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2015/10/27

奥志賀公園栄線(晩秋の奥志賀ツーリング)2015/10/25

朝6時、冷え込んで風も吹きつけています。

一部の県内予報では志賀高原未明から朝まで雪となっていましたが1650mのこのあたりは降ってません(2000mを超える渋峠は雪だったようです)。ゲレンデの上のほう(2,000m近く)が白くなっていました

朝風呂に入ると昨日の団体の男性陣が入ってました。だいぶ打ち解けたようでなごやかに会話していました。

朝食はぼっち席で落ち着いて摂れました。腹が減っていたので、ぼっち米櫃をほぼ平らげました。

フロントで昨日頼んでおいたおにぎり(2個)を受け取って8時出発。

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雪雲も漂っているけど天気はまずます。でも寒い!

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奥志賀高原でマイナス1度となっていましたが、風の冷たさはだいぶ和らいでいるように感じます。標高は1400m台で一の瀬より200mほど谷筋に降りてきているためのようです。

足元は予備の薄い靴下、雨用ではあるけどシューズカバー、手先は軍手と雨用手袋を重ね。換気しなかっためか、まだ風邪が完治していないのか、夜中ずいぶんとせき込んだので、まだのどが弱っているのだろうと、首周りもバンダナ等で暖かくしました。そしてカッターシャツの上に雨具を着込んでいます。

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しばらく雑魚川沿いをいきます。

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秋山郷への分岐までさらに200mほど下がります。寒気が体に沁みます。動物は群れから離れたらしい大きな猿を1匹見かけたくらいでした。目があっても動じない堂々とした猿でしたが、目が少し寂しそうに見えました。

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秋山郷への分岐から雑魚川を離れてなだらかに登っていきます。

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風が吹くとはらはらと木から命のかけらが舞い落ちてきます。

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こうしてカラマツのじゅうたんを踏みしめてゆるゆると漕いで行くとなぜだか充足感に満たされてくるのです。

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↑カヤノ平への分岐です(9:25)。おにぎり1個食べようかなと思いましたが寒いのでチョコレートを齧るにとどめました。齧ると、ピンと張り詰めた空気にチョコレートの香気がパッと飛び散っていきました。

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立ち止まって白樺と青空の対照にしばし見とれます。青空と雪雲らしいのが入れ代わり立ち代わり現れますが雪は降りませんでした。

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カヤノ平分岐から進むと北東方面が開けてきました

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車やバイクが少しずつすれ違うようになってきましたが気になるほどではありません。

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木島山、大次郎山を巻いていよいよ毛無山を巻くあたりでスキー場の施設が見えてきました。↓林道ツーリングの山奥感はだいたいここらあたりまでかな。

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スキー場の施設といってもオフシーズンなので人もいませんが、もう下るばかりとなるのでどーんと下りました。

野沢温泉との分岐(11:05)で道が広くなっていて、小屋もあったのでおにぎりタイムにしました。

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車やバイクはもっぱら野沢温泉へ下りる(または野沢温泉から登る)ようで、森宮野原方面の車の出入りはありませんでした。確かにここから飯山に向かったほうが、新幹線輪行で自宅へ早く戻れそうです。でもそれでは長野in飯山outになるのでツーリングとしてはやや味気ない。予定通り、栄村のふもとに抜けましょう。

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車も通らず、地味ですが、横倉駅(森宮野原方面)に降りる道も紅葉が鮮やかでした。遠望もきいていい道でした。

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あっという間に人の営みの場所へ降りてきました。(12:10)

横倉駅を過ぎて、栄村の道の駅できのこ汁をいただき、干しイモ、えごまなど土産に買いました。

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おつかれさまでした<自分

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森宮野原駅14:22というと少し早いようですが、これを逃すとまた2時間後くらいになってしまいます。あまり欲張らずいい印象で終わりましょう。

コース

越後湯沢駅からの新幹線で自転車コミュでいきあったことのある女性サイクリスト?を見かけましたが、確信が持てなかったので声がけはやめておきました(^^;ほかにも輪行自転車が何台かデッキにありました。すいているからまだましでしたが、横型のモンベルリンコウバック(私も持ってますが)がデッキに居座ってるとさすがに邪魔な印象ですね・・・。私のは進行方向後ろの2人掛けの座席後ろに収まるのでその点は多少気づまりはありません。幸い座席も空いていました。

帰ってささやかなるリベンジを祝ってワイン1本空けると、夜中またせき込んでしまいました。まだやっぱり完治はしていないようです。今週も禁酒しよう。

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コメント

またまた行きたいなーと思っているところに行かれたので、びっくりです。須坂から万座温泉経由で渋峠に向かおうかなと思っていましたが、山田牧場経由のほうが比較的楽そうですね。だけど志賀高原泊まりとはいえ10%連続坂道はきつそうです。
雑魚川林道を経て秋山郷に行くのであれば日程の余裕次第でもう一泊したいところですよね。いずれにしても参考になりました。
前期高齢者の婚活の方と間違えられたこと、意外な展開でしたね。とても楽しく拝読させていただきました。

ぱぱろうさん、こんにちは。天気もよさそうでしたので、未走のカヤノ平分岐から先を行きたかったので、今回は泊りがけで行ってきました。志賀高原から先はきつくなればエスケープも可能なので夏なら日帰りにするでしょうが、今回はやむなく志賀高原に泊まりました。
万座峠経由よりいくぶん楽だと思いますが、志賀高原から奥志賀公園線を行くなら渋峠があるぶん獲得標高は多いかもしれませんね。万座峠経由は確か7年ほど前に下ったのですが、毛無峠を端折ってしまったのを後悔しています。
夕食はウエイターの妙な案内で気づくべきでした。直線かと油断してコースアウトした気分です(^^;まだまだ修行が足りないようです(^^;

今週は志賀高原ですかぁ。本当に色んな地域へツーリングしていますね。
空の様子からかどことなく淋しげな雰囲気ですね。
僕は志賀高原というとスキーの印象が強いので自転車では踏み入ったことはありません。テレマークをやっていた20代の頃はジムニーでレベッカ聞きながら夜の雪道を奥志賀高原へ向けて走っていました。

INTER8さん、こんにちは
1日目の山田牧場は紅葉の車が多かったこともあってにぎやか。2日目の旧奥志賀林道は晩秋のさびしさ。対照的な2日間でした。
レベッカはmaybetomorrowのテープはよく聞きました。たぶん車の運転を始めたころなのでしょう、学生時代の友人の顔や、自分を持て余し気味だった日々とシンクロして思い出します(^^;

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