下総迷走+霞ヶ浦

上野原から奥多摩まで、山歩きや山サイを続けたのでちょっと方向をかえてみました。

日曜日に２番電車で成田空港駅へ。乗り換えもせず楽ちんでしたが、15分ほど遅れたようです。輪行場所などもたもたしているうち、出発は8時半過ぎになりました。別に飛行機を見たかったからではなく、休日お出かけパスこの方面最遠を目指したのと、すぐ田舎道になるからです。空港から出るまで自転車が走るスペース（路側帯）がないのでちょっとがまんが必要ですが。朝方は北風がやや強いようですが、冷え込みは思ったほどはない（奥多摩比）。でも寒いのには変わりない。

きょうはとりたてて目的を考えず、下総の丘陵地帯をうろうろして、佐原、水郷、潮来はパスして、中盤に余裕があれば鹿島あたりをうろうろして、霞ケ浦の南側（未走でしたので）を走って土浦までと考えていました。

飛行機を見に来たわけではないというものの、ひっきりなしに飛んでいるのでつい「どっから来たのかな？」と見上げてしまいます。きょうは五万図だけ持ってきて適当に静かな道を走れればと思ってきたのですが、新しい道も多く、迷ってしまいます。そんなとき、飛行機は大雑把に言えば北の方向に飛ぶ（降りる）ので目安にもなります。あれ？南のほうに向かってるかな？と地図を見ますが、すでに現在地を誤って認識していたらしく、南に向かっては修正を繰り返して多古に出てしまいました。もうちょっと北の丘陵に（ゴルフ場を避けつつ）行くつもりだったのですが。まあいいや。きょうはもうテキトーです。

多古でもニュータウンに戸惑い迷走しつつようやっと北側へ（写真は多古の旧郵便局）。空港からちょっと移動しただけで10:00過ぎていました。

やっとこすっとこ現在地を把握したつもりが１本西側に入っていたらしく、目印にしていた両総用水は現れずまた迷走、まあいいやの繰り返し。。。きょうは後半は鹿島臨海の工業地帯に出て鹿島神宮、霞ケ浦と最近の私にしては欲張りなコースを考えてましたが、早々と工業地帯と神宮は次回ということにして、点在する集落、畑、ゆるやかなアップダウンをのんびり流しつつじぐざぐと東へ東へ。

府馬の大クス（実際はクスノキではなくタブノキなんだそうで）、貝塚（海から離れているし標高も40mほどありました）を通過。

利根川に出ました（13:30）。この時点で鹿島は省略決定。河川敷を移動して霞ヶ浦に向かうことにしました。空の大きな河川敷、久しぶりなので新鮮です。

利根川橋で対岸へ。利根川橋に自転車歩行者専用道があるのは知りませんでした。

あちこちに水路があります。湿地帯の開拓は大変な事業だったと思うものの、農業やこのあたりの歴史を知らない私には具体的にどんなふうに大変だったのか、どんな経緯（利根川って動かしてるんですよね？）があったのか、こうして走っていてもよくわからない。

霞ヶ浦着（稲敷）15：20。久しぶりにナイトランになりそうです。

南岸を土浦駅に向かいました。

夕日バッチリとはいかなかったけど、霞ケ浦の冬の夕暮れを楽しみました。昼間は自転車も多かったのかもしれませんが、この時間はほとんど見かけません。土浦駅には６時ごろに到着しました。

今日のコース（前半は不正確です）

年明けのツーリングの予定もありきょうは100kmは走っておきたかったのでその点はよかった。事前調査薄く迷走が多かったのはご愛敬。平地なのでもうちょっと走りたかったけど、冬の下総と霞ヶ浦を地味ですが楽しめました。来週の週末はたぶん走り納めかなあ・・・今年もあっという間である。