富津から茂原
日曜日。房総へ
今回はフェリーではなく、5:51鎌倉発君津行でぐるっと終点まで。長かった~。フェリーで行けばよかったかもしれないけど、帰りも鉄道の予定なので休日おでかけパスを使って往復とも鉄道にしました。計画では2,000円近く浮くので結構お得感あります。
まずは富津岬へ
何時間もかけてここまで来ましたが、ここから自宅は直線距離で15kmほどなんだよなあ・・・・そういえば前日は目の前に見える三浦半島の山歩きでした。いわゆる葉山アルプスは大雑把にいえば東西の尾根歩きですが、昨日は北から南へ、尾根越え沢に降りまた尾根越えて沢へ、という感じで歩いてみました。
さて、三浦半島の思い出を振り返らずに房総の世界に没入しましょう。
晴れたのはいいけど、北だか西だか風が強い。そういえば富津公園から東京湾を眺めたときは風波がたってたけど布引海岸からの外海は波がたってなかった。大貫から絹を抜けて鹿野山の北側を掠めて久留里方面へ。今日は鹿野山とか大福山とか林道に頼ってコースを組み立てず、麓でなるべく静かな道を走って新しい発見をしたいというもくろみです。
西から東へ向かう分には基本的に車が少ないだろうと考えました。あとは5万図を見ながら適当によさげな道を(ハズレもあるけど)。強風で竹林の音が盛んでしたが、こちらは守られて楽してます。
芭蕉はこんなところにも足跡を残していました。
それにしても芭蕉や西行法師ってあちこちどこにも足をのばしてたんですねえ。弘法大師ってのは結局人間だったんでしょうか?
最近はどこでも太陽光があって写真を撮る気になれずにいたけれど、これも里山の現実というか風景ですから。と文句を言ってはいるけど、房総の里山は伸びやかで気持ちいいです。
月崎駅にて。人が何人もいたので撮らなかったけど、かわいらしい木造駅舎で、静かならここで大休止するのだけど今日は10人近くいました。チバニアン特需?
私のチバニアン。ちなみに供用されていて車も通れます(たぶん)。
こういった道を見つけると今日は来た甲斐があったなあ、って思います。大福山に行ってしまうとこのあたりはささっと通り過ぎてしまうと思う。房総は探索しがいがあります。
ニッカボッカやニッカーホースを製作しているウッディテールさんです。ホームページ
茂原に引っ越して現在は店舗という形では運営されてませんが、事前に予約すれば訪問可能なようです。今日は連絡してなかったので、だれかほかにお客さんでもあれば便乗しようとしたわけですが、やっぱり開いてはいませんでした。今日久しぶりにニッカーホースやシャツを注文してみました(ヤフー)。届くのが楽しみです。先日ちょっと刺激されたので、自転車用ニッカポッカも欲しい!けど、家族に呆れられるのでもうちょっと様子を見てから・・・いま山歩きでニッカポッカを履かなくなっているし、山サイもしてないので、ちょっと余り気味でふだんはいています(笑)でも冬用の長い厚手のニッカーホースが山サイで破壊されたので、今回買いました。でも普段履きはいくらなんでももったいないので、ちゃんと活用しようと思います・・・・・・
帰りはなんと!久里浜行が25分後に来るというので急いで輪行作業しました。長旅なのでビールとおつまみも買わないと大変です。
作業中に品のよさそうな声のご婦人に話しかけられました。いつもはひまつぶしのオッサンに話しかけられるばかりで、たいていぶっきらぼうにしていますが、今日は皇后陛下のようなお声だったのでちゃんと会話しました。顔は上げなかったので、ご婦人のお顔は見てません。うつくしい余韻で旅を終えるには、たくさんのことを知ろうとしないことも大事です
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