フェリーで金谷へ(南房総快走)
日曜日4:35出発。
6:20の第1便にて久里浜から金谷へ。東京湾フェリーは5月一杯まで減便となっていて、かなや丸だけが就航。しらはま丸はお休み?していました。定員30%までの制限がありましたが心配するまでもなく、乗客はごくわずかでした。乗船してからはデッキにて。もちろん寒くありません。
コロナ禍による自粛も解除に向けて前のめりになっているようで、来週からは混んだり、第2波の萌芽が生まれたりするかな。。。と考えて、この日に房総に行ってみることにしました。県内に倦んでしまった面もありますが、私的には房総は本ブログのカテゴリー分けに象徴される通り、県内同様ではあります。勝手な言い草なのは重々承知。
房総行は冬場が多くデッキは寒く、眠くなって早々に室内に入ってしまうのが常。デッキからひたすら洋上を眺めて過ごすのが新鮮です。
きょうはオーソドックスに南房総の海べりを回って、内陸に入って千枚田でも寄りながら金谷へ戻ろうと考えました。勝山では横道にそれたり、大房岬に立ち寄ったりしながら館山を過ぎて洲崎へ。さすがに車は少ない、この時点では。
洲崎の灯台は残念乍ら立ち入りができません。海産をならべているおばさんも外来者をバイキンを見るような目つきでした。海産物はバイキン向けの売り物のようですが(^^;自粛というより単なる排他。行き過ぎの異様な雰囲気を感じましたが、こうした分断もコロナ禍の実相の1つなのでしょう。
口直しに内陸へ。細道と迫る山、海がほのかに見える田んぼやお地蔵さん、みちをゆっくり歩くお年寄りにほっとします。すっかり夏色です。
思ったより雲は多かったけれど紫外線は強かったようで、日焼け止めを塗りなおしました。
海に出て野島崎を素通りして11:20ごろ私としては珍しくラーメン屋さんに立ち寄りました。どこにも立ち寄らないのがコロナサイクリングの心得とはいえ、人のシマにきて素通りというのも憚られる気がして。店に入ると両手を消毒、店内ではマスク、と対策ちゃんとしています。はまぐりラーメン、おいしゅうございました。店内には客がいなかった(まだ昼前ということもある)けれど、台風15号の復旧関連で平日には仕事のお客さんも多いようです。ブルーシートがかぶさった家、まだまだ多くありました。
南三原から県道に入り、酪農のさと方面へ。この県道は初めて(たぶん・・)でしたが、のどかな道でした。国道に出たところの酪農のさとはお休み。嶺岡中央林道の出入り口を過ぎて大山へ。嶺岡中央林道の通行状況は知らないのだけど、久しぶりに行ってみたくなった。
大山の千枚田は水が張って見事でした。この季節に来たのは確か11年前です。そういえば、そのときは酪農のさとでアイスクリームを食べた記憶があります。
この日の千枚田には午後2時という時間帯もあってか結構観光客がいました。
県道に出ると車が増えていました。保田の道の駅はやっていて、車で埋まっていましたし、金谷への道も渋滞気味でした。
15:20のフェリーで久里浜に戻りましたが、帰りはお客さんが多いように感じられました。(それでも100名程度だと思われます)
5時過ぎに帰着。狙い通り、今回は海ぞいもサイクリング環境としては快適でしたし、内陸はいつもの通りサイクリングに好適です。房総半島の内陸はたんぼの美しいこの時期がベストシーズンかも。素直に楽しかったと評するのはやめておきますが、充実した1日でした。
走ったルートをなぞろう、と最近使っているstravaを開くと、ルート作成が有料になっていました。月々500円+税かかるようです。もうちょっと標高差が緻密ならいいのですが、500円だとちょっと考えちゃいます。とはいえ、河川敷あたりもスイスイ引けるのでなかなかイイじゃないかと思い始めていたころだったのに・・・言語右翼の私としては、日本語環境を整備せず英語で操作させようとするridewithGPSは日常的に使う手段としては対象外。ルートハブも進捗していない。なので他のサービスがあればといったところですが、はてさて。
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