八郷ポタ
土曜日、ひさびさの輪行。
もちろん人の少ない朝一番輪行です。電車で寝ることは少ないですが、久々の3時半起きとあってこの日は珍しくうとうとしちゃいました。
出発は石岡駅。週末切符で土浦出発にすることが多いのですが、マンネリ打破しないと。それに土浦駅は自転車的俗化も進んでいる・・・・・我ながら自転車人はへそ曲がりでやだね(笑)
本日の主眼は八郷の細道を延々と乗り続けることです。前回だったか、茅葺屋根巡りをしましたが、時間がおして新しいバイパスの類にも頼ったので今回はひたすら細道を辿ることにしました。石岡、真壁の5万図とツーリングマップルのコピーを使ってのアドリブです。当初筑波山から加波山の稜線に行こうかなと考えてましたが、左すねの痛みが少々残っていたのと通行止めが2か所ほどあるようなのでやめておきました。
石岡駅から南へひとっ走り。五万図で茨城という地名を見つけ、まずは茨城という県名の由来を学習しました。
石岡駅付近に戻って北西に進路を取り、恋瀬川沿いの細道とサイクリング道を適宜組み合わせながら八郷へ向かいました。
茅葺屋根では住人の方が手入れ中でした。このあたり春に走るのは初めてで、やはり季節が違うと新鮮に映ります。ぽつりぽつりと猫が昼寝中・・・というかまだ朝だからまどろみ中?でした。
片野からは川又川、子桜川沿いの細道だかあぜ道だかを辿って月岡を巡ってどこかで適当に左折して青柳に行こうとしたのだけどなにぶん適当なもので、春だなあなどと感嘆しつつ方向感覚を誤りいつの間にか柿岡手前に出てしまい、フラワーパーク方面に戻るなど迷走。フラワーパークでおこわを買ってこびるとし、バジルときんつばをお土産に買いました。
上青柳はいつ来てもいい雰囲気で好きです。茅葺屋根の家は修繕中のようでした。台風の被害などもあるようです。集落の入り口には大きなU字溝がいくつかあって用水路の工事をするのでしょう。先年いった北海道でもあちらこちらで用水路の工事をしていました。ついでにいえば実家の裏の用水路も小川のような簡素な造りでしたが最近U字溝化されてどじょうがいなくなりました。素朴な風景がなくなっていくのはさびしいことではあります。
ここ数年の変化もありますが、簡素な道や昔の道しるべはあちらこちらにあるし、バイバスや拡幅が進んだとは言っても、多くの場所で細道の一筆書きでサイクリングが可能です。
青柳から小幡、吉生、上曾、小山田、鯨岡、村子と辿って佐久へ。大杉の裏でパンとおかしで大休止としました。眠くなったのでちょっと昼寝。
野田、瓦谷、柴間、山崎と辿り、さて、岩間から帰ろうかなといったところでしたが、南風は強いものの陽はまだ沈む気配がなかったので、土浦付近まで行こうと進路変更。
再び石岡を通り、朝寄った茨城を通過、高浜駅横を霞ヶ浦へ。霞ケ浦を回って土浦駅に行こうか迷ったけど、八郷の細道を辿ってから単調な霞ケ浦をゆくのもなんだかなあという気もしたので、神立駅まで適当に辿って帰ることにしました。土浦の5万図はなかったのですが、たまには地図なしでいくのもよかろうと迷走に迷走を重ねて5時ごろ神立駅に到着~ひさしぶりに朝から夕方までサイクリングしてどっと疲れたらしく常磐線では寝ていました。距離的には90kmも走っていないはずなのでこんなことじゃいかん!もっと走ろうと帰ってから思ったのでした。桜はまだだったけど、春の訪れを感じた1日でした。
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こんにちは。八郷は、明るい農村という感じでわたしも好きなところです。このあたりは猫が多くいるようですね。前に、八郷を起点に行方のほうに行きましたが、今度は北上して益子や烏山のほうに行こうかなと思っています。
投稿: ぱぱろう | 2020/03/29 10:43
ぱぱろうさん、こんにちは。恋瀬川沿いの部落では猫が点々と日向ぼっこをしてました。烏山といえば那珂川沿いもなかなかよかったです。益子は案外行ったことがないような。
投稿: とし | 2020/03/30 05:44