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2017/01/09

柴又から成田(2017/01/07)

遅まきながらあけましておめでとうございます。

3連休の初日、横須賀線、浅草線、金町線を乗り継いで柴又にやってきました.

走り初めは山方面がいいかなと思っていたのですが、帰省から戻って4日に砂浜で軽くジョギングしたら脛を痛みが走ってしまい、5日6日と痛みが残ったので、平地での走り初めに変更しました。

駅で自転車を組み立てましたが、冷え込みがきつくて手がかじかみました。

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寅さん、寒いよ~

柴又にサイクリングで来たのは初めてです、というか前回はいつだろう?大学の女子とこの周辺をぶらぶら歩いた記憶はあるので30年はたっているような・・いやいや、90年代にも来たかもしれませんが・・歩いた記憶は漠としてはあるもののおぼろげです。まあ、記憶を手繰り寄せるのはあきらめましょう、忘れている事柄というのはとどのつまり、どうしても記憶にとどめたいことではないのです。

銅像は1999年にできたとのことなので、今回初めてみました。

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まだ8時過ぎですでお店の多くは開店準備中でした。

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帝釈天へお参り。蛾次郎はいません。

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まだ開店前でしたが他のおばさんが強引に店を開けると店の人が出てきてくれまして、10分ほどでできるとのこと。おばさんに便乗して私も小さいのをひとつお土産用に購入しました。

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野菊の墓よりも一般的には演歌で知られている矢切の渡し。まだ営業前のようでした。

ぶらぶらしているうちに9時になってましたが、まだ手がかじかんでいます。太陽は出てきたので、近くの土手で手袋をとって暖をとりました。私の地元には空が大きく見える広々とした土手はありません。せっかくなので座ってパンを食べながらぼんやりしました。

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だいぶ暖かくなってきたので、走りだし、川沿いのサイクリングロードを流山まで北上、柏駅で歩道橋を担いで手賀沼へ。初めてきましたが、葛飾から近いんですね。このあたりの土地勘がないので新鮮です。

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沼にはいろいろな鳥がいますが名前がわかりません。わかるのは鴨と白鳥くらい?白鳥のつがいがぷかぷか浮かんでいます。つがいはほほえましい。人間もつがいがあれば行動原理は単純になり、つがいなきものの語る小難しい理屈の多くは大空に溶けてゆくものです。

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欄干の鳥は近寄っても逃げもしません。大声をあげたら一斉にばっと飛び立つ様が壮観かも!という誘惑を抑えるのに苦労するほどたくさんいました。

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手賀沼から川沿い、湿地帯、広大な畑、古くて小さい集落とゾンビのようなニュータウンなどを経由して印旛沼方面へ向かいました。広大な関東平野を存分に感じながら。

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千葉のあたりは出羽三山信仰が盛んだったようですね。昔は山頂にしか神様がいなかったのですが、いまは山麓の1か所にまとめられているそうです。合祀というんでしょうか。合祀しても元の場所に神様がいるんだそうで。逆に分祀しても元の場所に神様が残るらしく、神道の理屈だと神様はどんどん再生産されるもののようですネ。まあ、一神教より深刻な対立は少ないようなので、ひとつの叡智とも言えるとも思いますが、こと国家が関与すればうっとおしいものになることに変わりありません。これを書きだすと長くなるので正月早々やめておきますが、いずれにしても信心の浅い私は信心深いむかしの人たちに敬意を表するのみです。

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干拓沼をつなぐだけでも結構な発見があると思いながら印旛沼へ

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オランダ風車のたもとで卵かけごはんとミニ豚汁(300円、安かった)をいただくともう2時になっていました。右脛の痛みは深刻ではありませんが、ややしこりはあるのでこのへんにしようと思います。

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かといって佐倉終着では近すぎるので成田へ向かいました。水面にはたくさんの鳥が浮かんでいました。周囲に人はいなかったので思い切って大声をあげてみました「うわーっ!!!」・・・・・・・・・・・全然飛び立ちません。がっかり。のどが痛いだけでした。敗北を抱きしめて立ち去りました。

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短いけど砂利道走行を楽しんだり、ゾンビのような成田空港新線の存在を知らずに勝手に成田線と勘違いして道を間違えたりしながら成田山へ

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今年のサイクリングの安全を祈りました。

皆さんのサイクリングも安全でありますように。

京成成田駅から5時過ぎの特急に乗り込みました。

コース

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コメント

大学の女子と散歩したことがおありとのこと、うらやましい。柴又は訪れたことがありません。東京の下町もまだまだ探索するとおもしろそうなところがあるようですね。今年もよろしくお願いします。

ぱぱろうさん、あけましておめでとうございます。学生時代の記憶も時系列や色彩があいまいになり、サイクリングの経路や景色の記憶で塗りつぶし更新しつつあります。東京周辺も自転車で巡るに興味深い場所、路地など多いですがなかなか焦点が定まらず、今回は帝釈天から新勝寺を基本線として干拓地を巡ってみました。今年もよろしくお願いします。

僕も柴又は未体験ゾーンです。映画に生涯をつくした寅さんは日常では気むずかしい人だったようですね。
我孫子の周辺は、これまた未体験ゾーンで、土地勘がまったくありません。長津田から田園都市線で我孫子行きがあるんですけどね (^^;
写真を見ると、平地の田舎もいいものですね。関東平野は広い。

INTER8さん、こんにちは。
学生までは寅さん映画あまり見なかったのです。平成が始まったころ、旅先の中国で、車中の中国人が筆談で「寅次郎」「高倉健」などと何度か書いてきたのにあまり説明できなかった(健さんは網走シリーズは好きだったのですが向こうでは日本刀映画はねえ・・)ので、興味が逆輸入されて観るようになりました。
寅さんは晩年は病気で震災後の神戸ロケでもあまり反応できなかったりで不愛想なイメージになった面もあるかもしれません。
今回自転車で巡れてよかったです。商店街はかなり寅さんに便乗していますね。成田まで近いのも実感できましたし、千葉に入っても趣ある路地や石碑も残っていたりして町や集落の歴史がうかがえました。どこでも、走るといろいろ発見がありますね。

脚がまだ違和感があるので山方面はまだ不安です。かといって動かないのはなおさらダメですね^^

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