会津田島から舟鼻峠、新鳥居峠、松坂峠(会津オフ)
土日はKさん主宰(FCYCLE名義)の会津オフに参加しました。
アプローチはめいめいで、奥会津のひなびた温泉宿に集中するというものです。予報では土曜日が晴れ一時雨、日曜日は曇りのち晴れ(雨も降るかも)というもので、走るにはまったく問題ありません。
ただ、新しい特急リバティで会津田島に降り立つと、あ、暑い・・
区間快速が特急になって指定席料金を取られるようになったのは財布に痛いけど、到着時間が9:44で若干早くなり、自転車スペースも確保しやすくなったし、トイレにも行きやすいということで、まあいいんじゃないだろうか。区間快速はお得でしたが、東武の経営層もメスを入れたかったのでしょう。
翌日は完遂できるかどうか不明だったし、初日のうちに着実に70km程度走っておこうと思いました。新鳥居峠や舟鼻峠はそれぞれ集団で走ったのが7,8年前の話で、すでに懐かし感もあり、では会津田島から行ってみようと。
午前中は陽射しもきつく熱中症大丈夫かなという不安がだんだん頭をもたげてきました。まあ、用心している時はだいたい大丈夫なのですが・・
途中で旧道を覗いてみましたが、田島側から峠までは利用の気配はないようで、雪国では数年で廃道になると思いました。(2011年春は昭和側から旧道を進んだものの峠付近で雪に阻まれた)
舟鼻峠下のトンネル、涼しくて助かりました(笑)
大芦のファーマーズカフェあと6kmの小さな看板を見て、昭和村の道の駅まで降りずショートカットの道へ。新鳥居峠への登りが楽になりそう、と躊躇なく走行。
ショートカットの道を川沿いに下り、大芦の部落(びっくりされたことがあるので集落と表記してましたが、集落というと農村の共同体的性格や自治が感じられないような気がするし、基礎的な集団という意味なら部落という表現のほうが私にはしっくりきます)に出ました。
まもなく新鳥居峠への国道に出ましたが、ホントに国道かいな?とうろうろ迷ってしまいました。バス停兼お手紙集配所?もあるので間違えてはいないのだけど。
看板に導かれファーマーズカフェに吸い込まれました。会津ですが「高遠そば」美味でした。
新鳥居峠に向かうとなんと(そんなびっくりすることもなく考えてみると当然ではあるのですが)常任幹事Tさんにバッタリ。ヘルメットをかぶっていたので2度びっくり。そこはかとなく時の流れを感じたのでした。被るべきだと私も思うし、近場を走るときはヘルメット被ってますが、ツーリングの時はついつい面倒で・・・
Tさんと別れ(宿で集合)、時はたつものなのだと思いつつ峠道を。
このカーブは記憶にありました。最近はソロが多いので目にする機会はないのですが、ちょうど8年前の今頃、各自がそれぞれのラインで走り下りてゆくさまは何とも絵になるものだったなあと思い出しました。それは、再現不可能な、貴重な一瞬なのでした。
南郷に下りて国道(一部脇道へ)をゆき、今度は松坂峠へ
怪しい雲が近づいてきましたが松坂峠へは人家からさほどのでもないので一気に行っちゃおう。
川口の方角から雷鳴も。他のメンバーは避けられたであろうか?
宿に早く着きそうなので横田のスーパーで時間調整がてら一休み&明日の行動食調達してから4時ごろに宿に向かいました。スーパー前の椅子に座っているとブルペと思われる自転車が何台も通り過ぎていきました。
雷雨はこちらには来ないようで、大塩駅を過ぎて宿着。石屋さんが祖業で、温泉はボーリングして掘り当てたようです。宿の横に源泉井戸や露天風呂跡がありました。ひなびたというより、なかなか風変わりな湯宿のようです。
常任幹事Tさんはすでに到着していました。ひとっぷろ浴びてからの夕食のビールが美味いこと、美味いこと。ソロだと瓶ビール1本までですが、少々呑みすぎたようです。
幹事Kさんも夕食前にはご到着で安堵。やはり、雨には降られたとのこと。
夕食後は暑さによる疲れやらさらにどぶろくの酔いやらで早めに就寝したと思います(記憶があいまいですが、自家製山菜やニジマスが美味でした。風変りと書きましたがじつに家庭的な宿でもありました)。
夜中は本降りだったようで、雨音といびきのシンフォニーが里山の夜を彩ったのでした。
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