2016春北海道 えりも岬 大樹2016/5/1
宿を7時過ぎに出発。ひとまず一路えりも岬を目指します。
えりも岬に自転車で行ったことはありません。まあ、一度は自転車で行ってみよう。
生のこ:ろに札幌での就職活動の帰りに寄ったことがあるくらいです(帰りに・・・という割に1週間くらいいたような)。そのときはバスで行ったのでした。学校帰りの高校生がたくさん乗っていて景色はあまり見れませんでした。高校生の兄妹がバス停から牧場へ帰っていく記憶が象徴的に残っているくらい。こんなジオパークっぽい景色もあったのですね。
やっと1日晴れそうなこの日。道端ではさかんに昆布を干していました
電線がちょっと邪魔なのだけど、山の頂の残雪が神々しい感じでした。
えりも岬までは追い風。すーっと、岬近くまで来てしまいました。あちらこちらから風が吹いてきます。それでも昨日までよりはましなはず。
岬には9:20ごろ到着。
島倉千代子にもえりも岬の歌があったのね。「人生いろいろ」しか知らない(笑)音声を流してなくてよかった。
型通りに看板前で。なんだかえげつない看板ですが(古い看板もありました)
ウニはいただけるものならいただきますが、ふだんは目で見て楽しむものです(^^;
岬の先っぽまで左側から回っていけるかなと思いましたが人家に入ってしまうのでやめておきました。振り返るとなかなかの絶景でした。こういうところに住むのも大変そうですが。
えりも岬のユースホステルはだいぶ前にYHとしてはやめてしまったはずですが、面影はくどいほど残っています。民宿として継続していますが、そろそろやめてしまうようです。泊まりたいかといわれるとかなり微妙です。今日からはとほ宿や比較的最近のユースホステルなど旅人宿の宿泊が多くなりますが、どこもいい線いってましたからねえ。
でも元YHからの景色はバツグンです。しばらく向かい風ですがたぶんつらいのはこのあたりだけ。黄金道路はトンネルも多いし。
天気も良く海も空もきれいですが、集落があると中に入ってみたくなりました。廃校にて。集落が途切れてからさらに進むと豊似湖というのがあるとのことで、車が1台進んでいきました。私はもとの国道に戻りました・・・
やがて広尾の町へ。13時前くらい。
広尾駅で広尾線の展示があったので見学。受付の女性に郵便局の場所を尋ねてお金をおろしました。日程が長くなる時はゆうちょ銀行を愛用しています。多額の現金はリスキーだし、予算も管理しやすいので。(日祝日はやってないことが多いので、事前にある程度調べておきます)
早立ちで時間も余裕がありますので、漁港を訪れつつ宿に向かいましょう。
林の中にバスが打ち捨てられていました。木々が茂る中でどうやって打ち捨てられたのかわかりませんが・・
ひたすらまっすぐの道を右折して海に向かうと旭浜という漁港がありました。いまという時代に都会から来た人間が見ると、町を離れたこんなところに漁港があるなんてという感じですが、開拓初期は海上交通が中心で、のちに鉄道が発達したのでしょう。それに小さな漁港扱いして書いてるけど、サケ、マス、ホッキなども水揚げされるので時期によってはもっとにぎわうのかも。
ダートや自衛隊の敷地?に迷い込んだりしつつ、漁港へ。写真を撮ったつもりでしたが忘れていたようです。特にフォトジェニックということでもないけど、ついついあっさりバイパスしてしまう漁港をちょっと見ておきたいと思ったのでした。
漁港からはすぐこんなふうな牧畜地帯となりました。だだっぴろい南十勝です。
何キロか走ると国道に出ました。国道といっても、今日は祝日とはいえ、ずいぶん交通量の少ない国道でありました。
ほどなく今日の宿セキレイ館に到着。某Tネットでも女将さんが自転車ツーリストであると何度か紹介されていた宿です。納屋には再塗装したばかりのランドナーが大事そうにしまわれていました。(もちろん床の間ならぬ納屋のお飾りではなく、出動もされます)
1630より前に着いたので宿の晩成温泉ツアーにも間に合いました。ヨウ素イオンを大量に含んでいるとか。ビールは高かったので宿で呑むことにしました。
↓フェリーで来たお客さんの車。真ん中の自転車はヒロセの26HEランドナーのようです。私より背の大きい方ですが・・・(^^;
食事も美味しく、満足しつつ9時前には寝てしまいました。とほ宿やYHでは9時からゆるい情報交換のティータイムがあることが多いのですが、私はちょっと持ちこたえられません(^^;同室はもう1人ライダー。そいえばここはライダーの多い宿でした。
夜半、隣の部屋からバリトンの音響が響いてきました。飲みすぎなんじゃないの?
北海道様似郡様似町大通2丁目 ~ 広尾郡大樹町字晩成
130km程度
駆け足レポートのくせに、翌日5/2のレポートは来週になりそうです。やや燃え尽き感はあるのでこの週末は近場日帰り程度かな・・・
« 2016春北海道 平取から様似2016/4/30 | トップページ | 那須岳 »
「北海道(2020年まで)」カテゴリの記事
- 2020北海道秋 9日目 事実上最終日 9/26 中富良野-桂沢湖-栗山-千歳(2020.10.11)
- 2020北海道秋 8日目 9/25 旭川-十勝岳望岳台 中富良野(2020.10.10)
- 2020北海道秋 7日目 9/24羽幌、幌加内、江丹別、旭川(2020.10.10)
- 2020北海道秋 6日目 9/23 天売島から焼尻島、羽幌へ(2020.10.08)
- 2020北海道秋 5日目 9/22遠別-羽幌 天売島へ(2020.10.07)
えりも岬というと、霧や靄のイメージがありますが、としさんの日頃の行いが良いのか、良い天気だったようですね。
私もえりも岬は30年前にオートバイで一度だけ行っただけですので、自転車で再訪したいと思っています。元えりも岬ユースの民宿が閉鎖される前に。
投稿: すどう | 2016/05/13 09:51
すどうさん、こんにちは
私も風が強いかな~と警戒していましたが、この日は相対的に穏やかでした。元YHは来年5月末までの営業だそうです。旅館業の営業許可を更新しないということだと思われます。
投稿: とし | 2016/05/13 14:50
連休は遠くへ、と聞いていましたが北海道だったんですね。遠い (^^;
前の日の写真で、着ている服を見て改めて寒いんだなぁって思いました。こちらでも山沿いの5月はたまに雪になりますからね。
飛行機輪行で自転車は無事でしたか?
投稿: INTER8 | 2016/05/14 11:34
INTER8さん、こんにちは
1日目、2日目あたりは寒かったです。最初うっかりほっかむりしなかったので唇があきぎれてしまいました。ただ、後半は暖かかったです。
飛行機輪行ではオーストリッチMTB輪行袋を使っているのでいつもの薄手のそれよりは安心です。変速機や(フォーム抜きなので)ヘッド等は布を巻いたりしていますが、これまで問題があったことはありません。ただ、コンパクトになるため輪行袋内で遊んでしまうのでトランク用のベルトも縦に巻いています。飛行機では横に寝かすことになりますが、横にしたときは「こちら面(変速機のあるほう)を上にしてください」と平身低頭でお願いしています。そうするとメモ書きして袋に貼ってくれます(以上、全日空です)
投稿: とし | 2016/05/14 16:04