横浜市内花見ポタ
日曜日。秩父あたり行こうかなと思ってましたが夜半の雨でくじけました。
土曜日に出撃すればよかったかも・・・・と思いつつ先週も出動していないので、脚がますますなまってしまう!と9時過ぎに外出。朝比奈峠を越えて16号に出て本牧の公園でしばらく雨宿り。
雨の日曜日。人の少ない山下公園でもしばしのんびり。
市場の市場食堂秋葉屋に久しぶりに行ってみましたが、営業してませんでした。確か休みは土曜日だったはずですが・・「大盛り」路線とは訣別したらしいというウワサは聞いてはいたのですが。いずれにしても時々行っていたのは10年近く前の話。栄枯盛衰もあるのかもしれません。それに、仕事なんてものはやめたければすぐやめられます。
花見ポタと題はつけましたが、街のあちらこちらで満開の桜を見ることができるので写真はあまり撮りませんでした。
旧東海道経由で鶴見川へ
上流に進むと森永橋のたもとに森永の工場があります。子供の時分には工場見学に行った記憶があります。夏休みの課題提出のためだったんだろうと思います。ここらは母の実家もあったはずですが、今となっては場所もわかりません。
近くの三つ池公園へ。確か県鶴(高校)の奥だったはず。
三つ池公園でも雨に降られました。でも、もう冷たくないね。春雨じゃ。でも革サドルにはカバーかけないと(忘れてしまった)
西に平行移動して三ツ沢公園へ。三つ池公園は家族連れが目立ちましたが、三ツ沢公園は若い人が多くてなんだか元気いっぱいでした。競技場でサッカーの試合やってたりしてにぎやかでした。
そして大岡川へ。こちらは三ツ沢公園に輪をかけて庶民でにぎやかです。いつもの抜け道には屋台がびっしり並んでいて人人人・・・・自転車連れでは歩けませんでした。
屋形船も楽しそうです。一度は乗ってみたいけど機会がないかも・・
各地でよくある話かもしれませんが、大岡川も幼少のころはどぶ川で、私の住んでいた地域は上流のほうですが、なっせん工場からの排水で赤青黄色とチューリップだかカメレオンだかのように川の色が変化していました。下流のこのあたりに来ると、子供心に屍体が沈んでいるに違いないと思ったほどヘドロだかゴミだかで淀んでいたものです。
今はももいろ、屋形船♪と市歌にかぶせたくなるほど、きれいな川に生まれ変わって喜ばしい限りです。
時間もあったので、上大岡にある県の戦没者慰霊堂に寄ったり、公園墓地でお墓参りなどもすませて帰宅しました。(だいたい80km)
県の戦没者慰霊堂は護国神社のない神奈川県においてはその代替物のようなものとして設立したといっていいでしょう(講和条約後の設立。軍人だけでなく空襲などでの犠牲者も戦没者と規定しています)。毎年5月に多宗教で戦没者の追悼式を行っています。土地はもともと隣にある千手院というお寺さんが提供した場所だし(いまも幼稚園があります)、宗教、政治信条の多様性を考えると自然な様式です。
桜の木の下で改めて、戦後70年と称することのできるありがたさをかみしめるとともに、生きていれば大岡川の花見でも楽しめたであろう戦没者の冥福を祈りました。思えば、サイクリングは自由で平和な世の中で野山や街道を駆け巡って楽しむものです。私たち自身が小さな小さな平和の象徴であり続けたいものだと思います。
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