しまなみ海道から新居浜まで2017/03/19
セカセカしているのは単独行の私だけで、他の人たちは7時半になっても誰も外に出てきません。今日は1日快晴予報です。
7時50分出発。
対岸の島にそびえる観音山に見守られて、中学生たちが朝練をしていました。
しまなみ海道のweb(サイクリングの項目)によるとサイクリング推奨ルートは尾道から今治までだいたい70kmで、大三島、伯方島などは橋から橋まで数キロ走るだけの横着な設定になっています。全部の島を丹念に1周すると200kmくらいにはなると思います。海ぞいばかりでは芸がないかもしれませんが、かといって島の山間部の道はショートカットが目的であることが多いようで、単調な面もあるかも。
推奨ルート以外にも上記の写真の通り、サイクリング道路が並走している道もあって、サイクリング環境抜群ですね。
島の中腹を突っ切って西側の町に出ると柑橘類を売っていたので、あれこれ迷ったあげく、レモン数袋やいくつかの柑橘類を自宅に送りました。
隣の神社に立ち寄りました。自転車置き場も充実しています。私はラックにひっかけるのは嫌なので、壁に立てかけています(私のようなものばかりでは困りますネ)
神社で旅の無事を祈りました。それにしても島にずいぶん立派な神社があるんですね。
南側の海ぞいに行きましょう。アップダウンや狭い道もあってなかなか走りごたえありました。青い海、小さな島々、海の向こうの大きな橋、家屋の石垣、果樹、春の花々などが脳裡に残りました。
大三島では思ったより時間がかかりましたが、伯方島へ(11:20)
伯方の塩って知られていますよね。5万図では明らかにわかる塩田ですが、道からはあまり見えません。(昔の、或はベトナムで見た塩田はずいぶんとおおらかに積み上がっていましたが)
伯方の塩ラーメンなるものを食べたかったのですが、店にはずいぶんと行列があってあきらめました。
近くのスーパーでフライドチキンやカップラーメン、キャベツを買って、プアーな食事としました。
キャベツのドレッシングを買い足しに行っている間に、カラスにフライドチキン2つ、さらわれました()「こらー」と大声をあげたので店の人が外に出てきました。す、すみません・・・
そんなこんな傷心のデキゴトがありながらも最後の島、大島へ(13:00)
1時近かったので、南部の海ぞいはあきらめて中腹をつっきるサイクリング推奨ルート行くことにしました。
推奨ルートの利用はこの島だけでしたが、比較的あっさり着いてしまったので、海ぞいでもよかったかなと思ったりしました。
(うまく写ってませんが)私の住んでいるあたりではあまり見ない色合いです。
大島にて小さな島旅はおしまいです。美しい瀬戸内海とそこに浮かぶたくさんの島々とその豊かな歴史を全身に感じながらの爽快なサイクリングでした。
来島海峡大橋を渡って今治へ渡るのですが、長くて、他のサイクリストたちは平然としたものですが、高所恐怖症&構造物不信の私は生きた心地がしません橋では写真は撮りません。しまなみ海道再訪があるとしたら、来島海峡大橋を通らない方法を考えます(^^;
快速船は自転車は少なくとも輪行状態にしないと持ち込めない(或は不可。**未確認です)けどフェリーはそのまま持ち込めるし、自転車で楽しそうな島も多そうなので、いくらでもプランは組めそうです。
そう考えると大島はやはり南岸海岸線を走ればよかったかな・・・とちょっと後悔しました。今治にわたってから50kmほど残っているので、少し慎重に考えて大島はサイクリング推奨コースにしたのでしたが、考えてみると今晩はビジネスホテル利用だったので多少遅くなっても問題なかったのでした。
今治側のサンライズ糸山というサイクルステーションではレンタサイクルがすべて貸し出されているという大盛況でした。(14:20)
サンライズ糸山からはひたすら海ぞいを走り、今治城やフェリー乗り場を走り抜けていきます。
風景は瀬戸内海の島々から工業地帯、別子方面の山々、海べりの川面より低い集落など刻々と移り変わっていきました。
今治造船では船の建造中。かっこいいです。夕暮れの中しばし見とれておりました。
新居浜のビジネスホテルに6時くらいに着きました。食事は近くのコンビニで買いこみ、部屋で乾杯。それも現代の旅人っぽくて悪くない。
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