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2017/05/11

GW北海道縦断ツーリング 2017/04/30礼文へ

朝5時半。フェリーターミナルへ

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前日、時間があったのでフェリーターミナルへ下見がてら出かけたとき、「明朝は車の予約も少なくすいていますから6時前くらいに来ていただければ大丈夫ですよ」とのこと。夏休みや花の季節以外は観光客は少ないとのこと。そんなものかー。まあ、寒いもんね。

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でもほかにすることもないので1時間前に到着して乗船手続きをしました。自転車は私だけ。バイクもいませんでした。車が数台。

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ガラガラです。

そりゃあ、花の季節に来てみたいけど、さすがにまだ礼文まではむつかしいな・・・。

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曇ってますが利尻が見えました。海上は寒い!

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前回礼文島に来たのは大学2年の夏。

84年の7月末か8月初旬だったか、メモ帳捨ててしまったので正確にはわかりませんが、礼文ユースに2泊か3泊か。当時は夏休みということで若い旅行者だか放浪者だかでにぎわっていて、某ユースの客だかヘルパーだか男女が手をつないで(強制?)列をなしていました。知性もへったくれもないバカども(あくまで当時の感慨ですので念のため)と思いつつ、苦虫をかみつぶした風にして礼文YHに向かったのでした。

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とりあえず当時足を向けなかった島の向こう側、つまり桃岩方面に行ってみました(桃岩自体は歩いて登ったかも)。もうちょっと坂があったはずですが、新しいトンネルができて、その上の古いトンネルはふさいでしまったようです。

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予報だと雨模様なのでそそくさと礼文林道へ

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降ってきちゃいましたが、せっかくなので林道に入りました。クマもいないし。

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歩いた記憶はあるけど、どこからどんなふうに歩いたのかはぼんやりしています。今なら眺望とか花とかに感嘆しますが、若い時の旅はやっぱり人との出会いが主な思い出です。いくつか顔が浮かんできて懐しいのですが、そのくせ顔の特徴はすでにはっきりせず、覚えているのは島を愛すという歌だけです。

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美しい景色に心を奪われつつ、ここはやはり花の季節に再訪したいと思いました。感傷的な気分はだんだん薄れ、今度はかみさんでも連れて来ようと思いました。思い出は反芻するものではなく、どんどん上書きしていくもの。人はそうやって生きていくのです。

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礼文林道を下るころ雨は再び小降りになったので、予定通り島の北部へ

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澄海岬へ。2車線の舗装路になっていました。

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晴れていれば南の島のビーチのよう・・・のはず。このあたりからまた雨がぽつりぽつり。この日はあまり寒くはありませんでした(あくまで翌日比)。

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何を干しているのかな?

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もとの道に復帰して北へ。江戸なんとか山道。きれいに舗装されていました。きれいだけどやや違和感はありました。

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スコトン岬。しぶきになげくトドの島。昔来た記憶が蘇りましたが、本降りになってきましたので、郷愁に浸る間もなく戻りました。

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船泊で雨宿りしましたが降り方は変わらずあきらめて雨中を走りました

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民宿はな心(しん)へ。玄関の雰囲気はユースホステルだったころと変わっていないようです。

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民宿からは海が見えます。あのころは社会人になったらまた来るぞ!と思っていましたが、すっかりおじさんになってしまいました。よくある話です。宿からの風景は昔も今も少し侘しい感じでした。

コース

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コメント

私も礼文島は学生時代に2回ほどいったことがあります。そのときは、久種湖のキャンプ場に一週間ほど滞在して怠惰な日々をすごしていました。
やっぱり、島は夏に行きたいですね。

礼文島も、したがって、名にし負う桃岩YHも訪れたことがありませんが、スコトン岬の名とともに、往事の雰囲気を思い出しました。確かに知性もへったくれもない感じですが、それはそれで今となっては懐かしく感じられます。内省的な紀行文共感するところが多いのは世代が同じ所為でしょうか。わたしも、最近、嫁さんと旅に出かけたいと思うことが多いです。

すどうさん、こんにちは。
久種湖キャンプ場もまだ閉鎖(たぶん夏だけ開放)していたようです。
やはり礼文利尻めぐりは夏が最適ですね。地元テレビを見ると道南(五稜郭、松前)の桜が南国の景色のようでした。

ぱぱろうさん、こんにちは
私も今度機会があれば利尻登山、礼文8時間コースを家族と旅したいと思いました。7月が最適ですがいつのことになるやら。
やはり世代ごとに旅の目的は変化していきますね。

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