2016春北海道 南十勝 湧洞湖 昆布刈石2016/5/2
今日は1日快晴のようです。
朝ごはんをいただき、記念写真を撮っていただき8時出発。日高の山々もよく見えました。風も穏やかでさわやかなツーリング日和になりそうです。
セキレイ館のある晩成という地名は十勝開拓の名残かと漠然と思っておりましたが、そもそも晩成社というのはこのあたりにあったのですね。海上交通が盛んだった開拓時代と異なり、いまや公共交通ではかなり不便な場所となっているのですが、セキレイ館はライダー中心になかなかの盛況でした。
そういえばえりも岬でライダーにどこからきて今日はどこへというお決まりの会話とともに「晩成のキャンプ場なくなったんですよねー残念」などと話しかけられたのだけど、温泉利用を条件に晩成温泉の横にテントを張ることができるようです。
生花でいったん国道に出て、天気が良ければおすすめと宿で聞いた湧洞湖へ。
とりあえず一番向こうまで行ってみました
若いカップルが道路に寝そべってお互いに写真を撮ったり、手に手を取って(いたかどうかはよく見てませんがそんな青春ドラマのような雰囲気で)浜辺に歩いて行きました。人生のいい季節だねえ。自分にもそんな季節があったかも。人生午後4時のおじさんにはほほえましく感じられます。
道の横の何かの跡地はキャンプ場だったようだ。
えりも岬のライダーの「晩成のキャンプ場なくなった」は湧洞湖との勘違いだったのだと合点がいきました。まあ、宿派の私にはあまり関係ないのだけれど・・・
画像では見えませんが日高山脈もくっきり。ひとしきり眺望を楽しんでから、再び国道へ復帰します(6kmほどです。いちいち長い)湧洞湖は緑の眩しい初夏にでも来てみたいと思いました。夏の訪問はいまはできないけど、あと数年たてば可能になる。健康でいないとつまらない。差し歯やブリッジばかりで残り少なくなってしまった歯をせめて大事にしようと心に誓ったのでした。
国道は昨日よりは交通が多い感じでした。この日はGW合間の平日で私は単にさぼっているだけ(^^;
また左折して長節湖へ
また国道に戻って十勝側にかかる大橋を渡って十勝太、そして昆布刈石方面へ
新しい国道の右側に未舗装の道があります(時系列的にはもちろん順番が逆ですが、もはやそのように見えます)こちらの国道も車がほとんど通らないので、わざわざ未舗装路に行こうという気がおきませんでした(^^;
昆布刈石の入り口からその未舗装路に入りました。斜度や玉砂利などがあって歩いたりはしましたが、しょせん観光の車も走れる道だし、展望台付近は走りやすい路面でした。
画像で表現しきれないので撮影は最初からあきらめましたが、紺碧の海と空、広くて丸い太平洋を全身で感じました。
まだ70kmほどありますが、あとはまっすぐ道を基調に、はるにれの木に寄ったりしつつ、牧場や畑作風景を楽しみながら北帯広のYHに向かうのみです。(北帯広といいつつ実際は下士幌ですが)
ユースへは少々道迷いしながら5時過ぎに到着しました。開設して10数年のYHだそうです。
ほかの宿泊者がいると食堂にカメラは持ち込みません(私もほかの宿泊者の撮影音とか仕草は少々気になります)が、ここもセキレイ館も食事とても美味しかったです。宿泊者は私を含めて4名ほどでした。
さて、明日の天気。今日ほどではないけど、まずまずのようです。翌日のコースは迷っていましたが、予定通り幌鹿峠に行くことにしました。
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茫漠たる風景が北海道らしく感じられます。若い頃、稚内から日本海沿いに南下したときもこんな感じだったなあと思いました。
YHは、いまも相部屋でしょうか。簡素で静かな宿が良いですね。
投稿: ぱぱろう | 2016/05/19 22:14
ぱぱろうさん、こんにちは。
私は若い時の記憶がもはや茫漠としております(^^;
さて、YHはいまも男女別相部屋が原則となっています。この日は宿泊者が少なく&私のような男性単独旅行者がいなかったので、占有で静かな夜でしたー
投稿: とし | 2016/05/20 05:36