窪川から桂浜2020/1/14(久礼 須崎 黒潮ライン)
中村駅7時過ぎ発のくろしお鉄道で窪川駅に移動しました。
日程の都合もありますが、平行移動だとどうしても国道56号走りが多くなって面白くないし、R439やほか県道を使って内陸へ迂回するのもやや無理があるというかとってつけた感じだし、海ぞいに目を向けても足摺岬は行ったことがあります。岬の類はだいたい一度行けば十分というのが自分の感覚です。もし後年お遍路さん旅でもするなら否が応でも足摺岬付近は立ち寄るでしょうし。
ということで輪行ワープでオーソドックスに窪川から海ぞいを東に走ることにしました。
といっても窪川は標高200ほどあるようで、海までは離れています。県道325(上ノ加江窪川線)、集落からはとたんに細道でジャングルっぽい感じになります。トンネルから先は道間違えたんかな?と思うほど、クネクネ細い道がえんえんと続きました。
やがて上ノ加江の漁港に出ました。漁港のコーヒータイムはなぜかほっとします。
久礼の町に出てレトロな大正町市場へ
定番のようではありますが、かつおたたき丼をいただきました。今回はいつもの旅と違ってグルメも楽しめてうれしいです。このあたりは大正時代に大火に遭い、大正天皇の資金援助で再建。町の名前も大正町に変えたのだとか。大正天皇に当事者能力があったのかどうかは疑問で、周囲にいわれるがままだったのだろうとは思いますが・・・
今日は当地としては気温が低いようで、寒いでしょうと話しかけられたりしたが、寒さはあまり感じなかった。昨日の北西の風のほうがずっときつかった。午後からは雨予報でこのあたりでぽつりぽつり落ちてきていました。
須崎までは海ぞいの道が通行止めで国道を通りましたが、思ったより車は少なく快適でした。
須崎は鍋やきラーメン店がいくつかありましたが、かつおたたき丼が効いていてラーメンまではこなせず。昼の食べ過ぎはキツイし。
須崎からは23号(須崎仁ノ線)、47号(横浪公園線)で横浪公園線(通称横浪黒潮ラインというらしい)は海を見下ろしながら豪快に走る道です。
曇天だったので海と空のさかいははっきりしないけれど、太平洋の大きさを存分に感じました。急降下して宇佐大橋を渡るとあとは桂浜を目指すのみですが、車が多くなってきたのと雨がどうやらだんだん本気になりそうです。
避難タワー。役立つといいのだけど、どうなんだろう?同じように海の近くに住むものとして身につまされます。あの震災から今年で9年。その後もいろいろな災害があって、あのときは生涯忘れないだろうと思ったはずなのに、だんだんと記憶が薄れつつある事に愕然とすることも増えてきました。
本降りになってきた。上下武装して宿に向かいました。
最後の宿は国民宿舎桂浜荘。大海原の見える部屋でぜいたくさせてもらいました。
高知県高岡郡四万十町琴平町15 ~ 高知市浦戸
距離92.6km
獲得標高上り:1027m
« 御荘から宿毛2020/1/13(外泊 高茂岬周回 深浦 )+雑感 | トップページ | 四国 最終日2020/1/15(桂浜-高知空港) »
「四国」カテゴリの記事
- お遍路自転車旅(自転車最終日) 阿波編 12/20(おまけ 高野山)&年末のご挨拶(2024.12.31)
- お遍路自転車旅 4日目 讃岐編 88ヶ所結願(お礼参りで阿波も) 12/19(2024.12.28)
- お遍路自転車旅 3日目 讃岐編(高松から長尾) 12/18(2024.12.27)
- お遍路自転車旅讃岐編2日目 12/17(宇多津から高松)(2024.12.26)
- お遍路自転車旅 讃岐編 (丸亀周辺)12/16(2024.12.25)
« 御荘から宿毛2020/1/13(外泊 高茂岬周回 深浦 )+雑感 | トップページ | 四国 最終日2020/1/15(桂浜-高知空港) »
コメント