南三陸ツーリング(気仙沼から南三陸へ)2016/03/19
3連休は宮城東部を気仙沼から石巻まで沿岸沿いに巡ってきました。
6:04東京発の新幹線で一関にて乗り換えで気仙沼へ。大船渡線はキハ(上の写真の気動車が左へ移動していったん視界から消えてホームに入ってきました)で気仙沼まで、そこから盛まではBRT運行となっています。職員さんに聞くとBRTでの輪行も可能とのことでした。
気動車の終点の気仙沼で下車。組み立てて11:15ごろ出発しました。思ったほど寒くなく、ウインドブレーカー代わりの雨具を着込む必要はありません。
6年前の同じ連休では気仙沼から北上して釜石、久慈まで巡っていて、次回は三陸を南へ行こうとそのときは思ったのですが、結局、実現は6年後になりました。
魚市場には波が2階まで来たという標識が張ってありました。
港一帯はどこもかしこも工事中で道がよくわかりませんが、適当に海沿いを進み、小高い丘に登って郊外に出ました。
まだ壊れたままの状態の場所も多くあります。この先の大船渡線も何か所か落橋したままでした。
気仙沼の市街地を出るとその先は基本的に45号線を行くしかなく、BRTを横切って国道に出ました。トラックなど車に注意が必要です。
この秀ノ山像は津波に巻き込まれながらも流出しなかったそうです。縁起がいいので足に触ってきました。秀ノ山と聞いて元関脇長谷川関を連想して、観に行こうと思ったのです。子供心に好きな力士でしたので。
岩井崎から国道に戻る途中の食堂で、磯ラーメン
食堂の目の前はこんな感じ。食堂も新装だったので、おそらく再出発なのでしょう。
国道に復帰。(ときおり脇道へ入ったり、小さな漁港に立ち寄ったり)
ここらあたりからぱらぱらと雨に降られましたが、雨具を持ち出すほどでもありません。
歌津にあった仮設商店街です。こうやってかたまって営業するのは心強いでしょうけど、早く自分の店を出したいでしょうね。
志津川町に入りました。中心部は建物や塀もない平原と盛り土の山ばかりですが、遠目にも防災庁舎はわかりました。
何度も映像は観ていますが、映像で見るのと実際に見るのは大違い。改めてそのすさまじさを感じました。
今日の宿は志津川中心部から10kmほど東に進み、神割崎にあります。夕方6時前に到着しました。
海鮮中心でボリュームたっぷり。比較的食事量の多い私でも残してしまいました。
淡々と書いていますが、5年たってもどこもかしこも震災の深い爪痕だらけです。「5年たっても」ではなく、たった5年ともいえるのかもしれません。
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私も10年位前に、気仙沼から石巻までサイクリングしたことがあります。また同じコースを走りたいと思いつつ、通れる道が限定されるし、大型車両も多いんだろなあと実行できないでいます。
海の幸は、以前のままのようですね、美味しそう。
投稿: すどう | 2016/03/25 11:16
すどうさん、こんにちは
1日目は確かに45号線ちょっと大型車が多かったですね。3日目の石巻市街地も交通は多めですが、牡鹿半島はサイクリングしやすかったです。道の途中に自販機はやたらとありますが、ちょっとした補給(たとえば地元の饅頭とかちょっとした海産物とか)はしにくいかも、どうしても土産物が中心で。
いろいろと修復中ではありますが、海もきれいだし、宿の海の幸もバッチリです。再開宿はむしろ震災前より設備がいいかもしれません。特に平日は工事のお客さんが結構あるのでしょう。
投稿: とし | 2016/03/25 14:39