長野から七二会、中条、小川村、信州新町 2017/05/27
土曜日は信州の農村巡りサイクリングでした
今日も新幹線を使って長野駅まで来ました。8時過ぎには駅出発。農村巡りの前にノートンに引かれて善光寺参りに行きました。朝はまだ観光客は少なく、お店も開店準備に追われていました。
善光寺から西長野の古びた街並みを経て、いったん鬼無里への国道に出て、県道401に入ると、いきなり斜度がきつくなり、振り向くと長野の町が眼下に。
最初の集落を過ぎると七二会(なにあいと読むのだそうです)地域へ。もともとはいくつかの小さな村が合併してできたのが地名の由来だそうで、標高600-800mくらいの山間部にいくつもの集落が散らばっていて、それぞれの集落を縫うように県道401号が通っています。
前から通行してみたかったのですが、Iさんのブログで立屋集落(小川村)の魅力的な様子を拝見、ではこれらをくっつけて、標高500-800mくらいの信州農村巡りとしようと思い立ちました。
棚田、山に貼りつくような家々、藤の花、眩しい緑、どれもこれも、海街に住んでいる私には癒される風景でした。
午前中はやや雲が多く、この道からもよく見えるらしいアルプスはあまり見えませんでした。午後になればもうちょっと見えそうですが、ちょっと水蒸気が多いかも。
ツーリングマップルでは県道がカラーで示されていて一見わかりやすそうですが、5万図では集落から麓へ降りる道、鬼無里側へ越える道がくねくね交差しています。間違えるかも、と思ってましたが、細かく看板があるのでまあ、迷うことはなかったです(最後間違えましたが)。
だんだん青空の割合が増えてきました。暑くなってきましたが標高が高いためか吹く風さわやかです。
古屋敷、姥久保、追平など、いくつもの美しい農村を巡り、そのまままっすぐ行くとぶつかる県道36号はまた別の機会にコースに組み入れることもありそうなので、今日は通らないことにして、和佐尾あたりからふもとに降りました。
麓近く(上記写真地点)で道を間違えて小川村の道の駅よりも2kmほど長野寄りに出てしまいました。まあ、道の駅でおやきを2つ食べたからいいけど。
雲や水蒸気もあって、写真ではそれほどはっきりではありませんが、肉眼ではアルプスもよく見えました。どうも知る人ぞ知る名所なのか、遠方のナンバーの車両もみかけたし、森の奥には民宿もあるようです。
もうちょっと高台から撮りたかったのですが、休みどころのあるあたりで執拗にスズメバチに威嚇されたのでやめました(^^;田圃の水は比較的最近入ったようです。
少し休んでから信州新町方面へ。
細尾集落に抜けたかったのですが、やはり間違えたらしく、菅沼経由で太田川まで降りちゃいました。そこから中塚を経て一山越えて柳久保へ降りました。
柳久保池は何人か釣りしてました。何が釣れるのかな?
柳久保からは大岡に出て、道の駅でスナップエンドウを買って帰りました。どこでも買えるものですが、地元の八百屋で見るものより、色つやが良かったので。
帰りは差切峡を経て坂北駅まで。
18:01に長野行と松本行が来る。どちらにしようか迷いました。
往路はかがやき(全車指定)だったので、さすがに復路のかがやきはナシです。あちこち全席指定の特急が増えて、時間の定まらない輪行ツーリングには不便なうえ、全席指定をいいことに値段も上がってしまって困ったものです。
今回の乗車券は休日おでかけパス。復路は坂北から本庄早稲田でも大月でも同額(3000円くらい)で、乗り換え案内で調べると長野から「あさま」自由席で大宮までなら、あずさ自由席利用と特急券費用はあまり変わらず、あずさ利用より少し早く帰宅できることがわかりました。
あずさは松本での接続時間3分足らずで、逃すと大幅に遅くなります。
あずさは松本始発とは限りませんが、今週は確かウエストン祭のはず。確実に長野始発で接続時間に余裕のあるあさまのほうが座席確保がしやすそう。ということで長野行にしました。
さきに往路はかがやきで来たと書きましたが、休日お出かけパス+新幹線指定席券+本庄早稲田から長野の乗車券計3枚を前日に購入しておりました。かがやき指定席は日帰りサイクリングには少々もったいないけど、やはり朝早く行動開始したい。
輪行ひとつにしてもいろいろ考えることはありますね(^^;
新幹線利用の甲斐あって、日帰りでも大満足な里山めぐりの1日でした。信越エリア、奥が深いです。
« 田子倉、只見 2017/05/21 | トップページ | GW北海道縦断ツーリング 2017/05/05弟子屈から足寄へ »
「信州」カテゴリの記事
- 久しぶりに増富温泉で湯治(ちょこっとサイクリング)(2024.11.02)
- CT通過記念 木曽飛騨サイクリング 10/31 木曽福島から旧開田村(2023.11.06)
- 湯の丸高峰林道 旧碓氷峠(10/25)(2020.10.27)
- 須坂から毛無峠、やむなく中野へ2019/08/24(2019.08.26)
- 白馬小谷ポタ(2019.05.31)
コメント
« 田子倉、只見 2017/05/21 | トップページ | GW北海道縦断ツーリング 2017/05/05弟子屈から足寄へ »
表立屋へ行ったんですね~
ひと月違うだけで見える情景が違ってきますね。アルプスも大分雪が解けて、棚田には水が入り、緑は濃くなって。
走られた前半の部分も凄く魅力的です。集落好きにはたまらないですよね。地形図を見てコースを考えると一日経っても飽きそうにありません。
しかし、同日、僕とぱぱろうサンの走ったコースよりもキツそう (^^;
輪行は考えることたくさんで頭が拒否反応します。やっぱりダメだぁ~ (+_+)
投稿: INTER8 | 2017/06/02 12:45
INTER8さん、こんにちは。
そうですね、たんぼは水も入って、だいぶ緑が濃くなっていますよね。拝見したアングルで写真を、と思いましたが、蜂の威嚇にひるみました。ただ、この日は水蒸気がやや多かったです。まあ、もう夏なんでしょうか。
前半部。山の集落が好きなので、いつまでも栄えてほしいと思うばかりですが、地形図よりは現住家屋が少なくなっていますね。
きつさは・・・入笠山があるのできつさは一歩ゆずります(笑)
投稿: とし | 2017/06/02 16:57
お礼が遅れましたが立屋の紹介ありがとうございました。おかげでいいサイクリングができました。長野大町池田信州新町坂城の地形図で結構はまりますね
投稿: とし | 2017/06/02 17:00