗ったり。
よっぽどくたびれた様子だったのか、すれ違った軽トラのお兄さんがペットボトルのお茶をくださいました。
ありがたいことです。ありがたや、ありがたや、軽トラのお兄様、伊藤園様。
感謝の気持ちを込めて、一気に飲んじゃいました(^^;
山腹の集落を過ぎ、つづら折りで緩やかになりました。集落までえらくきつく、その先がつづら折りでゆるくなるパターン、よくありますね
10:00(笑) ずいぶん時間かかったね
1120m。結構登ったもんね。ここからはそんなに暑くないはず。水が森林道をいきましょう。
季節を感じるのはセミの大合唱。無数のセミが耳をつんざくばかりに生命を燃焼し続けています。
さらに標高を稼ぐと、陽ざしは柔らかく感じられ、さわやか。弓張峠通過(11:00)
予報が悪いためか午後になると増えるのか知りませんが車もほとんど通らないので、快適なサイクリングが楽しめました。
木々の合間から時折、甲武信、西側に回ると瑞牆山(一瞬だけ見えた)などが見えますが、だいたい樹木と青空とセミの大合唱にいだかれて。木洩れ日を浴びながら小さな自転車がゆっくり進みます。
整然としたカラマツなどここまでのさわやかな風景に比べると地味な感じですが、ここらが水が森林道のピークのようですね。
ここはセミの大合唱もなく、うってかわって静か~
何度か来たことがありますが、いつも通過するばかりだったので今日は高原を歩いてみました。奥にツツジの群生がありました。あとで焼山峠まで道路わきに植えられたツツジを見ましたが、やはり高原のツツジのほうが雰囲気があります。
焼山峠ってこんなにひらけてたっけ?以前より近代化された感じ。
快適な下りを楽しんで塩山駅に向かいましたが、だんだん熱風が・・・この日の塩山は35度まで上がったそうです。
4時くらいの普通電車に乗り込み、1人乾杯のビールを頂きました。
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