« 本名から津川は断念(会津オフ) | トップページ | 伏野峠(頸城の夏18) »

2018/07/16

飯山から斑尾、坪山、牧村、須川(頸城の夏18)

7月の3連休、

ブログを手帖代わりに振り返ると、震災の年に岩手サイクリングに出かけましたが、その後は泊りがけ活動はありません(天候などの理由で泊りが中止になって日帰りで出かけたことがある程度)。

暑いとか、北東北なら比較的涼しいけど梅雨末期にぶつかる可能性が高いとか、アプローチの新幹線が混んでるとか、山登りにしてもあずさの混み混みが・・・などついついおっくうになっていて、気づいたら50代もまもなく半ばに(まだだけど)。

このままでは活動時期が狭まってしまうなどと思っていると、常任幹事Tさんの「頸城の夏」というナイスな企画があり参加させていただきました。宿集中のそれぞれサイクリングという形態です。雨中止がないので、予定がフイになることもなく、コースを適宜修正(たいてい下方修正。弊社は上方修正はない(^^;)すればいいのです。

P7145981_640x480
出発の地元駅ではケルビムのランドナーが私の作業前を通りすぎて近くで作業を始めていました。地元の始発狙いでランドナーを見かけたのは初めてなので、いつもはこちらから声がけはしないのですが、こんにちは程度ですがあいさつしておきました。先方は久しぶりの輪行なのかテンパっていたようでした。

東京駅は混み混みではあったものの、飯山駅停車の新幹線は2番列車でしたので時間的な余裕はあります。1番列車だと乗り換えに余裕がありません。ふと見ると6:00出発の新青森行きがあって昨年利用時にびっくりしましたが、なんと9:17に新青森に到着なんです。新幹線恐るべし。

飯山駅で自転車を組み立てて出発。先々週ヘッドセットのリングの突起が摩耗していたので交換しようと注文しようとしましたが現行品は既に廃盤になっていて後継品はワンの交換が必要。これは私の手に負えないので、先週日曜日に行きつけの自転車屋さんで交換してもらいました。

その前日、土曜日に、現行ヘッドセットの店舗在庫のありそうなベロクラフトさんへご移転後初訪問。ついで(失礼)にフォーク上部のネジ山の摩耗を見てもらいました(電車で行きました)が、まだまだ問題ないとのことでひと安心。あと5年くらいは大丈夫かな。そのときは塗装をしてもらわないともうすでに傷だらけです(^^;そのついでにと言ってはなんですが、お店にあったサドルバックも購入。

そして日曜日は墓参りもしたのでなんだかんだ横浜や県央を100kmほど走ったので少しは耐暑訓練になっただろうか。

どうでもいいことばかりで恐縮ですが、日焼け止めも新たに購入。これまでは家族のずいぶん高そうな日焼け止めをチビチビ使ってたのですが、先週の走りで腕がヒリヒリしてしまい、心置きなく使える日焼け止めを購入したのでした。そうそう、アンダーを袖ありからタンクトップに変更したからです。肌の露出は少なめにと心がけてはいるものの、あまりにも暑いので。

そんなこんな閑話ばかりですが、自転車生活ではいろいろとやることがあって、おもしろいと思います。

P7145982_640x480
ということで、飯山駅を出発。さっそく新調サドルバック、試してみました。いつものより一回り大きいね。どうせ雨具上下と輪行袋と着替えくらいなので現行ので十分ではありますが、10年ほど使ったからかなり汚れています。いろいろ言い訳していますが、やっぱり新しいサドルバックは気分がいい^^

12562
両脇にフックがついていて(前のモデルからそうだったっけ??)輪行の持ち運びがしやすいのが私的ポイントです。

これまでのも中部にフックがいくつかあるので持ち運びはできますが、やはり脇にかけても首からかけてもきれいに△にならないとバックがうごめいてしまいなんだかバランスが悪いのが気になって、薄いナップザックに入れて持ち運びしていました。

ナップザックは旅先では無用の長物となるし、先々週はザックを電車に忘れるという失態もあり、やはり首にかけて目の前にあるほうが安心でもあります。

暑くて詳述するのが面倒になってきました(^^;・・・上記の文章の意図が伝わるかは疑わしい、わかる人にはわかるかな・・・?

とにかく私には実用的にも、○です。

P7145983_640x480

さて、駅からすぐに登りです。はっと気づきましたが先週の耐暑訓練に坂はあんまりありません。

まあ、私の目論見では1000m近くでは涼しくなるはず・・・・?

P7145984_640x480
今日の予報も余裕で30度越だそうで、熱中症に気をつけなければ・・・具体的には水をこまめに飲んで(もちろんダブルボトルです)日陰でこまめに休み、とにかく軽いギアでゆっくり・・・

P7145985_640x480
目論見通り?700mくらいから涼しさも感じるように。

P7145987_640x480
でもやっぱり日陰が恋しい

P7145990_640x480
斑尾高原に到着。かつてはもっと賑やかだったんでしょうが、今日は静かで1グループの男女の歓声がテニスコートから聞こえてきたくらい。まあ、独占できていいよね。

P7145991_640x480
高原から新潟県に入りしばらくすると細い道になり、車も通りません(通行止めになってたので。通行止め箇所はほぼ修復が終わり数日で開放されそうでした)

P7145992_640x480
いくつか部落がありますがあまり住んでいる気配は感じられません。

P7145994_640x480
高原からちょっと降りただけで別世界です。否、華やかな高原リゾートこそが別世界なのですが。

P7145995_640x480
さらにずんずん山深い道を下りて行くと里、そして平野に出ました。

P7145996_640x480

P7145997_640x480

もうちょっと里山を行こうと、除戸の交差点から上小沢方面へ。

P7145999_640x480
大濁という部落から坪山へ

P7146000_640x480

P7146001_640x480

坪山もなかなか美しい部落でした。

P7146002_640x480_2
一山越えると海が見えました。13:44

久々野の交差点に降りてはたと考えました。計画段階では暑さとか考慮せずに大野新田、玄藤寺、梨平、府殿、宇津俣、高尾、朴の木、伏野、須川などとルートラボ(GPSは使ってないのでパソコンで大雑把に引いてみただけです)ってましたが、気温と時間を考慮すると明らかに無謀です。県道から405号を素直に行くことにしました。(飯山駅でほぼそのようになると感じてはいましたが)。上記のコースは妙高高原か北越急行からのアプローチで別の機会にしようと思います。

P7146005_640x480

P7146006_640x480
平野を迷いつつも国道へ

P7146008_640x480

P7146010_640x480

国道も牧村に入ると国道とは思えないのどかな田舎道になりますね

P7146011_640x480

P7146012_640x480
朴の木の田舎屋さんという宿に、やはりオフで2008年秋に宿泊(10年前か・・)していますが、もう廃業されたのだそうです。

当時と比べると心なしか住んでいない家が増えた気がしますが、季節が変わればまた印象も変わるだろうか。

P7146013_640x480
安塚の道の駅に寄って、須川の宿までは登りです。5時近いのに電光の温度計は30度とのこと。今日は1日中暑かったけど、明日はますます暑いらしい。

民宿さわに到着すると常任幹事Tさんはすでに到着。ちょうど温泉に出かけていたところでした。温泉は隣にあります。夕方になるといい風が網戸から入ってきました。

今日のルート

夕食時に聞くと、さわさんも今年でやめてしまうとか。見つけ出した常任幹事Tさんもがっかり。いい宿なのに残念ですが、後継者がなければ元気なうちにやめようと考えるのが自然でしょう。働き方改革とかで(へそ曲がりな見方ですみませんが)国民すべてがぼろぞうきんになるまで働けと号令かけられる中、潔い生き方だとも思います。私も見習いたいし、家族にもそうさせようと考えています。でもやっぱり宿をやめるという話は残念ではありますね。

日本旅行ブームとかでホテルだの民泊だのインバウンドだの話題こそにぎやかですが、現実には地方の民宿は後継者がないなどの事情でやめてしまう例が多いと感じています。サイクリストには地方に点在する民宿や旅館の存在が必要不可欠ですが、無医村ならぬ無宿村が確実に増えているのが現実のように思えます。人柄が良くて、ほどほどに接してくれて、食事もそこそこ美味しくて、できるだけきれいにしてくれる宿が増えるといいですよね。それにはもっと出かけないとイカンですね。

夜は網戸にしていても虫なども入らず、涼しくて快適でした。低音のカエルが夜じゅうスゴんでました。この日は昼間の暑さで頭や内臓が多少まいったようで、外気が快適だったにかかわらず、やや寝つきが悪かったようです。

« 本名から津川は断念(会津オフ) | トップページ | 伏野峠(頸城の夏18) »

新潟&接する信州 岐阜 北陸」カテゴリの記事

コメント

民宿さわさん、今年限りですか、
その前に行きたいものですね、秋の頸城かな。

すどうさん、こんにちは。
すどうさんも泊まったのですね。はい、ご主人がおっしゃっていました。いい宿ですが、残念ですね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 飯山から斑尾、坪山、牧村、須川(頸城の夏18):

« 本名から津川は断念(会津オフ) | トップページ | 伏野峠(頸城の夏18) »