田子倉、只見 2017/05/21
日曜日も快晴です。守門岳もくっきり見えました。民宿とは反対の方角の浅草岳もよく見えました。(後日、花の百名山ということでNHK-BSでも放送されていましたが、ああいう映像を見ると行きたくなります。)
早朝、散歩すると路傍に水仙が咲いていました。季節感が違いますね。
浅草岳への道を進むと、八十里越えへの林道が延びていますが、途中の橋が崩落しているらしく(徒歩は可能)車の通行ができないため、その先、山道も含めてあまり整備(といっても有志の方々によるもの)されていないという話を聞きました。
8:00民宿を出発。国道に出て、六十里越(トンネル)へ。
豪雪地帯らしくスノーシェッドをいくつか通過します。そういえば、アスピーテライン、しばらく雪解けの季節に行ってないなあ、と八幡平を思い出しました。あちらは10メートル近い雪の壁を作ってでもGW前に開通させるのですが、こちらは今年は5/10に再開通したそうで、それでも例年より早いらしいです。雪崩や落石が多いからですね。
再開通したばかりとは思えないほど、緑が濃く、気温も上昇してきました。本日は30度に達する予報。
六十里越の登山口を過ぎるとトンネルはすぐそこです。ふう。ただし越後側は緩やかです。
昭和47年開通と有りました。
福島県に入ると目の前がぱっと開けています。雪解け水がスノーシェッドを越えて、どばーんと流れています。雪解けのエネルギーすさまじい。
田子倉駅のスノーシェッドが見えますが、駅は震災の年にあった豪雨で廃止となったそうです。そして、その豪雨で只見駅から会津川口駅まで不通になったままです。
田子倉ダムの建設で水没した集落から遷座したとみられる神社がありました。(説明をよく読んでいないので推測です)
田子倉ダム。人工的な風景なのは重々承知ですが、ダムと山々のコントラストはどこでも不思議と美しいですね。
只見を過ぎて、八十里越えの国道(トンネルで越後まで貫通予定)を偵察してみました
最後の集落前に蕎麦屋さんがあったので食しました。
近くのお店で聞いたところ、八十里越えの国道はトンネルの貫通は完了、作業道ですでにつながっていて、地元の車は土日に三条まで通行しちゃったりしているらしい。一方、山道のほうはツアーなどもあって歩く人はまずまずいるようです。もともとは参勤交代で使われていたとのことですが現在、自転車ではどうなんでしょうね。(webでは自転車の通行記録もありますが、震災前のものが多いようです。その年の豪雨でこの地域の各地で様々な後遺症がありますね)
軽く偵察をしてから、只見線沿いに復帰。只見線不通区間を会津川口へ向かいました
林道本名室谷線も軽く偵察。計画したのですが、天候に恵まれず計画が流れていたのです。来週の山開きに向けて、もう車両も通れるようです。ただ、今日みたいに暑いと、やっぱり秋の紅葉の頃がいいかなあと思ったりしました。
会津川口には14時20分着。会津川口からの電車は午後3時20分くらいで、サイクリングを終えるには早いのですが、ここでおしまいにしました。(前のエントリーでも書きましたが、代行バスで只見に戻ればもう少し走れますが、私的には意味がない)
2日間、天気に恵まれて、楽しいサイクリングでした。帰りの電車旅、長かった(^^;
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