紀伊3日目 熊野川 小口 古座へ2019/3/23
海からまずは熊野川沿いの国道を走り、左折して静かな県道を古座まで走る予定
前日と打って変わって朝方は冷え込み、アンダー、ジャージ、薄い上着、雨具を着こんで出発しました。
なおステーションホテルは自転車の部屋の持ち込みも許してくれました。ウレシイ。ちなみに昨日の宿と今日の宿も玄関持ち込みOKでした。ありがとうございました。
熊野川から分かれて赤木川沿いの県道44に入ると静かなゆったりサイクリングとなります。前回このあたりに来たのはもう8年前となります
熊野古道(中辺路&大雲取越)と3社巡り2011/02/05-2/6 このときはほぼ山サイでした。レポートを別途UPした写真で代用するという横着ぶりで、その写真もいまは参照できなくなっています。
今回、小口からは当時のルート近くの県道をゆきます。山道もいいけど山道では私はどうせ歩くだけで自転車のアドバンテージはアプローチの時間短縮くらいです。自転車の旅だとやはり里山近くをてれんこてれんこ走るのが好きです。山サイは山サイの魅力というか高揚感というかあるのだけれど、歩く道は歩けばいいかなという気もします。(こんなことを言う翌週にちょっとした山サイに出かけたりするので矛盾だらけですが)
そういえば熊野古道といえばこのあたりではハイカーを見ませんでした。もう出発したということかな?昨日の海ぞいではハイカー集団を何度か見かけたのですが。
小口からは1車線となり、43号と交差するあたり(田垣内)まで車とすれ違うことはありませんでした。登っておりたら廃屋や現住がいくつかあって、登っておりたら廃屋や現住がいくつかあるという繰り返し、時には鹿に遭い、時にはつながれている紀州犬5匹に吠えられ・・・よく見ると1匹は友好的なふうでしたが近寄るとほかの犬がまたぎゃんぎゃん吠えるので立ち去りました。やがていつのかにか県道45となり、県道43にぶつかって明るい感じの集落に降り立ったという感じ。30kmくらいえんえんと,狭くクネクネしてコケも生えていたり舗装がはがれて水たまりになってたりしていたので、下りも速度が出ず時間がかかりました。多くは見通しがきかないのですが、時には遠くの山並みも遠望できました。
そこからは事前情報と異なり、道は狭いもののきれいになっていました。途中の坂足という古い地区がなんともいえない情趣をかもしだしていました。何百年もそこにある雰囲気を醸し出していました。かつては落ち武者狩りとかしてたのかしら?
いくつか吊り橋を経て滝の拝まで降りてくると車が増えてきました。ちなみに上の吊り橋の先には1軒住居がありますが、お住まいにはなっていないようでした。どうしても過疎地域ばかりサイクリングするようになるのですが、国全体でも人口減少しているはずなのに私の地元はお屋敷が相続でどんどん分筆(分割)され5軒6軒も小さな三階建ての住居が建ちしかもすぐに売れて人口が増え、家族も「バスも混むし通勤も大変」と嘆いています。自分で住んでていうのもアレですが明らかに人口バランスが悪い・・・
古座まで降りてまだ4時半だったので川岸でたそがれることにしました。井口で10時過ぎていて、その後の細道で時間がかかると踏んでいたのですが、坂足あたりから思いのほか早く進んだようです。
この日は夕食も宿でいただきました。昨日は少々疲れてましたがこの日はダメージはほぼなくなっていました。旅程自体はそう無理がないので、体が慣れてきたようです。どこのすごい峠を越えてつかれるというより、自分にはアップダウンの連続で獲得標高が2000くらいだともうダメって感じのようです。そういう意味でルートラボの存在は助かります。ルートラボは計画とレポートで使うだけで旅程中は使いませんし、計画たててもその通り実行するわけではなくアドリブが入りますが、この計画だと次の日もダメージ残るなあとかそういう見当がつくのでとても役立っていると思います。
今日の旅程https://yahoo.jp/tDYOo7
和歌山県新宮市徐福2丁目2 ~ 東牟婁郡古座川町高池
距離92.3km
獲得標高1290m
































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