厳道峠から綱子峠へ
土曜日。先週に続いて上野原起点。
先週と違うのは2番電車に乗り遅れて3番電車になったこと、今回は自走で帰るので、休日お出かけパスを買わなかったこと、かな。
靴も先週と同じ歩き靴です。自走で帰るので、登山靴はちょっと重い感じだし、ぐじゃぐじゃした山道や岩場もなさそうだし。
先週と同様、上野原駅南口で組み立てました。先週と同様の快晴ですが、風はありますね。8:20出発。
秋山温泉から厳道峠に登ります。安寺沢の集落を過ぎる(9:15前後)と道は細く、きつくなります。
雨具を脱いだのですが、峠近くなると風が強くなってきて、カッターシャツは脱ぎませんでした。
厳道峠着(10:10)。峠は展望はなく、この先ちょっと下ると富士山もみえてなかなかの絶景らしいですが、まあ、山道に行きましょう(1021出発)。
翌日日曜日はトレイルランのレースがあるそうです。今日にしておいてよかったかも。
山道に入ると短いですがやや急になります。100Mほど担いでUP
しかも担ぎ区間の斜面は風が強く吹き付けてきます。木々があるので直接強い風に打たれるわけではないのですが、担いでるのに雨具着ました。小学校で笛の練習でもしてるような、風と木の合奏です。
途中で木のあいまから富士山が見えました(↑写真ではわかりませんが)。
南東方面への急斜面から尾根に上がって東寄りに方角が変わると笛の練習は収まりました。斜面で風が強かったのは地形の関係なのかな?
担ぎはここでおしまいで、あとは押していったり、乗れるとことは乗ったり。
ムギチロにはまるで平野峠はここといわんばかりの古い看板がありましたが、まあ、この先であるといいたいのだと思います。
ところどころ目印があります。トレランレースが終わったら外すのでしょうか?これくらいなら、そのままあったほうが助かりますが・・・
私はGPSは持ってません。25000図と山地図とコンパスで確認しながら進みました。25000図の小ピークをいくつか通過すると、山地図上の平野峠は間もなくかな、などと思いつつ。
全体としてそれほどわかりにくいわけでもないのですが、低山というのはかえって油断できません。たかだか2時間程度の山サイ区間ですが、ソロだし、ヤマレコやらブログやら結構事前偵察しました。
平野峠(11:25)↑
厳道峠側から見て左に進みます。
右折は両国橋方面(下記の写真↓がそうですが、トレラン大会用に白いロープを張ったようです)。
直進は677を経て奥相模湖の北側方面。行けるかどうかはわかりません。平野峠から左側に道なりに進むと分岐があります(25000図の天神峠方面?および安寺沢への下りの道は見つかりませんでした。その前提のもとに道なり、と表現しています。25000図には平野峠から安寺沢への下りも記述されていますが山地図では薄い破線になっています。平野峠から直進、677を経て奥相模湖北側への道も同様。その北側の天神峠付近方面に至っては山地図には薄い破線さえもありません)
↑木に標識がぶら下がっています。ここhが平野峠であると言いたいのだと思われます。
さて、先に進みましょう。先述の通り、25000図上の天神峠付近方面の道も安寺沢方面の道も見つからなかったので道なりに下がっていきます。(道は明瞭です)すぐ下記の分岐↓にぶつかります。
入道丸には下記分岐を右側の尾根へ。左側は下りて行ってしまいますが、どこへ下りるのかは不明。
入道丸は広場のようになっています。上野原周回で軽くプランニングしていればここらでご飯でもいいですね。それにしても冬の低山の写真は行ったことがないと、どこもまったく同じに見えてしまうかも?
落ち葉に埋もれた標識も(^^;
入道丸を過ぎて鉄塔手前で女性登山者と男性トレランに連続遭遇しましたが、ハイカーはこの2人だけでした。交通もあまりよくないので、ハイカーも少ないですね。
鉄塔の下を進み、下っていきます。
やがて綱子峠へ
トレラン大会は安寺沢から綱子峠に登ってくるようですが、私は右折して綱子集落におります。
↓綱子集落への看板はないのですが、道は明瞭です。
おにぎりをほおばってから下山
きょうは天神峠には寄らず。快晴の静かな綱子集落のはずれで大休止(12:20-13:10)してカップラーメンとコーヒータイムとしました。なんだかんだ、幸せなひと時ですね。
すっかりくつろいでから、菅井、伏馬田、道志みち旧道などを経て宮ケ瀬経由で帰途につきました。
宮ケ瀬からはいつものパターンを変えようと、北岸林道-国道を経て厚木に出ました。厚木ではまたいつものように迷い道してしまい、日暮れには帰るつもりがすっかり暗くなってしまいました。
山サイ区間。コンパクトですが、静かな山歩きができて満ち足りた気分です。
コース (いつもの通りですが、山道部分は不正確です。別にあいまいにしたいのではなく、単に当方の未熟および横着によるものです。25000図や昭文社の山地図高尾、陳馬ご参照くださいませ)
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ブッシュが消える初冬の低山は山サイをするのに絶好の機会ですよね。行かれたコース、ランドナー同伴では無理ですが、静かな山旅を楽しまれたとのこと、私もいつか空身で通ってみたいな・・・。
投稿: ぱぱろう | 2015/12/07 21:48
巌道峠から綱子峠へ抜けたんですね。僕が行った時は平野峠をまっすぐ突っ切って大河原天神峠へ下りる予定が、薄くなった踏み後を見誤って大分右側へ下ってしまいました。
トレランは案寺沢から綱子峠へ上るんですかね。このルートは沢の渡渉や道が沢で削られて歩くのも困難なんですが…
コースが荒らされないことを祈るばかりです。
投稿: INTER8 | 2015/12/08 00:15
ぱぱろうさん、おはようございます
はい、藪漕ぎは私はあんまり好きじゃないので(藪漕ぎに燃えるな人もいるようですが)初冬、それも霜が降りる前が一番だと思っています。ランドナーでもフロントバックを外せば行けるとは思います。私も以前はそうでした。バーが邪魔ですが。その後目的に応じてバーを交換するスタイルとしましたが、ツーリング車購入で現在に至るという感じです。今のほうがもちろん楽ではありますが^^
投稿: とし | 2015/12/08 05:26
INTER8さん、こんにちは。
平野峠から天神峠方面に抜けようとしたのはだいぶまえなのでしょうね。いまは奥相模湖北側に抜けるのもだいぶ薄くなっているのではないでしょうか。
トレランのコースはご指摘の通りです。INTER8さんのブログで渡渉必須なのを拝見していました。あとで大会の試走会の映像を観ましたが特に改良?はしないで渡渉していたようです。トレランと山サイのコースは重なる傾向はあるので、うまく共存できればいいですね。
投稿: とし | 2015/12/08 05:42