大間から仏が浦、むつへ2016/08/12
今日は大間から南下します。
ホテルは7時過ぎに出発。ホテル駐車場の車やバイクの多くはもう出発済みでした。みなさん早いね~
下北には何度かツーリングに来ていますが、佐井(中心部)から仏が浦~野平が未走でした。この機会に仏が浦に行ってみよう。(写真は佐井港の仏が浦観光船 8:15ごろ)
昨日走った北海道を眺めながら・・・・そうそう、行きあった自転車ですが、北海道は練習と思しきロードと数台すれ違ったり抜かれたり、下北半島ではツーリング中と思しきシクロクロスにパニアバックというようなスタイル数台とすれ違いました。
ちなみに今日のコース 。
佐井から仏が浦はアップダウンが多いです。昨日は函館から川汲に抜けるときになだらかな峠を越え、他区間はおおざっぱに言えばほぼフラットでした。
ふうふうと高度を稼いだり、あっという間に急降下を繰り返します。同じなのは昨日も今日も紺碧の海や空を眺めながらサイクリングできることです。ツーリングでは曇天なことも多いのですが、今回は完璧です。
福浦という海辺の漁村には2軒の食堂がありました。まだ10時前(9:45)でしたが幸い営業していました。朝パンを食べたくらいで腹が減っていました。どちらかは開店しているはず、とあてにしていました(念のため補給食は残していたのですが)今回はぬいどう食堂へ。
「歌舞伎丼」(とのこと。名前の由来は聞きませんでしたが色合いから?)。海鮮は日替わりのようです。おいしくいただきました。食堂からは10:15出発
気温が上がってきて日差しもきつくなってきたところで、標高ゼロから(たぶん)200mほど登ります。
しんどいけど、ひとしきり登ると遠くに縫道石山、眼下に仏が浦が見えました
ちょっと下ると仏が浦駐車場(11:00着)。自転車を置いて歩いて下ります。ハイキング道と木の階段を歩いて15分くらいかな。
小1時間ほど歩きまわってから駐車場へ戻りました。これがちょっとしんどかった(笑)15分ほど登るので。
夏空とさわやかな風。このところ加齢とももに真夏は無理しなくなってきましたが、やはり夏のサイクリングこそが王道と思えるのはなぜでしょう?若い時分のツーリングの記憶があるのでしょうか。
ただ、結果としては運が良かったようです。数日たつと低気圧やら台風やらで雨が続くことになったのですから。
野平集落に到着。満蒙から命からがら引き揚げた人たちが戦後に開拓した集落ですが、かわうち湖ダムの建設でまた多くの人たちが移転を余儀なくされたそうで、近くにダム移転による離村の時に建立した開拓碑があります。
物事にはすべて陰陽があり、角度によって様々に見えることを前提としたうえですが、こうしてこの集落と開拓碑を目の前にすると、国家というのはつくづく暴力団のようなものだと改めて思うのです。戦前よりましなのはダム建設で離村する人たちが開拓の前史と移転の苦渋とを開拓碑の碑文に残せたことでしょうか。
かわうち湖からはほぼ平坦となって、畑集落からは川内川沿いに南下して陸奥湾に出ます
陸奥湾に出るとあとは大湊駅まで海を眺めながら進むばかりです。
16:00大湊駅着。ここで自転車をばらしてのんびり各駅停車の旅となりました。
夏空のもと、充実したツーリングになりました。
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歌舞伎丼、美味しそうですね。
味噌汁の奥の小皿はつぶ貝ですか。
それと、どんぶりの奥の皿も気になります。
投稿: すどう | 2016/08/22 15:29
すどうさん、こんにちは
そういわれてみるとちゃんと写していませんね。
奥のはつぶ貝で、小皿はサーモンだったように思います。
今日はあわびがないって言われました。
このあたりはやはり海鮮ですね。
あと、暑いといっても30度はなかったようです。
投稿: とし | 2016/08/22 17:49