山古志 栃尾 大白川 2017/05/20
越後から会津へはいくつかの興味深い経路がありますが、今回は入門編?へ行ってみました。
只見線或は東武線(会津田島)の輪行を考えましたが、只見線の特に会津側は大回りなうえ本数が少ない。で、東武線利用を考えましたが、この4月から区間快速が特急に置き換わったらしく(つまり予約が必要。値段も+2000円ほど)、特に、確定し難い復路の利用には使いにくくなってしまいました。只見線で会津側から入ると昼から走りだすことになってしまうし、越後側から走りだすことにして、復路を只見駅(比較的遅くても首都圏に戻れる)から自転車で走った道沿いに鉄道で小出に戻るというのは・・・・私としては嫌だなあ・・・・・・・うんぬんかんぬん・・・・・・・・・結局のんびり1泊して只見線の不通区間も走ることにして、山古志や栃尾にも行ってみようということにしました。
只見線越後広瀬駅で下車。8時過ぎ着。鎌倉からやってきて、8時40分には走りだせるってさすが新幹線。角栄さまさまです。
中山隧道。1998年まで供用されていたそうです。普通車でも通るのが難しかったことでしょう。
中は涼しいです。外は早くも暑くなってきたので、昼寝したくなるほどです。
山古志にやってきました。水没した集落など地震の爪痕が生々しく、復興の過程で広い道が造られたりなどはあるようですが、集落も遠景も美しい村です。
少し登っていくと山奥のようですが、登った先に集落や田圃があったりします。
闘牛場。翌日なら何か催しがあったようですが、この日は誰もいませんでした
闘牛場からの遠望もすばらしいものでした。(まぶしくて遠景が飛んでしまったので画像は省略)
山古志をひとめぐりしてから栃尾方面へ
下の写真では、おそらく以前は水田沿いの道しかなかったのだと思うのですが、現在は水田を取り囲むように新しい道ができています。新しい道のほうが楽ですが、自転車的には水田沿いを走るほうが情緒があります(ゆっくりゆっくり)。
栃尾をカットすれば早く、日帰りも可能とは思いましたが、せっかくなので(宿は予約してあるし)寄ってみることにしました。
謙信ゆかりの栃尾城跡は歩いていかねばならないので今回はここと神社の参拝にとどめました。寝不足のためか暑いためか、やや頭が痛かったので、少し昼寝しました。こんなところで座って寝てたら怪しいおじさんそのものですが(^^;おかげで頭痛はとれました。
石峠に向かう前に道の駅で栃尾名物というあぶらげを食しました。うまいのかなんだかわかりません(^^;
守門岳を見やりながら。
石峠トンネルまでゆるやかな登りで、山菜取り禁止看板と熊出没看板がところどころにありました。よそからの山菜取り抑止のためにクマ出没看板も一緒に立てたのでしょう。
石峠のトンネルの向こう側にも水田がありました。
石峠から入広瀬に降りて大白川に向かいました。
きょうは守門岳の威容迫る大白川の民宿に泊まります。早めですが、4時前には到着しました。
雪解け水の流れを聞きながら、風呂や洗濯。食事も楽しみではあるのですが、泊りがけでよかったと思うのはなぜかこんな時です。
夕食は山菜づくしでした。
断末魔の表情の川魚も頭からしっぽまでいただきました。山の恵みに感謝しつつ、人間の原罪を思うのでした(^^;
この日は疲れてやはり7時半にはぐっすり寝てしまいました。
« GW北海道縦断ツーリング 2017/05/04サロマ湖から弟子屈へ | トップページ | 田子倉、只見 2017/05/21 »
「新潟&接する信州 岐阜 北陸」カテゴリの記事
- 三遠南信サイクリング 5/12 番外編 岩村から恵那(2024.05.24)
- 三遠南信サイクリング 5/11 根羽村、大桑、明智大正村、岩村へ(2024.05.22)
- 三遠南信サイクリング 5/10 東栄から豊根村、売木村、茶臼山高原(2024.05.20)
- 飛騨木曽サイクリング 野麦峠 11/2 熊遭遇の峠道(+湯治行)(2023.11.09)
- 木曽飛騨サイクリング 開田高原から濁河温泉、鈴蘭高原11/1 御嶽や乗鞍を見ながら(2023.11.07)
コメント
« GW北海道縦断ツーリング 2017/05/04サロマ湖から弟子屈へ | トップページ | 田子倉、只見 2017/05/21 »
北海道レポートが未完なのに、今度は越後から会津ですか。
<今回は入門編? 栃尾とか大白川と聞くと次回はいよいよ八十里越えでしょうか。
それにしても、越後広瀬8時台とは!!会津若松から行けば17時、1日がかりです。只見線頑張れ。
投稿: 栗 | 2017/05/25 10:20
栗さん、こんにちは。
八十里越えへのあこがれもありますが、最近の状況はどうなのか気になっています。最近山サイごぶさたなので、体力などの調整から始めないといけませんです(^^;
首都圏からのアプローチが便利なのはうれしいですが、ローカル線の味わいも必要ですね。只見線はこれからどうなるのでしょうか・・・?
投稿: とし | 2017/05/25 16:18