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2016/10/31

高岩から茂来林道(一部)、北相木、ぶどう峠、秩父へ

いろいろな計画が入れ代わり立ち代わり現れたものの予報がいまひとつで流れたりして、日曜日は比較的まともそうな予報が出ていた信州へ出かけました。

静かな里山を巡りたい+移動した感もほしい という矛盾した希望をもって小海線の高岩駅へ降りたちました。途中の軽井沢では霧が立ち込めていて、新幹線代かけて遠景がダメだと痛いなと思いつつ・・・

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降り立つとすぐ民家や畑。ということで無人駅のホームで組み立てて9:10出発。

これが高岩かな?

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小海線沿いから東へ。まずは、Iさんのブログで紹介されていた静かそうな集落巡りをしようと思いました。

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標高にして150mくらい登ると筆岩集落。筆岩集乳所なる建物がありました。すっきり晴れていれば集落を外れた高台から筆岩と八ヶ岳がきれいに見えるはずですが、この日は見えませんでした。

集落で住民のおばさんと一言二言話をしました。クマに気をつけてとのことでクマ鈴をつけましたが、最後の目撃談は2,3年前のキノコ採りの季節にキノコを採ってたら出くわしたというものでした。紅葉とクマというのは経験的には危険度が低いようには思うのですが、まあクマもいろいろです。

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隣の市ノ沢集落へは茂来林道を使います。きれいなダートでした。

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林道上、筆岩の高台ということになるんでしょうが、神社がありました。こうした場所にあると神秘的です。

ところで先ほどの方に重大なことを聞き忘れました。筆岩の名前の由来をお聞きしたかったのでした。

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ところどころ紅葉も。そういえばこのあたりは標高にして1100mほど。

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林道を上り下りして隣の集落へ。ひとやすみ。

茂来林道はここから親沢方面は舗装されていて人家もないようなので単調かなと、集落をたどる道を親沢へ進むことに。(あとから茂来林道が水上集落を経て栂峠林道近くまで延びていることを知りました。天気が良ければそれも面白そうです)

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お城と見まごう立派な家が集落を睥睨していました。

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親沢からは小さい峠(親沢峠)を越えてぶどう峠への県道へ(11:30くらい)。

静かな集落のたたずまいと紅葉を十分堪能しましたが、距離にして17kmしか走っていません。

さて、ここからは淡々と進むのみと、ぶどう峠方面をみやると、霧がかかっていて一気にテンションが下がってしまいました。進むか、引き続き農村巡りに徹するか、缶コーヒーを飲みながらぐずぐずと迷いましたが、やはり移動した感も取り入れたいということで進むことにしました。

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栂峠への道です。栂峠に来たのはもう3年前。また行きたいけど、あのときは偶然お会いした大ベテランお二方に我々ついて行った感じでしたので、自分が今度行っても十石峠方面まで無事たどり着けるだろうか?うーむ。

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ぶどう峠へあと3キロ弱の登りにとりつくと、すこーしですが日差しも出てきました。陰鬱な天気でテンションが下がってペースものろのろでしたが、このままだと秩父に着くまでに暗くなってしまうので少し頑張ろう。幸い、車も少なく、紅葉の静かな峠越えを楽しめました。(峠着13:00) 寒い!防寒用ではありませんが、雨具を着こんで、靴はレインカバーを覆いました。

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上野村まで下りると快晴というほどではないけど晴れていました。腹が減ったので道の駅ならぬ川の駅できのこカレーをいただきました。

やや時間が押してきたので、というか秩父の地図を忘れて(藤岡方面は当初から予定せず)秩父駅周辺の地理に自信がなかったので、早め行動が吉と、上野村の旧道は辿らず素直に国道を行きました。国道は旧道と違ってなんだか豪快な上野村、という感じです。

やがて右折。志賀坂峠越えの上州側はずいぶん久しぶりでしたが、多くの車が藤岡方面に行くらしく、意外に静かでよい峠越えでした。ぶどう峠と比べると、こちらは夕方近いのに冷え込みは感じません。

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峠で15:57。「秩父まであと20kmくらいかな。下るばかりなら17:30くらいの特急に乗れるかな?」などと思ってたら、秩父まであと35kmとのこと。あちゃ、ナイトランになりそう、とさっさと下りて、近年の私にしてはファストランしたものの、案の定、秩父駅周辺でうろうろと迷ってしまい時間をロス。暗くなってしまってここはどこだろうなどと思いましたが、なんとか17:50ちょっと前に秩父駅に到着。18:25の特急に乗り込みました。

楽しかったけれど、峠道で感じた手足のかじかみに季節が進んでいることを実感、今年もまた多くの場所に行けなかったな~という感慨も抱いたのでした。

コース

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コメント

としさん、こんにちは。
高岩駅周辺にいい集落、いい道ががありますね。ぶどう峠や栂峠を越えなくてもまったりと走るのもいいかなと感じました。

7丁目のアルプスさん、コメントありがとうございます。
はい、貧乏性と計画不足でついついぶどう峠に向かいましたが、帰りの鉄道で地図を眺めながら、もうちょっと北相木、南相木の探索をするか、八千穂町の小海線西側の集落巡りを組み入れればよかったかなと思いました。

結局北相木へ行ったんですね。写真を見ると空は快晴とまでは行かなかったようですね。こちらも雨こそ降りませんでしたが、雲でどんよりな土日でした。
先日走った場所ですが、紅葉すると違う場所のようです。
林道はやっぱり紅葉シーズンが一番ですね。

INTER8さん、コメントありがとうございます。筆岩方面、参考にさせていただきました。あのダートの道もそうですし、さっと触れただけでしたがぶどう峠への道も紅葉が盛りでした。信州側と上州側で体感気温がずいぶん違いましたが、上州、秩父あたりは少なくとも午後はまずまず晴れだったようです。紅葉も進み、だんだんと近くで楽しめるようになってきますね。私も紅葉の季節が好きです。あとは紅葉からのぞく青い空が恋しいところです。

志賀坂峠の上州側はわたしも好きです。午後は車も少なくてよい雰囲気すよね。この峠から秩父へは、おっしゃるように近そうに思ってしまいますが、必死に漕いでもなかなか着かず、秋だと途中で日が暮れてしまうパターンが多いです。

ぱぱろうさん、コメントありがとうございます
前回は7年前でしかも集団だったので記憶がおぼろげとなっていました。(志賀坂峠)国道なのでがまんして通過するだけと思ってましたが、案外よい雰囲気でいい意味で裏切られました。このあたりもそろそろ紅葉サイクリングができそうですね。あとは天気がすっきりしてくれれば。

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