九州5日目 高千穂から椎葉 2019/04/30
この日も朝から雨です
きょうの最終目的地は椎葉村尾向地区ですが、雨降りでなければ諸塚村に抜けてから椎葉を目指すつもりでいました。残念ながら朝から降っていましたので最短経路で行くことにしました。前日の予報では午前中はまだ小雨予報でしたがそうそううまくはいかないものです。朝ごはんは前日に買い込んだパンですませました。 まずは高千穂神社へ表敬訪問。今回は天岩戸も国見が丘も行きません。九州には内地(という表現が正しいかどうかわかりませんが、奄美対馬などの島しょ部以外ということです)だけでも四国と交互に2年に1回は行こうと思うので、また、機会があると思います。
高千穂の街中では霧雨気味でしたが、街を出るとしっかり降ってきたのでさっそく雨宿り。雨具上下 靴カバー レイングローブ フロントバックカバーで完全武装です。モンベルのズボンは小雨なら撥水OKですが、本降りだとやはり雨具が必要です。バッグについてキャラダイスの防水はGOODです。オーストリッチのフロントバックはオーストリッチのカバーをかけてもそのうちしみてきますから(短時間なら問題ない)、中のカメラや携帯、目薬類などはレジ袋に入れます。ボトルは雨が降った日は宿で特にふた部分は必ずゆすいでいます(以前は無頓着でしたが)。中身が残っていても捨てちゃいます。靴はレインカバーをしても靴の裏から水が入ってきます。シマノのハイカットのシューズは沁みてこないのでこの点は優れているんですが、足首が多少不自由に感じるし暑いので春以降は履いてません。でも雨中ランは春夏が多いんですよね。うーん。ここは改善の余地があります。レインカバーはL(モンベル)ですが大きすぎました。多少もったいなくてもMを買おうと思います。
雨粒が大きい状況に変化がなく、あきらめて出発。
馬見原で一瞬熊本県へ入るのですが左折して国道265に入るとまもなく宮崎県に戻ります。
馬見原は宿場町の風情があります。が、馬見原橋は新しい橋で、視覚的に一種不思議な感じです。上が車と歩行者の橋で下が歩行者専用の橋です。作られた時期は竹下サンの一億バラマキ政策のちょっと後くらいですが、帰ってからこの記録を書くために確認してみると、くまもとアートポリスという継続的な事業の一環だそうです。
宮崎県に入ると雨はやんできました(束の間だったけど)。なので国見トンネルから椎葉村に入ってから十根川地区に立ち寄ることにしました。
十根川地区は地区全体が 伝統的建造物群保存地区となっています。ここに来てから再び雨が降ってきたので写真がぶれたり煙ったりしちゃいましたが、ほんとうはこんなところから写真を撮るよりもお宅におじゃまして縁側から対面にある八村杉やさらに山奥のほうにある集落など眺め(あ!)てみたかったです。
椎葉村の中心部に入りました 。せっかくなので鶴富屋敷を見学したり、椎葉村の特産品がそろったお店から自宅にゆず胡椒、カリント、ハチミツ、豆乳プリン、完熟梅干、ひえつき浪まんなどを送りました。
中心部からさらに奥へ奥へ。ダム湖を過ぎ、耳川沿いをゆき、尾前地区へ
民宿おまえに投宿。地区名かと思ったら苗字が尾前さんだそうです。地区名は尾向となるようです。このツーリングで初めて民宿泊まりです。釣り客の方がふすま1枚隔ててお隣でした。毎年この時期この宿で釣り三昧に過ごしておられるそうです。世の中いろいろな趣味人がいますね。 夕食は山菜中心かつヤマメの塩焼きやお店で作られている菜豆腐や、猪の肉もいただきました。食堂には田中陽希さんのサインがありました。そういえば、他の宿でも彼のサインを見ました。100名山はメジャーですが、200名山、300名山歩きを多くの人が志向するようになれば、このような地域の活性化が期待できそうですね。
あしたは椎矢峠の予定ですが予報は芳しくありません。どうなることやら。
ルートhttps://yahoo.jp/8A9Kqoq
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井 ~ 東臼杵郡椎葉村大字不土野
距離74.3km
最大標高差464m
獲得標高上り:1429m
高千穂ユースホステル-県道204など高千穂-国道218で馬見原-国道265で上椎葉-県道142などで不土野-尾向(民宿おまえ宿泊)
« 九州4日目 高森から高千穂 2019/04/29 | トップページ | 九州6日目 椎矢峠 2019/05/01 »
「九州 沖縄」カテゴリの記事
- 南九州 桜島 2023/3/11 サイクリング最終日(2023.03.21)
- 南九州 佐多岬 2023/3/9. 佐多岬から垂水 3/10(2023.03.20)
- 南九州 岸良 大浦集落を経て佐多辺塚(へつか) 2023/3/8(2023.03.18)
- 南九州 南郷から都井岬、志布志、肝付町高山まで 2023/3/7(2023.03.17)
- 南九州 宮崎から飫肥、南郷 2023/3/6(2023.03.16)
コメント
« 九州4日目 高森から高千穂 2019/04/29 | トップページ | 九州6日目 椎矢峠 2019/05/01 »
5日走ってまだ中日、これから椎矢峠ですから呼んでいてワクワクしてきますね。
九州のロングランでは雨に遭うのは覚悟しなければなりませんね。それも、結構強い雨にあってしまいます。フロントバッグの黄色カバーは、ランドセルカバーと同じで役に立ちませんね。私はザックカバーを使っています。
民宿おまえ,私も泊まりました。椎矢峠を越えてきてヘロヘロになって駆け込んだら、団体の登山客で満室、なんとか一部屋開けて泊めてもらいました。
雨の椎矢峠・・・私ならもう1泊かな
投稿: kuri | 2019/05/15 18:23
kuriさん、こんにちは。
これから椎矢峠ですが、1日延ばすとその後の宿泊予定がぐじゃぐじゃになるので、5月1日椎矢峠一本やりなのでした。
黄色カバー、無力ですね。kuriさんのひそみに倣って私も小さなザックカバーにしようと思います。
民宿おまえ、気楽でよかったです。あのあたり椎葉でも奥地なのに数軒民宿がありました。結構登山とか釣り客がいるようですね。
投稿: とし | 2019/05/16 06:53